ジャンプSQ 2022年12月号に掲載されているワールドトリガー 228話のネタバレ、感想です。ジャンプSQ 2022年12月号は一挙、2話掲載です。
前回の記事はこちらです。古寺6番隊と諏訪7番隊はネタ共有を行い、三雲は自分の考えが正しいか、古寺に尋ねます。
水上は戦闘シミュの事を正直に明かすこと…
照屋は納得できず、抗議
水上は戦闘シミュを閉鎖環境試験2日目、3日目にこっそりやっていたことを話し、さらに操作するユニットが増えすぎて1人じゃ手が足りないので、今日は皆でやろうと思います、と正直に話します。荒船は何かをやっていたのを分かっていたので、そこまで驚いていませんが、今と樫尾は少し驚き、照屋はかなりびっくりして口が暫く開きっぱなしになっています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 228話より
それでも樫尾は王子隊でなれているのか、ルールの確認からでしょうか?と、戦闘シミュに取り組もうとし、荒船もソフトのダウンロードからだな、と指示しますが、照屋は納得できずに、色々おかしいと言い、戦闘シミュに取り組む気になりません。
© 葦原大介 ワールドトリガー 228話より
さらに照屋は水上から納得できないかと聞かれ、当たり前じゃないですが、ちゃんと説明してください、と机を叩いて怒ります。この様子を見ていたモニタールームの真木は照屋にマイナス1の評価をつけます。チームに新しい仕事が降って湧いた状況で、とにかく時間が惜しい時に、動こうとしているチームを止めるのはNGという真希の考えです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 228話より
水上の釈明
照屋から説明してください、と言われ、水上は戦闘シミュを黙っていた理由を説明します。最初に説明したとおり、水上はこのチームの強みは頭の良さだと思っていて、その為、初日は戦闘シミュの存在は伏せて、共通課題と分担課題に全力集中してもらっていました。
© 葦原大介 ワールドトリガー 228話より
二日目になり、戦闘シミュの詳しいルールを貰った時、水上は1人でやった方が有利だと考え、また水上が一人でやればその間みんなの課題が進むので、水上としてはやらない理由がなかったと説明します。
これにはモニタールームのA級隊員からも、理屈は通って聞こえると意見が出ますが、照屋は納得出来なさそう等、色々と意見が出ます。水上の理由を聞き、照屋ははじめから説明してくれればよかったじゃないですか!なんで黙って進めちゃうんですか!?と、言い、やはり納得は出来なさそうです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 228話より
すると、水上は『話し合い』にしたくなかったのだと言い、話し合いになれば照屋は納得せず、水上1人が担当することに反対の意見が出て、結局8割くらいの確率で安定を取って全員でやりましょう、となったと思うと水上は自分の予想を言います。それは9番隊の強みを殺すことで、『話し合い』で時間を使ったうえでスコアを落とす事は、正直避けたかった、と水上は照屋達に話します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 228話より
今は、水上が遠征を目指しているのか質問し、水上が遠征を目指していないと分かると、そこまで高得点にこだわる理由を質問します。すると、水上はスコア意外に俺から渡せるもんが無いからやな、と理由を話します。最初から決まっていた今以外の三人は、水上が選んでチームに入れたわけだから、選んだ側の責任として何かしら得して帰ってもらわなあかんやろ、と水上は話します。取れる所でハイスコアを狙うのは、水上の中では絶対条件だったようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 228話より
それでも照屋は納得できず、結局今になってしわ寄せがきていると言い、こんなややこしそうな課題を、いきなり「はい」って渡されて!まともな結果が出せるわけないでしょう!?と、照屋は水上に怒ります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 228話より
しかし、水上はこのメンツならいけるやろ、それができるメンツを集めたつもりやで?と、照屋に言います。そして水上は、俺の釈明はこれで全部やな、と言い、……他になんか要望があれば聞くけど?と、照屋に質問します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 228話より
それを聞き、照屋は『頼む』……って言ってください、と顔を真っ赤にして水上に言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 228話より
自分がめんどくさいことを言っている、という自覚は照屋にもあるようで、頼まれなくても100%全力でやる、と照屋は言います。しかし、それでも『頼む』と言われた方が、照屋は燃えるようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 228話より
それを聞いて、モニタールームのA級隊員の評価一気に上がっていきます。そして、水上は改めて9番隊のメンバー全員に、みんな『頼む』で、と言い、了解です!と、全員が返事をします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 228話より
三雲が共通課題で思いついた事とは?
一方、諏訪7番隊の三雲は共通課題で一つ、思いついたことがあるようで、諏訪にその話をしようとします。しかし、ルール的に有りか、無しか、が三雲には分からないようで、迷っている様子を見せます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 228話より
まとめ
とうとう水上が9番隊のメンバー全員に、戦闘シミュの存在を隠していた事を明かします。やはり、予想通り照屋の反発は激しく、照屋は水上に、ちゃんと説明してください!と、迫ります。水上は、ここできちんと自分が戦闘シミュを伏せていた理由を話すことで、結果的に照屋にも納得してもらい、照屋に対するモニタールームのA級隊員からの評価も一気に急上昇します。まあ、照屋本人が言っている通り、支え甲斐がありそうな人物や、自分を頼ってくる人物の方が照屋的に好みなのでしょう。
そして諏訪7番隊の方ですが、戦闘シミュだけでなく三雲は共通課題でも何か思いついたようです。ルール的に有りか、無しか、微妙みたいですが、どんな内容でしょうか?
ジャンプSQ 2023年1月特大号に掲載予定だったワールドトリガー 229話ですが、葦原先生 体調不良のため休載となりました。
次回、三雲は共通課題の『映像問題』に、カメラを使うアイデアを提案します。
最新刊25巻を購入される方は、こちらから。
発売中のコミック25巻のネタバレ、感想も書いています。
コメント