【ネタバレ】逃げ上手の若君 第8巻 名乗り1335 のネタバレ、感想

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週刊少年ジャンプで連載中の逃げ上手の若君の第8巻 名乗り1335 の感想、ネタバレです。

第8巻は、第62話から第70話まで掲載されています。

逃げ上手の若君は、歴史上で実在した人物・北条時行の生涯を描く歴史漫画です。2023年3月20日にはTVアニメ化も発表されていて、今注目されている作品です。以下のtwitterから、アニメ公式ホームページにいけます。

前巻、7巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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8

8巻の表紙は、足利直義です。

© 松井優征 逃げ上手の若君 8巻より

第62鎧1335

ついに北条時行は信濃で挙兵し、中先代の乱が始まります。しかし、肝心の北条時行は大鎧に鉄兜の完全武装では重すぎて全然動くことが出来ず、早くも諏訪頼重にギブアップします。この問題は動きやすさ重視・逃げ特化の軽量化された鎧に着替えることで解決し、北条時行は因縁の瘴奸に戦いを仕掛けることになります。瘴奸は頼重軍の背後を山中から襲い掛かろうとしていましたが、北条時行は瘴奸の軍に突っ込んで行きます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 8巻より

第63御柱1335

北条時行の作戦・火牛の計により、瘴奸の軍は火と丸太で寸断され混乱の極みとなり、さらに丸太から降りた北条時行の兵が瘴奸の兵を討ち取り、一気に勝敗は決します。瘴奸は逆転するのは不可能と悟り、一旦退却すると見せかけて北条時行を誘い出します。瘴奸は北条時行と会話をする中で楠木正成と出会い、成長したと分かると、瘴奸ではなく武士・平野将監として全力をもって相手する、と北条時行に伝えます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 8巻より

第64背中1335

鎧、二刀、脚、フェイント、眼などあらゆる技術で北条時行と吹雪の攻撃を封じる将監に、北条時行には付け入る隙がありませんでした。そこで北条ときゆき は吹雪が考えた必殺技・二牙百刃で、将監の隙を作りつつ北条時行は将監の喉を突き刺し将監に致命傷を負わせます。将監は最後に自分が治めている村の子供の言葉を思い出しながら、ああ、死にたくない、と心残りを感じつつ絶命します。

© 松井優征 逃げ上手の若君 8巻より

第65本戦1335

将監の首を討ち取り掲げることで敵は戦意喪失し降伏し、北条時行は将監の軍を見事、打倒します。一方、保科軍は市河軍に太刀打ち出来ず、国司への襲撃を断念します。市河軍は保科軍を執拗に追撃しますが、諏訪神党の三大将が新たに参戦し市河軍を抑えることで、保科軍は追撃を免れます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 8巻より

第66神1335

諏訪頼重の本軍は小笠原貞宗の軍と激突し、統率のとれた貞宗の中核部隊が頼重の本軍を翻弄します。しかし、頼重は神々しい剣舞で敵の攻撃をさばき、味方を鼓舞する事で貞宗の軍を押し返します。一方、足利配下の天狗衆は総力戦の構えをみせる頼重の軍を見て、乱の標的は貞宗と確信し、京へ報告するように部下の天狗に命じます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 8巻より

第67影1335

頼重の息子・諏訪時継は、天狗に重大な情報を京まで伝わらせないようにする為、風間玄蕃と一緒に天狗を捕らえようとしていました。一方、国司は頼重の軍が迫ってくると国司は逃げるどころか、麻呂が出陣(で)る、と言って館から出陣しようとします。

© 松井優征 逃げ上手の若君 8巻より

第68戦車1335

国司は頼重の軍に対して牛車、盾、仏堂の構造物を流用した巨大な「戦車」で対抗します。さらに弩(いしゆみ)を配備した私兵や、保科党の領地からさらった領民を盾に使い、頼重の軍に対抗しようとします。諏訪神党の三大将に市河軍を任せた保科党が頼重の軍と合流し、頼重と北条時行が自ら出陣、国司を倒して信濃の戦いを終わらせようとします。

© 松井優征 逃げ上手の若君 8巻より

第69破魔1335

諏訪時継は影の薄さを利用して姿を隠し、風間玄蕃と協力して天狗を捕らえることに成功します。一方、北条時行は神力を込めて叩き上げた黒曜石の破魔矢を国司に打ち込みます。神力が込められた黒曜石の破魔矢で傷つけられたことで、内にある悪しき神力を焼き払われ国司は悶え苦しみます。戦車から首を出した所を保科弥三郎に狙われ、最後は首を斬られて討ち取られてしまいます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 8巻より

第70名乗り1335

国司が死亡した事で国司軍は逃走、市河軍は諏訪神党の三大将に敗れて敗走します。孤立した貞宗軍も合流した三大将に蹴散らされて敗走し、信濃の戦いは頼重軍の勝利に終わります。信濃の戦いに勝った諏訪頼重は完全勝利の勝鬨を上げて、勝利の美酒に酔いしれます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 8巻より

 

諏訪頼重は軍を解散することなく南へと向かい、タイミングを見計らって北条時行は自分の素性を名乗ります。北条時行が北条本家の嫡子と名乗りを上げた事で、味方の士気は一気に上がります。しかし、北条本家の嫡子を見逃してしまった貞宗は北条時行を殺そうと単騎で敵本陣に挑みます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 8巻より

おまけ 決して明かせぬ戦神の胸中

第66話で神々しい剣舞を披露し味方を鼓舞した頼重ですが、剣舞を待っている時の頼重はかなりどうでもいい事を考えていました。蚊にさされて痒い所を、踊るついでにしれっと掻いていたようです。

© 松井優征 逃げ上手の若君 8巻より

まとめ

8巻では、鎌倉奪還に向けて信濃で兵を挙げた北条時行は、幾度も戦ってきた瘴奸と最後の戦いを行います。また小笠原貞宗と諏訪頼重、両軍が直接対決し、民を苦してみてきた国司・清原が最終兵器を繰り出します。

国司・清原は牛車、盾、仏堂の構造物を流用した巨大な戦車もどきを繰り出し、北条時行を苦しめます。さらに、保科党の領地からさらった領民を盾に使って火矢を使った焼き討ちを出来ないようにするなど、人の道を外れた行いを犯してしまいます。最後は、神力を込めて叩き上げた黒曜石の破魔矢に打ち抜かれ苦しんでいる所を、保科弥三郎に首を斬られてしまいます。

7巻から始まった中先代の乱は、信濃の戦いに勝利し北条時行は自らの素性を名乗ります。北条本家の嫡子が生きていたと分かり味方の士気は一気に上がり、この勢いに乗って鎌倉奪還へと向かおうとしますが、貞宗が北条時行の命を獲ろうと邪魔をします。北条時行は貞宗という障害を排除できるでしょうか?

 

次巻、9巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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