【ネタバレ】ダンジョン飯 第74話『リリクムムアレ』の感想、ネタバレ

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ハルタ 2021年 volume 84に掲載されているダンジョン飯 74話のネタバレ、感想です。

 

前回の記事はこちらです。マルシルは二日酔いで寝込んでしまいます。

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マルシル、追いつめられる

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

シスル、本を探す

二日酔いで寝込んでいたマルシルは、イヅツミがどこに行ったのか?ミスルンが何者なのか?等、何もわかっておらず混乱します。ミスルンは混乱するマルシルは放っておいて、シスルの体を調べて本を探します。

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

 

しかし本は見つからず、ミスルンはマルシルを問い詰めます。マルシルは名前を知らないエルフが本を知っていることに驚き、とっさにミスルンを魔法で攻撃します。

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

 

ところが、ミスルンが転移術を使ったことでマルシルの魔法は外れて、マルシルとミスルンはライオス達が幻覚術で取り調べられてる場所に転移します。急に現れたマルシル達に驚くパッタドル、そしてマルシルも転移術の事を知らないので急に現れたパッタドル達に驚いています。

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

マルシルは宮廷魔術師のご息女という事に

その後色々話し合ったようで、パッタドルは大変な誤解があったとマルシルに謝っています。マルシルも爆発が当たらなくて良かったと返事をします。さらにパッタドルは、ライオス達にかけた幻覚術がなかなか解けない事を謝罪します。

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

 

幻覚術にかかったチルチャックがマルシルの親は宮廷魔術師だと言ったのを、パッタドルは北中央大陸辺りの国家の宮廷魔術師と思い込んでいて、マルシルもそれに乗っかって話を進めます。さらに、ライオス達は自分が護衛に雇った傭兵という嘘にも乗っかってしまいます。

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

 

ミスルンから何か耳打ちされたパッタドルは、マルシルに本は危険なものなのでこちらで預かることも可能です、と言います。しかし、本は責任を持って研究所で保管する、とマルシルは毅然と言い、狂乱の魔術師は・シスルは私たちが無力化したので、帰国するようにパッタドルに言います。パッタドルはマルシルの言葉をすっかり信じますが、ミスルンは以前お会いしたことがあるかもしれない、と質問してきます。

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

リリクムムアレとは?

ミスルンは女王の即位20年を祝う記念式典で会ったことがあるかも、と言うと、マルシルは本で見たことがあるようで、式典に参列してもいないのに参加していたことにして、ミスルンの話に合わせます。すると、式典で出たリリクムムアレの話になります。どうやら食べ物のようで、リリクムムアレはお皿を持って配られるのを待つもののようです。何も知らないマルシルは当然頭の中では、何それ?とハテナが付いています。

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

 

マルシルはパッタドルの話の内容から、リリクムムアレがどんな料理なのか一生懸命想像し、闇鍋的なものだと推測します。そしてパッタドルにはエビ、タコ、玉ねぎ、ミスルンにはバラ、苺、鳩が配られたと聞き、自分にはアジ、イワシ、サバが配られたと嘘をつきます。それを聞きパッタドルはかなり驚き、マルシルは凄いと思わず言います。

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

 

ここで、ミスルンはシスヒスに今の話どう思う?と、質問します。シスヒスは会話をちゃんと聞いていませんでしたが、マルシルの話が嘘だと気づいていました。さらにマルシルがハーフエルフだというのも気付いていて、混血の娘を持つ宮廷魔術師など聞いたことがありません、とシスヒスは断言します。ちなみに、リリクムムアレとは菓子細工で組み合わせから女王からの祝福の言葉になるそうです。女王は伝統主義者で混血児の存在を認めず、祝福を与えないので、マルシルが式典に参列していないとシスヒスは言います。さらにシスヒスは、マルシルの親は短命種の王族に仕えていたと推測し、短命種の地で重用されたエルフが混血を生み、その混血児が世を恨む……、と勝手な推測も付け加えます。

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

 

ミスルンはマルシルに本を渡すように言い、純血種になりたいか、子を持つことか、既に死んだ者の復活か、とマルシルの欲する物を推測し言い連ねます。そして、迷宮は人の欲望を叶えるが、同時に人はその欲望を失うことなると言い、それがどんなに空虚なことかお前にはわからないか、とミスルンは警告します。マルシルは何かの物音を聞くと、それじゃあ私の夢は叶うんだ、とミスルン達を挑発するように言います。そして、こんな欲望失えるのなら、失いたいと言い、純血種には憧れていないとマルシルが言い放ったところで、イヅツミが急に現れます。

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

 

イヅツミはミスルンを蹴ろうとしますが、ミスルンは転移術で姿を消しイヅツミの蹴りはパッタドルに当たってしまいます。その騒動を利用してマルシルはその場から逃げて、どこかに身を潜めようとします。身を潜めて本の封印を解こうと考えますが、転移術で移動したミスルンに捕まってしまいます。

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

 

本を強引に探そうとするミスルンとマルシルはもみ合いになりますが、パッタドルがミスルンをマルシルから引きはがします。するとマルシルが何か術を唱えていることにフレキが気付き、さらにマルシルのズボンの中に本があることに気付きます。気付いた時には、マルシルは既に本の封印を解いていて翼獅子 = 悪魔が姿を現します。

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

翼獅子、復活

本の封印が解かれた翼獅子は、以前のように頭だけなく体も出てきていて、より完全に復活したことが描かれています。頭だけだと悪魔という印象は薄かったですが、体も描かれると、より悪魔という印象が強くなりました。

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

 

翼獅子はマルシルに、さあ何をしようか?と、話しかけてマルシルの体を持ち上げます。その様子をミスルンは怒ったような表情で見ています。

© 九井諒子 ダンジョン飯 74話より

まとめ

カナリア隊と遭遇したマルシルは、自分の母親が北中央大陸の国家の宮廷魔術師だという誤解を利用して、カナリア隊を帰国させようとしますが、結局上手くいきません。しかし、マルシルの母親はどこかのトールマンの王族の宮廷魔術師だったようですね。マルシルの過去話の様子では、母親が王族に仕えていたという感じには見えなかったので、何か色々あったんでしょうね。

そして、とうとう翼獅子 = 悪魔の封印が解かれて、完全に姿を現します。翼獅子はライオスを気に入っているので、マルシルを次の迷宮の主にはしないと思いますが、翼獅子がどう動くか注目です。

 

次回、ミスルンは翼獅子の体を削り取ろうとしますが、翼獅子にはあまり通用しません。

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コメント

  1.   より:

    一言で言うなら
    さあ、ラスボス戦・・・の一個前の始まりだ!

    って感じですね
    最近のRPGにありがちな、最後は連戦になりそうです

    vsカナリア隊
    ラスボスは、翼獅子になるのか、マルシルになるのか・・・⁉

    いやー、来月が待ちきれない!

    • 管理人 より:

      シスルが72話でマルシルに何か託してる可能性もあって、そっちも気になります。

      普通に考えればラスボスは翼獅子ですが、そうじゃない可能性も十分ありますし、この先の展開が楽しみです!