TVアニメ 葬送のフリーレンのネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくABEMA等のネット配信でも視聴出来ます。第2回以降は、毎週金曜よる11時「FRIDAY ANIME NIGHT (フラアニ) 」にて放送されます。
前回、第6話の記事はこちらです。
第7話 おとぎ話のようなもの
フリーレンは夢の中で、大魔法使いフランメの魔導書について会話していた時の事を思い出します。フランメはフリーレンの師匠ですが1000年前に亡くなっていて、今ではおとぎ話のようなものとして扱われていて、フリーレンは複雑な表情を浮かべます。
フリーレン様が早起きしてる!!
そんな夢を見たせいか、寝坊ばかりのフリーレンが珍しく早起きしフェルンに驚かれます。そして、こういうときはしっかり褒めないと、とフェルンは言い、シュタルクも巻き込んでフリーレンを褒めまくり、甘やかします。
その後、北側諸国 ユング街道を進んでいると、途中がけが崩れてて道が塞がっている場所に出くわします。道が塞がって途方に暮れて困っている人もいて、フリーレン達は道に塞がった土砂を撤去します。シュタルクは自分達がこんな事する必要あるのか?と、疑問を持ちますが、フリーレンは後の人が困るでしょ(ってフェルンが言っていた)と言い、シュタルクは自分勝手だね、とシュタルクを茶化します。土砂を取り除いている途中、シュタルクはフェルンが自分の事を、シュタルク様、と呼ぶのをやめないかとフェルンに言います。するとフェルンはシュタルクを呼び捨てにしますが、シュタルクはため口もやめて欲しいと言い、フェルンから面倒くさいと言われてしまいます。結局、フェルンからシュタルク様と呼ばれ続けることになります。
無事、土砂を取り除き街道を町人と一緒に進むと、町が見えてきます。承認の馬車が並んでいて、町では今夜解放祭があると教えてもらいます。80年前にこの地域を支配していた魔族を勇者ヒンメル一行が討伐し、この地域を解放した記念に行う祭りが解放祭です。町の中央広場にあるヒンメル一行の像を飾り付け、町全体で盛大に祝う祭りだそうです。80年は人間にとって何かを忘れ去るのに十分すぎる時間だと言い、それでもこの日だけは町の人間はヒンメル達を思い出すそうです。
その話を聞いて、フリーレンはこの町のヒンメル一行の像が作られた時の事を思い出します。ヒンメルはよく自分の像を作ってもらっていましたが、その理由を後世にしっかりと僕のイケメン振りを残しておかないと、とヒンメルが言います。
おとぎ話じゃない
そして、一番の理由はフリーレンが未来で一人ぼっちにならないようにするためかな、とヒンメルは言います。おとぎ話じゃない、ヒンメル達がちゃんと実在したことを証明するために、銅像を作ってもらっていました。
そして、解放祭が始まりヒンメル一行は盛大に飾り付けられ、町全体で勇者ヒンメル一行の功績を讃えます。その様子をフリーレンは見ながら、百年後も続いているかな?と言い、この町が続いている限りは、と町人は答えます。フリーレンは千年後の事も気にしますが、それは分かりませんな、と町人は答えます。
和睦の使者
フリーレン一行はさらに北へと進み、グラナト伯爵が治める街に到着しますが、フリーレンは街中で杖を構えます。フリーレンが杖を構えた先には、魔族が三人いました。フェルンの注意も無視して、フリーレンは街中で魔族を魔法で攻撃しようとしますが、衛兵に取り押さえられます。魔族はリュグナーと呼ばれていて、和睦の使者としてこの街を訪れていました。
七崩賢・断頭台のアウラ
