ヤングアニマルに掲載されているあそびあそばせ 113話のネタバレ、感想です。
前回、112話の記事はこちらです。授業中、オリヴィアは強烈な眠気に襲われます。
新聞部の顧問、初登場
新聞部 顧問の松戸と華子、初対面
前回、新聞部の部室に誰かが訪ねてきたところで終わっていましたが、新聞部 部長と副部長を訪ねて来たのは新聞部 顧問の松戸先生でした。ちなみにセリフの中で出てくる來米というのは新聞部 部長の苗字で、七種というのが新聞部 副部長の苗字だと思います。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
顧問の松戸は二人に簡単な質問をすると、すぐに部室を出ていこうとしますが、入れ違いで華子が部室に入ってきます。華子は松戸を見て、とても不気味がっています。松戸は理科の先生のようですが、華子の学年(二年)は受け持っていないようです。三年の間でも松戸が不気味なのは有名なようで、授業中に海外で食べて虫の話をしていた、と新聞部 部長が華子に話しています。また顧問つながりで、あそ研の顧問の樋口の話になりますが、樋口は三年の間ではピクシーと呼ばれているようです。何故ピクシーと呼ばれているかというと、樋口が妖精のように小っちゃくて可愛いという説と、ピクシーカットだからという説があるようです。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
あそ研 顧問の樋口の話をしていると、急に松戸が戻ってきて会話に入ってきます。松戸は樋口に好意を持っているようで、あそ研の顧問と聞いて急に華子に近付いてきます。そして、あそ研を“阿蘇山”関係の登山部と勘違いしたようで阿蘇山の話をしつつ、松戸は自分を副顧問にするように言ってきます。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
松戸はあそ研の副顧問を希望
新聞部の部長と副部長は、既に松戸は新聞部と園芸部の顧問をしているので、さらに追加で顧問をして大丈夫ですか?と、聞きます。松戸はあまり新聞部と園芸部には顔を出さないので、もう一個くらい余裕だと言い、結局あそ研まで付いてきます。華子が、オリヴィアと香純に松戸が副顧問もしたいと言っていることを説明しますが、香純はいきなり不満を顔に出して、華子に拒否の意思を伝えます。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
華子が、松戸の目的は樋口だと香純に説明していると、樋口が部室にやって来ます。樋口も松戸が苦手なのか、すごい嫌がっているような表情になります。ここで松戸はやっとあそ研が、阿蘇山の部活ではなく遊び人研究会の略称だと理解します。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
松戸は遊び人研究会を馬鹿にしたように言い、遊戯の研究なんて休日にお家でやるのじゃ駄目なの?と、華子に言ってしまいます。怒った華子は、おめー新聞部(巣)に帰れ、と心の中で毒舌を吐きます。樋口も何とか松戸を帰らせようとしますが、松戸はやる気を出してしまい、自分が持っているおもちゃで大人の遊びを教えてあげる、と言い出します。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
誰が犯人かを当てるゲーム
松戸が出したおもちゃは気持ち悪いおもちゃで、なぜか脳がむき出しになっています。この脳に針を刺せば生前の記憶が目からスクリーンに投影される仕組みのようで、残された記憶をヒントにしてこの脳の持ち主を殺した犯人を当てる、というルールの遊びだそうです。この遊びに松戸が勝てば松戸が副顧問となり、華子達が勝てば副顧問の話はなしという話となり、ゲームをする流れになってしまいます。早速、新聞部 副部長から脳に針を刺しますが、おもちゃからは痛いと声が出て、新聞部 副部長は気味悪がります。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
その後、生前の記憶がスクリーンに投影されます。この記憶を見る限り、コーヒーに砂糖のような何かを入れている人が、この脳の持ち主を殺した犯人のように見えます。しかし、気持ち悪いおもちゃに聞くと、どうやらあのコーヒーは飲まなかったようで違うようです。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
そこに美術部のシャネル先輩が現れます。グループ課題の件で、新聞部 部長、副部長と話していると、松戸が驚いています。どうやら松戸はシャネル先輩の事が苦手で、逆に樋口とシャネル先輩は仲がいいようです。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
