ジャンプSQ 2020年5月号に掲載されているワールドトリガー 195話のあらすじと感想です。
前回の記事はこちらです。玉狛第2の三雲と空閑が、二宮隊に対して同時に攻撃します。
玉狛第2 vs 二宮隊、決着
二宮隊の狙い
米屋は二宮への狙撃が素のライトニングかアイビスなら、1人落とせていた、やはり雨取は人を撃てないのか?と言います。しかし、三輪は指示を出していたのは三雲だ、雨取に「撃たせる」覚悟が三雲に足りなかった、と言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 195話より
犬飼と辻の二人に狙われている雨取に対して、三雲は鉛弾(レッドバレット)で身を守り、犬飼と辻のどっちか1人でも動きを止めるように言います。そして三雲と空閑は二宮に対して2対1の状況を作れました。解説席の小南は三雲が二宮をちょっとでも崩せれば、その隙をついて空閑が勝つと断言します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 195話より
二宮が空閑を両攻撃(フルアタック)で攻撃しようとしているのを見て、三雲は陰から二宮を攻撃しようとタイミングを伺っています。その時、雨取に向かっていた辻が反転して、三雲の方へ移動し始めます。二宮隊の狙いは、雨取ではなく2対1で二宮の隙を伺っている三雲でした。前回、三雲は二宮隊の脅威にならないと言っていた二宮に対して空閑が、つまんないウソつくね、と言っていたのは、二宮が最初から三雲狙いだったということでしょう。
© 葦原大介 ワールドトリガー 195話より
雨取の狙撃
しかし、三雲狙いも読んでいたのか雨取は三雲を攻撃しようとしている辻を狙撃します。狙撃の光を見た犬飼が、すぐに辻に連絡し辻は鉛弾(レッドバレット)の狙撃を防ごうとします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 195話より
しかし、雨取の狙撃は鉛弾(レッドバレット)ではなく通常弾で、辻を直撃し緊急脱出(ベイルアウト)させることに成功します。辻が狙撃された事を気にして、二宮は辻の方に注意を払いますが、その隙を狙って三雲は二宮に対して攻撃します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 195話より
二宮は両攻撃(フルアタック)で攻撃しようとしていたので、ガード出来ないと三雲は読んでいましたが、二宮は三雲の攻撃を読んでいて移動する事で三雲の攻撃を避けます。解説席の王子は三雲に弾を散らして撃てるくらいの、射手としての経験があれば…、と残念に思います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 195話より
誰もが三雲の攻撃が外れたと思いましたが、烏丸と三雲だけは、…勝った、と勝ちを確信します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 195話より
追尾弾(ハウンド)での攻撃
三雲が撃った弾は急に二宮の方に曲がり、二宮の体を撃ち抜きます。三雲が撃ったのは、通常弾ではなく追尾弾(ハウンド)でした。
© 葦原大介 ワールドトリガー 195話より
撃ち抜かれた二宮は最初、三雲が追尾弾(ハウンド)を隠していたのかと疑いますが、最初に攻撃した時は追尾性能を切った追尾弾(ハウンド)で、最初から追尾弾(ハウンド)を使っていました。トリオンの少なさを逆手にとって、通常弾から追尾弾(ハウンド)に切り替えることはしないだろうと、二宮隊に思わせていた三雲の作戦のようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 195話より
なおも諦めない二宮は、空閑だけでも落とそうと攻撃しますが、空閑はガードしつつ二宮の攻撃を避けて、二宮のトリオン供給機関を破損させ、二宮を緊急脱出(ベイルアウト)させます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 195話より
雨取の狙撃ポイントまで来た犬飼は、雨取に対してナイスキルと雨取の辻への狙撃を称賛します。雨取は素直に、あっはい…、ありがとうございます…、とお礼を言いますが、その後犬飼に緊急脱出(ベイルアウト)させられます。しかし、この先試合がどう転んでも、今期の最終順位は変わらないっぽいですけど、と犬飼は二宮に最後までやるか連絡します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 195話より
最終戦、試合終了
二宮は、犬飼に撤退を指示し、犬飼は自発的に緊急脱出(ベイルアウト)します。試合終了となり、解説席の小南が玉狛第2の勝利に大喜びです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 195話より
B級ランク戦 ROUND8、上位・夜の部は試合終了となり、勝ち点6点を獲得した玉狛第2の勝利で終わります。倒れ込んだ状態の空閑も、勝利にガッツポーズをしています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 195話より
まとめ
B級ランク戦 ROUND8、最終戦も決着がつき試合終了となりました。三雲は二宮隊の脅威にならないと二宮は言っていましたが、二宮隊はしっかり三雲狙いで辻は三雲を攻撃しようと反転します。しかし、その狙いも読んでいたようで雨取がとうとう辻を通常弾で撃って、緊急脱出(ベイルアウト)に追い込み見事得点を獲得します。
そして三雲も、最初に追尾性能を切った追尾弾(ハウンド)で攻撃する事で、二宮に追尾弾(ハウンド)を使っている事を知られないようにして、無事二宮を攻撃し空閑がトドメをさして二宮も緊急脱出(ベイルアウト)させました。
164話で三雲が、新しいトリガーを追加した方がいいかもな…、と言っていましたが、ギリギリの構成で追尾弾(ハウンド)を入れたようですね。何か、代わりに入れていたトリガーを抜いたのでしょうか。コメントで指摘ありますが、通常弾(アステロイド)撃っていないから、通常弾(アステロイド)を抜いたようですね。
© 葦原大介 ワールドトリガー 164話より
最後は犬飼が自発的に緊急脱出(ベイルアウト)して、ROUND8は試合終了となり玉狛第2は単独2位が確定となりました。
玉狛第2は得点4点だけなく、生存点2点も獲得していてさすがです。得点4点の内訳は、
・生駒隊・生駒(ヒュースが得点)
・弓場隊・帯島(空閑が得点)
・二宮隊・辻(雨取が得点)
・二宮隊・二宮(三雲と空閑の二人、三雲が追い込んで空閑でトドメ)
のはずです。間違っていたら、ごめんなさい。
次回、玉狛第2が勝利した最終戦を振り返ります。
最新刊21巻を購入される方は、こちらから。
コメント
> 何か、代わりに入れていたトリガーを抜いたのでしょうか
通常弾(アステロイド)を抜いて代わりに追尾弾(ハウンド)を入れたんでしょ
追尾性能を切ったのは、通常弾に見せかけるためだったんだし
やはり通常弾(アステロイド)を抜いた、が可能性として高そうですね。
トリオンの少なさを逆手にってのは、トリオンが少なくてアステロイドでもそもそも威力が弱いから、ハウンドに入れ替えてても弾の威力からは追尾無しのハウンド使ってることがバレないってことだからな?
そっちの可能性もあるのかな、次の話辺りで何か追加の説明があるのかな…。
勝って良かったですね
勝ったのも良かったですし、勝ち方もヒュースで勝つのでなく、三雲の作戦勝ちってところが良いです。
かなり前(焼肉食べてた頃)から伏線があったというのも面白くて、最終戦はすごく良かったです。