【ネタバレ】ワールドトリガー 257話「遠征選抜試験㊽」あらすじ、ネタバレ

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ジャンプSQ 2025年10月号に掲載されているワールドトリガー 257話のネタバレ、感想です。

 

前回の記事はこちらです。第2試験の長時間戦闘試験のルール説明が、A級部隊と臨時部隊に同時に行われます。

【ネタバレ】ワールドトリガー 256話「遠征選抜試験㊼」あらすじ、ネタバレ
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長時間戦闘試験に向けて、各チーム準備を行う

補充要員を嫌がる諏訪

補充要員の面々の名前を聞き、諏訪はめんどくさい事になったと露骨に嫌がります。風間と雷蔵の組み合わせだと、勝ったら無限に調子に乗ってしまうようで、諏訪はその辺りも嫌がります。三雲は補充要員が戦闘員として戦えるのか、最近ボーダーに入ったのでほとんど知らないので諏訪に聞きます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

エンジニアでも戦えるのはやはり少数のようですが、雷蔵は戦闘員からの転属組なので強いようです。また、香取からクローニンは同じ玉狛なのになんで知らないの?と、三雲にツッコみが入りますが、顔合わせが割と最近だったと三雲は正直に答えます。香取は、雷蔵とクローニンはトリガーを改良した時に、時々ソロランク戦に試し斬りをしに来ることがあるようで、チーム戦の強さは分かりませんがソロだとボコられる人も多いようです。南沢や生駒は雷蔵やクローニンを「めっちゃ強い」と言っていた、と隠岐が教えてくれます。他にも玉狛支部長の林藤がどんな戦闘スタイルなのか?や、本部長補佐の沢村がどれだけ強いか?などが話題になりますが、知っている人はいないようです。元々本部長補佐の候補は沢村と東の2択だったようですが、本部長が前線に出る時は幹部組の護衛に本部長補佐がなるということで、東が沢村を推した経緯があるそうです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

第2試験には迅も参戦

補充要員は隊長でないので撃破点は100点ですが、香取はこの人らが100点なのは終わっている、と愚痴を言っています。さらに諏訪は迅が今回第2試験にいるのか気にしますが、「A級陣営は40人」と言っていたので、迅も入っているようです。「257話 休載」の記事で迅が木崎隊(玉狛第1)に入っているのでは?と考察しましたが、やはり迅は木崎隊(玉狛第1)から第2試験に出るようです。諏訪が迅も撃破点100点なので、バランスいかれてんな、と愚痴っています。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

香取が諏訪7番隊の撃破点を気にしますが、諏訪が一応A級評価7日分を足して出していました。しかし香取はその数字を見て、香取だけ撃破点が低い事に文句を言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

香取だけ18点と桁が一個違いますが、香取は、票が操作されている、組織ぐるみの不正を感じる、と怒りをぶちまけます。しかし諏訪は香取に落ち着くように言い、撃破点は低い方が有利だろと指摘し、三雲も5回倒されても100点いかないのは駒として滅茶苦茶強いとフォローします。しかし、5回倒されてもという三雲の言い方が気に入らなかったようで、アタシが5回もやられるわけないでしょ?と、香取は三雲に詰め寄り三雲は謝ります。結局、香取は明日直接見返して、A級を全員後悔させてやるということで落ち着きます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

トリオン兵製作ソフトもバージョンアップしているようで、シューター型は弾数が増えています。スキルもちょこちょこ変わっているようで、『急所攻撃』は『敵にダメージを与えた際、そのダメージに拘わらず、10%の確率で相手はベイルアウトする』から『相手の装甲やシールドを避けて射撃する』というように、ほぼ別物に代わっています。10%はレベルMAX注ぎ込んだ時の数値ですが、実際の戦闘で10%で即死は再現できないので、実際の戦闘に寄せている感じのようです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

特殊戦闘シミュでやったように、虫スナイパーをわんさか出す戦法はやらないのか?と、香取が三雲に聞きますが、審査官にはネタが割れているはずなので他の手を用意したいと三雲は言います。また臨時部隊の内、諏訪隊や水上隊、古寺隊はA級より部隊コストが多いから、トリオン兵の使い方は大事になるよね、と宇井が言いますが、三雲は臨時部隊の方がチーム数が2チーム多いので、部隊コストの合計が2万点以上高い事も大きいと言います。2万点というとモールモッドだと、26体分に換算されるのでまあまあでかいそうです。臨時部隊はトリオン兵をソフトで自由に作れる点も含めて、トリオン兵は第2試験のカギになると三雲は考えます。しかし、第253話で説明があったように第2試験が開始するまで他のチームと連絡が出来ないので、相談できればベストな構成が出来るのに厄介だと三雲は悔やみます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

柿崎3番隊

一方、柿崎3番隊では太一がトリオン兵の事で相談したい事があると、柿崎に話しかけます。藤丸と犬飼が、新しいネタか?と、興味を示します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

