前回、ランスの提案で魔人ケッセルリンクの城に不幸な女達を大量に送りこみ始めました。まずはパステル・カラーら3人から送りこんで、その後ラング・バウからどんどん送りこみます。
魔人ケッセルリンクの城
ランスの作戦が実行された、魔人ケッセルリンクの城の様子は。
毎日メイド使徒達が森で、行き倒れた女の子たちを保護してきています。
しかもその女の子たちは魔人ケッセルリンクの保護条件に合っているそうです。
今日で保護した女の子は8人目だそうです。
結局全員保護して、ケッセルリンクの城で保護している為、城の中は保護した女の子がたくさんいます。
増え続けるケッセルリンクの保護対象
女の子たちをケッセルリンクの城でメイドとして保護しているので、用意する食事の量もどんどん増えていきます。
見習いメイドになった、新人メイド達の教育の手間もかかり管理する仕事の量がどんどん増えていきます。
いっそ見なかった事にして全て保護する事を辞めようとも言いますが。
魔人ケッセルリンクの教えに逆らうメイド使徒はいませんし、元々メイド使徒も同じような境遇でした。
で、この日は保護した女の子が358名増えました。さらに次の日は500名が助けを求めてきて日に日にメイドが増えていきます。
とうとう保護した女の子たちは2327名にまで増えました。
使徒エルシールが魔人ケッセルリンクに報告しています。さすがにここまで露骨な策だと、人類軍側の罠だと分かり、報告します。
多数のメイド達を保護したため、多数の物資と管理する手間で他に何も行動が起こせません。
保護した女の子を見捨てるように指摘され
どうするべきか魔人ケッセルリンクから問われて、使徒エルシールはこの城を放棄し、保護した彼女達を見捨てるべきだと言います。
ここで他のメイド使徒達はどうしているかと問われて、各々保護したメイド達を教育したり、衣食住を確保するように行動したりしていると答えます。
他のメイド達は、保護に反対する者はおらず、その点をケッセルリンクから指摘されます。
魔人ケッセルリンクは確かに保護した女の子たちは人間のスパイである事を認めます。だが、助けを求めてきた以上は見捨てないと断言します。
結局魔人ケッセルリンクに従い、最悪の未来を予見しつつ主人に忠義を尽くします。
まとめ
多数の不幸な女の子を送りこんで、ケッセルリンクの城に多数のスパイを送り込むランスの作戦ですが、魔人ケッセルリンクは罠を承知で保護し続けます。鬼畜ランスの作戦だけあって、さすが卑怯な作戦です。ケッセルリンクの方が紳士な分、正義のように見ます。
前回の記事です。
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