【ネタバレ】あそびあそばせ 第110お遊戯「サイコパス・オセロ」の感想

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ヤングアニマルに掲載されているあそびあそばせ 110話のネタバレ、感想です。

 

前回、109話の記事はこちらです。演劇部の代わりに演劇大会に出るように、生徒会長から言われます。

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演劇大会、始まる

たかし、いきなり吐血

演劇大会が始まり、香純は緊張しながらも何とかデスデモーナを演じています。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

 

台詞も全部覚えていて、緊張しつつもちゃんと演技を出来ています。そんな香純に、演劇部 部長の築陰智種は、カスと香純を評価します。カスと言われて悪く言われたのかと、香純は誤解しますが、築陰智種はマヤって感じで呼びたかっただけで悪い意味はないようです。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

 

華子も自分の道化の演技が気になり、築陰智種に演技がどうだったか聞きに行きます。「おそろしい子」と言ってくれる?と、華子は期待しますが、ふっつぅー…、と築陰智種に言われてしまいます。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

 

そんな感じで演劇が進んでいる中、みゆきのスマホにメールが来ていて、弟のたかしから、いきなり吐血した、死にそう、と連絡が入ります。ひとりで不安、とたかしからさらに連絡が入り、みゆきは心配になり様子を見に行こうと新聞部 部長と副部長に相談します。すると、観客席に青空つぐみがいるのに気付き、新聞部 部長は青空つぐみにみゆきの代役をさせようとします。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

 

急にみゆきの代役、キャシオー役なんて演じられない、と青空みゆきはごねますが、みゆきから、あの事は…誰にも言わないから…、と言われ、渋々キャシオー役を演じることになります。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

香純、テンパる

キャシオー役を演じる青空つぐみは、演技も上手くこのままなら最後まで演じられそう、と新聞部 部長と副部長は安心します。しかし、香純のデスデモーナ役と絡む場面で、青空つぐみが急に舞台に出ていることに驚き、香純は思わず演技することを忘れて素の状態で青空つぐみに話しかけてしまいます。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

 

突然のハプニングにオセロ役のシャネルも困ってしまいますが、新聞部 副部長はこのままアドリブで乗り切ってもらうことにします。生徒会長にフォローをお願いしますが、生徒会長はこの原因を作った香純を心の中で恨みます。イアーゴ役の生徒会長は、逢引きをしていたと、台詞を言いデスデモーナ役の香純はそれを否定しますが、香純のその台詞はかなり素の状態が入っています。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

 

それでも演劇は進み、オセロ役のシャネルは、この私とそこの男、どちらを愛してるというのだ?と、アドリブの台詞を香純に言います。ここで演劇上デスデモーナ役の香純は、オセロ役のシャネルを選ばないとおかしいのですが、テンパっている香純はキャシオー役を演じる青空つぐみを選んでしまいます。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

 

本当にデスデモーナが不倫したことになってしまい、シャネルはイライラしだします。観客もしらけだしてしまい、新聞部 副部長は強制的に観客を盛り上げようと、小道具のテープで盛り上がっている声を入れようとします。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

香純、開き直る

台詞が完全に飛んでしまい、どうすればいいか分からなくなった香純ですが、青空つぐみから、落ち着いて…、と励まされます。その後、オセロ役のシャネルから何故そいつが好きか聞かれ、好きになっちゃったもんはしょうがないじゃないですか!!!と、香純は開き直って返事をします。新聞部 部長はここで小道具のテープを流しますが、場違いの笑いの声しか入っておらず、観客はさらに白けてしまいます。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

 

キャシオー役の青空つぐみが何とか軌道修正しようとしますが、生徒会長も何が正解か分からなくなり、とりあえず脚本の台詞を話します。オセロ役のシャネルは、この後どうすればいいの?と、心の中で自問自答します。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

最後はカオスな舞台に…

その結果、小道具の瓶を自分で割って、葉っぱを火であぶり、シャネルはその葉っぱを吸い始めます。傷ついた心が癒される…、とシャネルは言い、その後香純に何で心変わりしたのか、アドリブの台詞をシャネルは言います。突然キメだす人、愛せないでしょ…、と香純は返事をしてしまい、観客はざわつき始めます。新聞部 副部長は小道具のテープを流して笑いを入れますが、演劇はめちゃくちゃになってしまっています。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

 

さらにシャネルは、この葉っぱは法律的に何の問題もない合法なやつだと、関係のないアドリブを入れてしまい、この学校の生徒はみんな吸っていると、とんでもない事をシャネルは言いだします。生徒会長は学校の評判が傷つくようなことを言われ、怒り?の表情です。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

 

めんどくさくなってきたシャネルは、全て終わらせようと小道具の斧でデスデモーナ役の香純を殺そうとします。シャネルにびっくりした香純は、足を滑らせてコケてしまいますが、一応けがはなさそうです。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

 

死に方は違ってしまいましたが、デスデモーナが脚本通り死んだ形となり、オセロ役のシャネルは機転を利かせて最後の台詞に繋げます。しかし、デスデモーナは本当に不倫したことになってしまいます。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

 

そして最後に、シャネル先輩は力技でラストを締めます。後悔していないという感じで終わり、観客もよく分かっていない状態ですがとりあえず拍手をします。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

 

青空つぐみはコケてしまった香純を気遣いますが、香純は大丈夫そうで、演劇の方を心配します。それを見て、香純さんは…ここではいつも元気だね…、と青空つぐみは言います。一方、終わりよければ全てよしってやつですか?と、オリヴィアは言いますが、納得のいかない生徒会長は複雑な笑い(怒り?)の表情を浮かべます。

© 涼川りん あそびあそばせ 110話より

まとめ

前回は演劇の練習でしたが、今回は演劇の本番です。最初は香純がちゃんと台詞を覚えていて、演劇も普通に進んでいました。しかし、キャシオー役を青空つぐみに代えた辺りから、香純はテンパってしまい、シャネルは舞台上で葉っぱを吸い始めてしまいと、カオスな演劇になってしまいます。最後は、シャネルの力技で強引にウケてる感じになりましたが、今回の演劇は学校としては問題になりそうです。

 

次回、華子の部屋に宇宙人が訪ねてきます。

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最新刊、あそびあそばせ11巻です。

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