進撃の巨人 22巻には87話から第90話まで掲載されています。
前巻21巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
22巻の収録内容
© 諫山創 進撃の巨人 22巻より
87話 境界線
ジークは自分と祖父祖母の安全を得るために、両親グリシャとダイナをマーレに差し出します。マーレに掴まったグリシャは、ダイナと引き離され酷い拷問を受けて、エルディア復権派の事や、フクロウの正体について知っている事を全て自白させられます。
© 諫山創 進撃の巨人 22巻より
拷問を受けたうえで、グリシャはパラディ島送りとなり知性の無い「無垢の巨人」となって一生、パラディ島をさまようという終身刑を受けます。これから受ける終身刑の説明をしているマーレの男が昔、妹が殺された日にあった男であることをグリシャは思い出します。
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88話 進撃の巨人
妹を殺した男と、そして他の当局の兵士全員が巨人化した男に握りつぶされ、海に投げ入れられていく様子をグリシャは呆然としながら見つめています。そして巨人から元の二元の姿に戻った男、エレン・クルーガーは自分がフクロウであること、そしてエルディア復権派を組織した経緯を話し始めます。
© 諫山創 進撃の巨人 22巻より
グリシャは妻ダイナを見殺しにしたエレン・クルーガーを責め胸倉を掴みますが、エレン・クルーガーは膝をついて倒れそうになります。よく見るとエレン・クルーガーは体調も悪そうで顔色も優れず、鼻血も出ています。エレン・クルーガーは自分の過去を話し始め、過去ユミルの民を何千人も巨人にしてきたと告白します。
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89話 会議
エレン・クルーガーの記憶が蘇り、父親がマーレから壁の中に来た経緯や「九つの巨人」の一つ、自分が受け継いだ巨人が「進撃の巨人」であることを知ります。エレンはつい「進撃の巨人」の名前を一人呟きますが、そこにリヴァイ、ハンジが来てハンジがエレンの呟きを徹底的にイジります。エレンはハンジにキレますが、リヴァイから地下牢から出るように言われます。
© 諫山創 進撃の巨人 22巻より
地下牢から出れたエレンは、女王ヒストリアやザックレー総統、憲兵団などがいる会議の場で、今まで分かった事実を説明し、今後の兵政権の方針を話し合います。
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90話 壁の向こう側へ
この世界の真実や壁の外の世界、巨人の正体など、今まで分かった事実を兵政権は一般市民に隠すことなく公表します。一般市民はこの事実を受け入れる者、笑い飛ばす物、陰謀論を結び付けて兵政権に異を唱える者など様々で市民は混乱状態です。
© 諫山創 進撃の巨人 22巻より
後日、調査兵団の生き残りは女王ヒストリアから勲章をもらうことになります。しかしフロックを含めて、エルヴィン団長でなくアルミンが生き残ったことなど、調査兵団の生き残りは必ずしも全員から受け入れられていません。
© 諫山創 進撃の巨人 22巻より
おまけ 進撃のスクールカースト – 急展開!
予告です。次巻よりおまけマンガ、進撃のスクールカーストが急展開をむかえるようです。スクールカースト下位のアルミンがジャンに絡まれますが、エレンがジャンを撃退することでアルミンやミカサから好かれるようになります。
© 諫山創 進撃の巨人 22巻より
まとめ
シガンシナ区にあるエレンの家の地下室から、グリシャがのこした三冊の手記と「写真」を回収して、帰還することに成功します。様々な事実を知った兵政権はその事実を一般市民に公表します。そして1年後、巨人の駆逐をほぼ完了したと判断した調査兵団は壁外調査を行い、エレン達はとうとう「海」に到達します。皆初めての「海」に興奮しますが、エレンだけは海の向こう側にも敵がいることを知り、複雑な思いを抱きます。
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23巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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