ジャンプSQ 2022年4月号に掲載されているワールドトリガー 220話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。特別課題その2の採点が始まります。
目次
二日目までの総合順位は?
諏訪7番隊は最下位脱出
二日目の総合順位が届き、諏訪7番隊は3,117ptで最下位脱出です。10位で最下位から1つ上がっただけですが、6位までは3,100pt台でダンゴ状態なので充分遅れは取り戻せています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 220話より
そして二日目だけの順位を見ると、4位で二日目だけなら上位に入っています。諏訪の所にスコア表が来ていて、三雲と宇井の共通課題の得点が良かったのが貢献しているようです。三雲と宇井はメモ帳作戦で、共通課題を『仕事時間』以外でも取り組んだのが大きかったようです。しかし、水上9番隊は二日目は2,412ptで2位に760点差つけての断トツの一位です。水上9番隊は戦闘シミュを村上が一人でやっているので、他のメンバーは課題に時間を割けて得点もよいようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 220話より
一方、香取は自分のチームメイトのいる北添4番隊と若村7番隊が二日目の順位が10位と11位なのが気になるようで、ため息をついています。特に総合順位でも最下位の若村11番隊の方を気にしているようです。諏訪からムスッとしているとツッコまれると、香取は戦闘シミュの得点配分に話題を変えます。戦闘シミュの得点配分が明日は倍に、明後日はさらに倍になるようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 220話より
戦闘シミュが今日と同じ感じだと明日以降がやばいんじゃないの?と、香取が気にすると、諏訪は戦闘シミュの順位表をチェックします。諏訪7番隊は10位で下から2番目ですが、ここでも村上9番隊は7勝0敗3分けで1位です。
© 葦原大介 ワールドトリガー 220話より
また戦闘シミュの順位表だけでなく、対戦相手のユニットデータも見ることが出来ます。ところどころ隠されていますが、戦闘シミュが進む毎にオープンしていくようです。三雲は水上9番隊が戦闘シミュ以外でも、得点をずっと取っている所に気になるようです。戦闘シミュであれだけ力を入れたうえで、さらに他の課題にも時間を回すことが可能なのか、と三雲が言うと、何かズルい裏技使っているとか?と、香取がつぶやきます。
裏技という表現に三雲が引っ掛かりますが、諏訪には思い当たる節が無いわけではないようです。しかしその話は明日にするということで二日目は終了となり、諏訪7番隊は夕ご飯の準備に取り掛かります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 220話より
村上10番隊は氷見の意見を採用
場面は変わり、村上10番隊もスコア票を確認しています。及第点は取れていて十分という雰囲気ですが、氷見が手をあげて意見を言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 220話より
氷見は明日、同じような特別課題が来た場合どうするのか、今決めた方がいい、と意見を言うと、村上にだけ『氷見の意見は?』……って訊いてください、と話しかけます。村上がその通り氷見に聞くと、特別課題は蔵内がやるべきだと思うと言います。そして、蔵内のユニットは熊谷が操作すればいい、蔵内は足が速くて合成弾持ちだから、那須と似た感じで動かせるはず、と熊谷に言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 220話より
熊谷単体で動かすより、普段のチーム戦術をイメージしやすいと氷見がさらに言うと、熊谷も氷見の意見に納得します。村上が、なるほど……、とつぶやいていると、大丈夫そうなら『それで行こう』って言ってください、と氷見は村上だけに話しかけると、村上が明日はそれで行こうと言い、特別課題の方針が決定します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 220話より
歌川1番隊、明日も巴が特別課題を担当
歌川1番隊の空閑と漆間は、夕ご飯の焼き飯を作っています。漆間は戦闘シミュの後半が上手くいかなかったことを悔やんでいますが、空閑は後半のチームは強いところが多かったから仕方ないと言います。若村11番隊もかぁ?と、漆間は納得いかない感じで言いますが、空閑はヒュースに動きを読まれていたっぽい、と言います。あとは後半、巴が抜けたのも関係あるかもと空閑が言うと、あいつ意外とキーマンかもな、と漆間も同意します。その巴ですが、特別課題が1日目より得点が落ちている事を謝りますが、歌川は79点なら全然 大丈夫だと答え、異性が苦手な志岐も、がんばったよ……ね……、と巴をぎこちない感じながらフォローします。そして、明日も特別課題と戦闘シミュがかぶったら、虎太郎に頼んでいいか?と、歌川は言うと、……はい!次はもっとがんばります!と、巴も特別課題を引き受けます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 220話より
王子2番隊は辻が生駒にまじめにやるよう注意
場面は王子2番隊に変わりますが、辻が生駒に戦闘シミュをもうちょっとまじめにやるように注意しています。このチームの戦績が仁礼や帯島の評価にも繋がるんですよ?と、辻はまじめに意見しますが、辻ちゃんってツッコミの才能あるよな、と生駒は的外れな返事をし、辻は頭を抱えてしまいます。その様子を見て仁礼が、まじめにやってもあんま変わんねーよ、いこまは、と冷静にツッコみますが、仁礼の意見に生駒はショックを受けます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 220話より
しかし辻が、生駒はもっとできる人だと思う……、と言うと、生駒はショックからすぐに立ち直ります。帯島が王子にどう考えてるんですか?と、意見を聞くと、おもしろさ優先でこのチームを組んだから、現状には十分満足していると言います。試験の全部でいい点を取る必要はないと思う、上層部もそう思っているはずだし、と王子は言い、例として遠征部隊常連の太刀川がこの試験に参加したとしても、優秀な成績を取ってるイメージは湧かない、と王子は皆に話します。この意見には審査をしてるA級の小南、烏丸、三輪も同意します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 220話より
王子は、皆も自分の得意分野で力を発揮してくれれば大丈夫だと思う、と言いますが、戦闘シミュはもうちょっと どうにかしないとまずいですよ、と辻は言うとため息を漏らします。王子が特別課題を抜けてから戦闘シミュは1勝もできなかったようですが、その辺りは王子も色々と考えているようで、焦らずいこうと辻に言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 220話より
古寺6番隊、木虎は特別課題の得点が気になり…
古寺6番隊は、木虎の特別課題の解答を古寺がチェックしています。特別課題の得点は82点で奥寺は上々だと言いますが、木虎としては90点は固いイメージだったようで、どこか直すところが無いかを気にしているようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 220話より
すると奥寺は東に訊いてみようと提案します。他所のチームの人に迷惑かけるのは……、と木虎は気にしますが、奥寺はこの時間なら暇してると言います。木虎が真剣に訊けば、絶対に応えてくれるさ、と奥寺は自信を持って言いますが、その東のいる二宮8番隊では絵馬が頭を抱えています。絵馬が担当した特別課題に関する事で頭を抱えているのでしょうか?
© 葦原大介 ワールドトリガー 220話より
まとめ
各チーム、二日目の順位をチェックすると共に、三日目の対策を立てています。どこも特別課題を中心に、同対策するかを考えているようです。
二日目の分の順位表を見ると、水上9番隊が2,412ptと2位に760点差をつけて他チームを引き離しています。諏訪7番隊では三雲が、水上9番隊が戦闘シミュに力を入れたうえで、他の課題でも得点を取っている所を気にしています。水上9番隊がこれだけ断トツの一位だといやでも目立ちますし、諏訪も何か掴んだようなので、水上がやっている事にそろそろ気付くかもしれません。
次回、特別課題の点数に納得できない絵馬は、モニターを見ながら何が悪いのか悩みます。
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