村上10番隊

村上10番隊では、蔵内が村上にシューター用のトリガー2つを入れておいて、村上の『強化睡眠学習』で明日までに合成弾を習得し、いきなり合成弾を撃つという作戦を提案しますが、さすがにぶっつけは厳しいと村上は答えます。ここで堤が蔵内に合成弾のコツを聞くと、蔵内は出水にヒントを貰って赤い砂と黄色い砂が手元で混ざってオレンジになるイメージでやっていると答えます。それを聞き、自分にもしっくりくるイメージが見つかれば割とすぐに使えるようになるかもな、一度できれば再現は簡単だから、と村上は言いますが、蔵内は、サラッとすごいこと言っているぞ、と驚きます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

村上がすごいことを言ったので、堤が村上にも『練習してもできないこと』とかあるのか?と、聞きます。すると、村上はありますよと答え、例えば生駒千空が動きは完全にトレースできてるはずなのに、どうしても剣の速度が足りず出来なかったと答えます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

この辺りは、力や技術以上に身体を使う『感覚』が違って出来ないようです。それを聞いて蔵内が、もしその『感覚』が掴めたら、太刀川さんの剣を再現できるってことか?と聞くと、村上は『オレが知ってる太刀川さん』は再現できると思う、と結構すごい事を言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

北添4番隊

最終日の夜も更けて、北添4番隊では菊地原と南沢が2人部屋で就寝しようとしていました。南沢は明日の第2試験で林藤など超レアな敵がいる事が楽しみなようで、待ちきれない様子です。菊地原は南沢にナーバスになる事とかないわけ?と聞き、例えばドラフトで9番目に選ばれたらたぶんピリピリすると南沢に言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

南沢は実際にドラフトで9番目に選ばれていますが、菊地原のピリピリするという感覚が全然分からないようで、なかなか選ばれないってことは、評価が低いってことでピリピリすると菊地原は説明します。すると南沢は、最後に選ばれるとしても、どっかのチームには絶対入れるので、何番目でも変わらないと菊地原に言い、でも評価が低いと思われているなら、それをひっくり返すのもアツいよな~、とも言います。それを聞き菊地原は、人生楽しそうだね……、と南沢に言います。相性の悪い二人ですが、ここでは上手くやっているようです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

『隊長評価』でポイントを譲ってもらった事を気にする三雲

三雲と隠岐が2人部屋で就寝しようとしている場面に移り、三雲はB級で遠征を希望している人が、結構少ないのかを気にして隠岐に聞きます。隠岐は『A級入り』と『遠征』はわかりやすい共通の目標で、さらに遠征行った人は一目置かれるので、遠征を希望している人は少なくないと答えます。それを聞いた三雲は浮かない顔をしますが、隠岐は『隊長評価』の件を三雲が気にしている事に気付きます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

三雲はそこまで気にしている訳ではないようですが、あの場の流れで隠岐や宇井に遠慮させた部分があったかなと気にしているようです。隠岐も香取と同じでチームでの遠征を目標にしていて、今回チーム単位で選抜を受ける権利は三雲たちがランク戦で勝ち取った権利だから気にしなくていい、と隠岐は言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

しかし、香取が言っていた通りボーナスを貰いにくくなるのは事実で、三雲はそこを気にしていました。ただ、隠岐はボーナスに関しては漆原がゴネて発生したものだから、元々存在しないものでもらえたら嬉しいが、意地を張って取り合うものではないと言います。それでも納得しない様子の三雲に、隠岐は『ボーダー園』は行ったことないよな?と、聞きます。『ボーダー園』とはネイバー侵攻で家族がいなくなった子供をボーダーが引き取って育てている所で、ボーダーの養護施設だそうです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

ボーダー園の子供達と仕事以外で遊ぶ隠岐

隠岐が正隊員になって半年、生駒隊としてボーダー園に慰問に行く仕事があったそうです。防衛任務に就くということがどういうものか、考えさせるための研修だったようですが、そこで一緒に遊ぼうとしない子供達に隠岐が、こっちで一緒に遊ばへんの?と聞くと、子供から、だってあんたらもうこないじゃん、と言われた事があったそうです。その子供達は最初から慰問慣れしてる雰囲気があり、気を遣われている感じはしていたそうですが、そう言われた隠岐はそれから休みの日はボーダー園に顔を出して、子供達と遊ぶようにしているようで、もう一年半も続けているそうです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

隠岐がトリオン体のときにバイザーをかぶっているのも、『園』の子供達のアイデアだそうで、テレビに映った時に目立つようにとの事です。隠岐は特徴がないと子供に言われ、鈴鳴の太一の帽子が遠くからでも目立つそうで、子供に隠岐も何かかぶれと言われたそうです。隠岐以外にはこういう事をやっている人はいないそうで、そもそも慰問の時にも『差し入れ禁止』など微妙に厳しい空気があるようで、隠岐も最初は仕事以外でこういうことをやると怒られるかな?と思っていたそうですが、城戸に見つかっても何も言われなかったそうで、それ以来隠岐は、ええんやろうって思ってる、そうです。城戸が『園』に来ていると知り三雲は驚きますが、城戸以外にも忍田や鬼怒田、林藤が割と顔を出していると隠岐は三雲に教えます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

