ヤングアニマルに掲載されているあそびあそばせ 109話のネタバレ、感想です。
前回、108話の記事はこちらです。違う世界線の華子と次々と繋がっていきます。
演劇部のお手伝い
今回、巻頭カラーです。
© 涼川りん あそびあそばせ 109話より
生徒会長から依頼
演劇部が部長以外、全員食あたりで再起不能状態となり、新聞部、美術部、あそ研が呼ばれて今度の演劇大会に急遽、出るように生徒会長に言われます。全員、なんで?と言いますが、生徒会長に強引に出るように言われます。
© 涼川りん あそびあそばせ 109話より
生徒会も出るようですが、理由は副会長がおむかいから貰ったお菓子を大量に演劇部に差し入れたのが、食あたりの原因だからのようです。演劇部の食あたりの原因は、実は生徒会にあったようです。演劇の題材はシェイクスピアの四大悲劇の一つ、オセロが題材のようです。
© 涼川りん あそびあそばせ 109話より
演劇部 部長、登場
オセロの説明をしてくれるのは、演劇部で唯一生き残った部長の築陰智種(つきかげちぐさ)です。読み方が某キャラと同じで、華子がこの人怖いと言っています(出版社のチェックは入っているそうです)。新聞部 部長が99話で撮ったシリアルキラーの動画の評判を築陰智種に聞きますが、生徒会から劇の許可が下りていないそうで、まだ演劇の回想シーンに動画を使えていないそうです。
© 涼川りん あそびあそばせ 109話より
オセロの内容を説明しようとしますが築陰智種の説明は下手すぎて話にならず、とりあえずあそ研の部室に行って配役や裏方の話し合いをすることになります。改めて新聞部 部長がオセロの簡単なあらすじを説明しますが、ラノベ風のタイトルで説明をします。
© 涼川りん あそびあそばせ 109話より
みゆきから、もっとちゃんとしたやつ…、と言われ、築陰智種が役になりきって説明しますが、短縮されたうえになさそうな設定が追加されてしまい、分かりにくくなってしまいます。仕方なく新聞部 副部長がざっくりと、内容を説明します。
© 涼川りん あそびあそばせ 109話より
主人公のオセロをやる人を決めようとしますが、誰もやりたがらず演劇部の部長なのだからという理由で、新聞部 部長と副部長が築陰智種にやってみたらと言います。試しにオセロの台詞を言ってもらいますが、何か様子が変です。
© 涼川りん あそびあそばせ 109話より
実は築陰智種は凄いあがり症で人前での演技は無理なようで、先ほどもオセロの役に入っていたのではなく、単にあがり症で苦しんで白めになっていただけでした。仕方なく、築陰智種は舞台の袖から、したり顔で「恐ろしい子」と呟く係になってもらいます。
© 涼川りん あそびあそばせ 109話より
オセロはシャネルに、デスデモーナは香純に決定
オセロがデスデモーナを殺す方法が絞殺と知り、シャネルがオセロをやってもいいと言い出します。シャネルに首を絞められたくないので、誰もデスデモーナをやろうとはしませんが、シャネルに馴れている人ということで華子が選ばれそうになります。
© 涼川りん あそびあそばせ 109話より
しかし華子がシャネルに聞いた結果、本気で首を絞められそうと分かり、結局くじ引きで決めることになります。くじ引きの結果、香純が選ばれてしまいます。華子とオリヴィアは、前のライトセーバーの対決の時、香純だけシャネルと対決していなかったから、これで平等だと言い、誰も香純の心配はしません。
© 涼川りん あそびあそばせ 109話より
香純は青空つぐみにオセロの劇に出ることになったと言い、台本を読むのを付き合って欲しいとお願いします。付き合ってもらえることになり、喜ぶ香純、本番には青空つぐみも観に来るようです。
© 涼川りん あそびあそばせ 109話より
演劇の練習が始まり、ゆうこはイアーゴーの妻、エミリアを演じようとしますが、恐ろしく演技が大根で、築陰智種が白目で心配するぐらいの演技の出来です。仕方なく双子のゆみこに演技をやらせてみると、ゆみこの方は普通に上手い演技でした。
© 涼川りん あそびあそばせ 109話より
しかし、いきなりエミリアの役をゆうこから、ゆみこに変えるのもかわいそう、という事で生徒会長はゆみことゆうこ二人でエミリアを演じるように言います。ゆうこは一人でも頑張れると言いますが、双子はミシェル法で労働時間を半々にしなければならない、という真っ赤な嘘を言い何とか納得させます。また、華子は役の解釈が難しいと言ったり、オリヴィアは台詞を覚えるのがめんどいと言ったりと、なかなか演劇の練習はスムーズに進みません。
© 涼川りん あそびあそばせ 109話より
美術部が衣装を用意、作成しますが、変な衣装だったり、どこかの映画で見た衣装だったりと、不評です。
築陰智種はこれが演劇のオセロだと観客が認識できるか不安になりますが、エルメスは演目がオセロって書いてあればオセロ以外想像する馬鹿はいない、と強引に進めようとします。
© 涼川りん あそびあそばせ 109話より
まとめ
今回、演劇部の部長、築陰智種が初登場です。演劇部の部長なのに、凄いあがり症で人前での演技が無理なキャラです。演技が無理なのに、どうして演劇部の部長をやれているのでしょうか?この人も謎なキャラです。
肝心の劇のオセロですが、衣装が全くオセロに見えずただの私服なので、オセロとして観客が認識してくれるか、今から築陰智種が不安になってきます。そして次回は、いよいよ演劇の本番だそうです。この状態で本番に突入して、なんとかなるのでしょうか?
次回、演劇本番となりますが、キャシオー役のみゆきに用事が出来てしまい、急遽代役が立てられます。
最新刊、あそびあそばせ11巻です。
発売中のコミック11巻のネタバレ、感想も書いています。
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