【ネタバレ】葬送のフリーレン 第33話「フォル爺」の感想

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週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第33話のネタバレ、感想です。

 

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記憶を未来へ連れて行く

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 33話より

フリーレンの長寿友達

勇者ヒンメルの死から29年後、北側諸国、クラー地方にフリーレン達は寄り道をしています。フリーレンの長寿友達、フォル爺というドワーフに会いに来ています。フリーレンはゆっくり話がしたいと、10年くらい滞在しちゃおうかしら…、と冗談を言い、一週間だけですよ、とフェルンから釘をさされます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 33話より

 

そしてフリーレンはフォル爺と再会しますが、歴戦の老戦士って感じで格好良いでしょ、とフリーレンは言いますが、シュタルクからは、よぼよぼじゃねーか…、と言われてしまいます。しかしシュタルクが油断していると剣で足を払われ、シュタルクは倒されてしまいます。立てんだろう、熟達した戦士でも防御を意識できなければ簡単に致命傷を負う、儂が剣を抜いていたら足を失っていたぞ、とシュタルクはフォル爺から注意されます。フリーレンは、相変わらず卑怯な戦法だね、とフォル爺に皮肉を言いますが、フォル爺は気にせずフリーレンを歓迎します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 33話より

 

その後、フリーレン達は村で宿を取り滞在するための仕事を紹介してもらいます。小さな村で依頼を引き受けてくれる人がいなかったようで、村人からは助かったよ、と礼を言われます。村人はフォル爺さんの事を、耄碌した爺さんだ、普段は会話すらままならない、昔から村を魔物や魔族から守ってもらっているが、その理由もわからない、守り神みたいなもんさ、と教えてくれます。フリーレンと楽しそうに会話するフォル爺さんを見てフェルンは、ずっと孤独だったんですね、とフォル爺さんを思いやります。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 33話より

フォル爺さんとの出会い

村について一週間、シュタルクはフォル爺さんに稽古をつけてもらいながら、フリーレンはフォル爺さんと話を楽しんでいました。フリーレンは、今ではとても感謝しているんだよ、フォル爺は私がヒンメル達を知る機会をくれたから、とフォル爺さんに言います。そして、ヒンメル達と魔王を倒す旅をしていた頃、フォル爺さんと会った時の事をフリーレンは思い出します。ヒンメルはフォル爺さんに、なんでこの村を守ってるんだ?と質問しますが、昔の話だ、どうでもいいだろうそんなことは、とフォル爺さんはあいまいに答えます。ヒンメルが、人はどうでもいいことに命は懸けない、と言うと、儂は妻の愛した村を守っているだけだ、とフォル爺さんは理由を少し話します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 33話より

 

フォル爺さんの妻は人間だったようですが、詳しく話すつもりはないと言い、どうせあの女性の、顔も声も眼差しも伝わらん、これは儂だけの思い出だ、と話します。フォル爺さんは死者との約束を守っている自分を滑稽だと言いますが、約束を守ってくれている事を嬉しく思っているはずだ、とヒンメルはフォル爺さんに言います。その言葉を聞き、いい勇者だ、きっと魔王を打ち倒すだろう、とフォル爺さんはヒンメルを称賛し、ヒンメルという偉大な勇者の記憶も儂が未来に連れて行ってやろう、と言います。しかし、ヒンメルはフォル爺さんの申し出を断り、フリーレンが僕達の記憶を未来に連れて行ってくれる、と言います。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 33話より

 

フリーレンは、別にいいけど、と言い、フォル爺さんは、そうか、仲間に恵まれたな、とつぶやきます。ヒンメルは後で僕が編み出したイケメンポーズ集を見せないとな、と言いますが、フリーレンは、やっぱり覚えるのやめようかな…、とやる気をなくします。場面は現在に戻り、フリーレンは、でもやっぱりイケメンポーズ集はいらなかったかな、記憶の無駄遣いだ、とつぶやきます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 33話より

 

その勇者の顔は覚えているか?と、フォル爺さんから聞かれたフリーレンは、当たり前でしょ、と答えます。声は?と、聞かれると、私を馬鹿にしないでしょ、全部覚えている、ヒンメルは私が人間を知ろうとした切っ掛けだよ、フォル爺さんが村を守ろうと思った切っ掛けと同じで、大切なことだ、とフリーレンは強く口調で答えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 33話より

 

切っ掛けという言葉にフォル爺さんは、儂はもう思い出せない、顔も声も眼差しも、それでも儂は大切な何かのためにこの村を守っている、と妻の事を思い出せないと告白します。それを聞いたフリーレンは、……フォル爺は冗談が上手いね、と微笑みながら返事をします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 33話より

 

フリーレンはフォル爺さんに、魂の眠る地(オルオール)を目指している事、それは魔王城のあるエンデである事を伝えます。するとフォル爺さんは、そうか、ついに魔王を倒しに行くのか、平和な時代が訪れるといいな、とフリーレンに言います。フリーレンは、フォル爺、魔王はもう…、と途中まで言いかけます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 33話より

 

しかしフリーレンは少し笑った後、フォル爺の記憶も私が未来に連れて行ってあげるからね、と言い、それも悪くはないな、とフォル爺さんは答えます。人生の最後にお前に会えてよかった、とフォル爺さんが言うと、それ80年前にも同じこと言ってたよ、とフリーレンはツッコみます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 33話より

 

翌朝、フリーレン達は村を出発しようと、フォル爺さんに元気で、と声を掛けます。すると、妻の夢を見た、お前と昔話をしたお陰かもしれんな、とフォル爺さんはフリーレンに話します。そして、フリーレンは村を後にします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 33話より

まとめ

フリーレン達はフォル爺さんという、ドワーフの老戦士に会いに行きます。フリーレンの長寿友達ですが、ドワーフの寿命は300年くらいで400年近く村を守ってきたらしいので、ドワーフから見てもかなりのお年寄りです。80年前、ヒンメルと話した時は妻の顔や声を覚えていたようですが、年のせいか今回フリーレンが訪ねてきた時はもう思い出せなくなっていたようです。しかし、フリーレンと昔話をした事で妻の記憶を思い出せたようで、フォル爺さんにとっては村を守り始めた切っ掛けを思い出せて良かったです。

 

次回、ザインの親友の足取りが掴めます。

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最新刊、葬送のフリーレン 3巻です。

 

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