さらに『園』の子は希望すれば優先的にボーダーで仕事が貰えるようで、城戸達はその辺のことで来ているのだろうと隠岐は推測します。実際に漆間隊の六田は『園』からボーダーに入ったそうで、時々『園』にご飯とか手伝いに来ていて隠岐も六田と『園』で挨拶をしたことがあるそうです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

あと嵐山隊は半月に1回くらい来ているそうですが、広報担当で「ボーダーの顔」ということもあり、嵐山が来た時の子供達の喜び具合はえぐいそうです。しかし隠岐は、嵐山さんみたいなヒーローやなくて、『なんかいつもおる兄ちゃん』になりたいねん、と三雲に語ります。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

隠岐は一人っ子なので昔から弟か妹が欲しかったそうで、小さい子とバトるのは隠岐は苦手と言い、確かにランク戦ROUND6では隠岐は雨取と戦った時はやりにくそうにしていました。隠岐はボーダーでがんばる理由は人それぞれだから、お金が欲しい人はお金に拘るし、遠征に行きたい人は遠征に拘ったらいい、もし揉めたら全部諏訪のせいにしたらいい、とアドバイスします。そして、三雲が遠征に行けないとポイントを譲った意味がなくなるので、済んだことを気にせず明日をがんばるように隠岐は言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

諏訪に30分早く呼ばれる隠岐と宇井

隠岐は話が終わると寝床に入りますが、隠岐は選抜試験が始まる前に諏訪から試験の日は30分早く来るように言われた事を思い出します。隠岐が30分早く行くと諏訪の他に宇井もいました。諏訪は隠岐と宇井に今回の遠征を狙っているか聞き、隠岐と宇井はソロでは狙っていないと答えます。諏訪は香取もそのクチだろうと言い、けどうちにはこの試験に人生懸かってるヤツがいると言います。諏訪は、だからって別に贔屓する気はないが、上層部にアピールするチャンスはやろうと思っている、試験中は三雲に話振ることが増えっかもかもしんねーけどそういうことだから気にすんなよ、と言い諏訪は二人に事前に話をしていました。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

そして、二人に三雲が遠征に行けるタマか自分の目で確かめるように諏訪は言い、使えねーやつが遠征行っても仕方ねーからな、と遠征に行けるほどの実力が三雲にあるか確かめるように言います。ちなみに香取は呼ばれていませんが、諏訪はあいつに腹芸は無理だろうと考えて呼んでいないそうです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

隠岐も三雲を応援していた

隠岐は、今思うと諏訪はあの時から『隊長評価』の使い方を考えていたのかも、と想像し、ほんまがんばりや三雲くん、おれは応援しとるで、と隠岐は密かに三雲を応援します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

そして、夜が明け第2試験一日目の朝となります。諏訪隊は自分のチームのお弁当と生駒に渡す分のお弁当をチェックし、トリオン兵のデータのアップロードの確認も終わります。準備が終わり、閉鎖環境施設を出ようとした時、隠岐はこの部屋も名残惜しいと言いますが、第2試験で倒されたらこの部屋にベイルアウトするので、香取は、すぐに戻って来るかもよ、と縁起でもない事を言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

 

そして、諏訪隊の全員が揃って閉鎖環境施設を出て、第2試験へと望みます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 257話より

まとめ

第257話では、第2試験の長時間戦闘試験のルール説明が終わり、各チーム第2試験に向けて準備や色々なチェックをして第2試験に備えます。補充要員はかなり強いようで、エンジニアの雷蔵とクローニンは時々ソロランク戦にも参加して、正隊員でもボコる事があるそうです。さらに別の記事で木崎隊(玉狛第1)に迅が入っているかも?と考察しましたが、やはり迅が今回第2試験に木崎隊(玉狛第1)で参戦するようです。迅の未来を見るサイドエフェクトはかなり厄介なので倒せるなら倒した方がよさそうですが、撃破点100点なのは割に合わないですね。

三雲はトリオン兵が第2試験のカギとなると考えているので、トリオン兵絡みで何か作戦を準備しているかもしれません。

他チームでも太一がトリオン兵で相談しようとしていたり、村上が合成弾をぶっつけ本番で試そうとしていたり、と色々と準備しています。

そして、次回からいよいよ第2試験、長時間戦闘試験が始まりそうです。A級陣営相手に三雲はどこまで結果が残せるのか?次回の話が今から楽しみです。

 

次回は、10月3日(金曜)に発売予定のジャンプSQ 2025年11月特大号に掲載予定です。

 

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