フリーレンは屋敷の地下牢に入れられてしまい、2,3年は反省するように言われます。和睦の使者は七崩賢・断頭台のアウラの配下で、アウラは勇者ヒンメル一行との戦いで配下をほとんど失いましたが、28年前に力を取り戻し、この街はアウラの軍勢と長い間戦っていたようです。和睦はアウラ側からで、無益な殺し合いに疲弊して申し出たそうです。七崩賢とは魔王直属の大魔族で、魔王が死んだ後も生き残っている者もいます。
魔族は人食いの化け物
フリーレンは魔族との対話なんて無駄な行為と言いますが、話し合いで解決するならそれに越したことはない、とシュタルクは反論します。しかしフリーレンは、魔族は人食いの化け物だと言い、過去に魔族の子供が村人の娘を食い殺した時の事を思い出します。ヒンメルは魔族とはいえ相手が子供のため、止めを刺すのを躊躇していました。村長も、魔族とはいえ子供を殺しては魔族と同じだ、と言い魔族の子供を手当てして、自分の家族として受け入れます。
しかし魔族の子供は家族として受けれた村長を殺し、村長の娘を自分が食い殺した娘の代わりだと言い、娘を食い殺されてしまった母親に代わりとして差し出そうとします。魔族には言葉が通じないとわかり、ヒンメルは魔族の子供を攻撃して村長の娘を助け、フリーレンが止めを刺します。
グラナト伯爵の息子は10年前にアウラとの戦いで死んでいて、グラナト伯爵は和睦を受け入れる気はありませんでした。グラナト伯爵はリュグナーに剣を向けると、和睦の使者はこの場で全員殺すとリュグナーに言います。しかし、リュグナーは自分の父親も人間に殺されたと言い、もう争いはやめにしませんか、とグラナト伯爵に語りかけます。その話を聞き、グランド伯爵は剣を引いて和睦をどうするか少し考えると言い、リュグナー達を客室へと移動させます。
リュグナーの父親が人間に殺されたという話は全くの嘘で、リュグナーは交渉でグラナト伯爵の人情に厚い部分に訴え、和睦と称してこの街の防護結界を解除させようとします。防護結界さえ解除すれば、あとはアウラの軍勢がこの街を滅ぼすつもりでした。一方、断頭台のアウラの配下、ドラートは唯一の障害となりそうなフリーレンを殺そうと、地下牢の衛兵を魔法で殺し、フリーレンを襲撃します。ドラートはフリーレンを侮りますが、私は強いよ 断頭台のアウラよりも、とフリーレンはドラートを挑発します。
まとめ
第7話の内容は原作だと、2巻13話「解放祭」から2巻15話「ドラート」までになります。
第7話では、前半が解放祭と勇者ヒンメルの像に関するエピソード、そして後半からいよいよ「断頭台のアウラ編」が始まります。「断頭台のアウラ編」は初期の葬送のフリーレンでかなり重要な長編エピソードです。
解放祭のエピソードでは、ヒンメルは各地に銅像を作ってもらっていますが、それがフリーレンを未来で一人ぼっちにならないようにするのが理由だと判明します。冒頭のフランメの魔導書の話でフランメがおとぎ話のようなものとして扱われていましたが、僕達はおとぎ話じゃない、僕達は確かに実在したんだ、とヒンメルは言い、その証拠を残すために銅像をたくさん建てているようです。フリーレンが冒頭で複雑な表情を浮かべていたのを、ヒンメルは見逃さず気にしていたようです。
そして断頭台のアウラ編が始まり、魔族リュグナー、リーニエ、ドラートが和睦の使者としてグラナト伯爵の街に現れます。フリーレンは魔族に話し合いは通じない、と分かっていて、いきなり魔族を魔法で攻撃しようとします。ここではフリーレンは衛兵に捕らえられてしまい、地下牢に入れられてしまいます。しかし、魔族ドラートが先走ってフリーレンを殺そうと地下牢を襲撃します。フリーレンならドラートには楽勝とは思いますが、七崩賢、断頭台のアウラが街の外にいるので、そちらを何とかしないといけません。しかし、フリーレンはこの街に見切りをつけ脱獄するつもりようですが、このまま街を去るつもりでしょうか?
第8話「葬送のフリーレン」
第8話「葬送のフリーレン」の記事です。
アニメ 葬送のフリーレンのまとめ記事を書いています。
コメント