気持ちの悪いおもちゃでゲームをしていると聞き、シャネル先輩もゲームに参加する流れとなります。シャネル先輩はいきなり針でなく素手で脳をいじり始め、素手はやめてくれ、脳細胞がぐちゃぐちゃになる!!と、松戸は叫んで止めさせようとします。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
シャネル先輩は手についた脳細胞が気になり始め、新聞部 副部長を騙して、脳細胞がついた手を新聞部 副部長の口の中に突っ込みます。新聞部 副部長は、気持ち悪くなってトイレに行き、シャネル先輩も一緒にトイレについていきます。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
そんな二人のやり取りを見て、華子、香純、オリヴィアはドン引きし、なぜシャネル先輩は新聞部 副部長に当たりがきついのか新聞部 部長に質問します。新聞部 部長は、華子にだけは まだ猫被っているだけ、と思いますが、それは言わず華子に危なく感じたらすぐに言うように注意します。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
その後も生前の記憶を見ますが、どれも犯人は映っていないようでゲームは続行されます。そこに青空つぐみが現れます。さらにじゃんけんで、今度は香純が脳に針を刺すことになりますが、青空つぐみは一緒にやろうか?と、香純に言い、なぜか二人で脳に針を刺すことになります。脳に針を刺すのを嫌がっていた香純ですが、青空つぐみと一緒に刺していると、なんか…ケーキ入刀みたい…、とまんざらでもない様子になります。そんな二人の様子を見て、華子達はドン引きします。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
この時映し出された記憶も、犯人は映っていないようで正解は全く出てきません。樋口は映し出された記憶を見て少し感動しますが、松戸も感動した、僕たち…、琴線に触れるポイントが同じなんですね…、と言うと、樋口は急に無口になります。すると、気持ち悪いおもちゃが何かを思い出したと言い出します。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
華子が思い出したならすぐ言うように、気持ち悪いおもちゃに言いますが、気持ち悪いおもちゃは脳に針を刺されるのが癖になったと、もう一度針を刺してとお願いしてきます。華子とオリヴィアは、次に誰が針を刺すかじゃんけんで決めようとしますが、ずっとあいこになって針を刺す人が決まりません。それを見ていた樋口はさっさと終わらしたかったのか、自ら脳に針を刺してゲームを終わらせよとします。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
結局、くだらないダジャレを言った医者が犯人で、そのダジャレがツボに入ってその場で笑い時にしてしまったのが、真相のようです。このゲームは樋口が勝利し、松戸に気持ち悪いおもちゃをはやく持って帰るように、樋口は松戸に言います。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
ショックを受けるかと思いましたが、松戸は意外と打たれ強いようで全然大丈夫でした。樋口は新聞部 部長と副部長に、松戸から変なことされていないか心配しますが、松戸は滅多に部室に来ないし、来ても業務連絡以外の会話はほとんどないので、大丈夫だと二人は答えます。むしろ松戸はテストでは甘々で、樋口はテスト難しいと、新聞部 部長は言います。テスト前では、「鬼の樋口」「仏の松戸」と呼び方が変わるそうですが、それを聞いた樋口は、今日一番納得できない事実と、ぶぜんとした表情になります。
© 涼川りん あそびあそばせ 113話より
まとめ
今回、新聞部 顧問の松戸が初登場しました。松戸はかなり不気味な先生で、3年の間では授業中に変な話しかしない、と言われているようです。また、松戸はあそ研 顧問の樋口が好きなようですが、樋口からはかなり嫌われています。でも松戸は打たれ強そうなので、これからも頻繁にあそ研の部室に現れるかもしれませんね。華子達は不気味だから、嫌でしょうけど…。
次回、美術部のミュウミュウが他の二人との絆を確認するため、自分に悪霊を憑りつかせることにします。
最新刊、あそびあそばせ 11巻です。
発売中のコミック11巻のネタバレ、感想も書いています。
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