週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第115話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。ドワーフのキーゼルから、女神の石碑に関する情報を聞く事が出来ました。
親友
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 115話より
想像以上の魔物の巣窟
前回、ドワーフのキーゼルから女神に関する文献の情報を得ましたが、村は魔物の巣窟となっていると警告を受けていました。ヒンメルは望むところさ、と意気込んで村に立ち入りましたが、想像以上の魔物の巣窟となっていて、全員が全力疾走で逃げています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 115話より
さらに上空から竜まで急降下して襲ってきてアイゼンが捕まってしまい、空中で放り投げられてしまいます。泣いて悲しむハイターですが、よく考えたら泣くほどのことじゃないか、とハイターは考え直します。アイゼンは異常に頑丈なので、あの程度の高さでは無傷です。それよりも魔物の群れに追われているヒンメル達の方がピンチですが、ヒンメルに策はなく結局根性論で走って魔物の群れから逃げます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 115話より
何とか逃げ延びたヒンメル一行
ヒンメル達は何とか魔物の群れから逃げ切りますが、その先には地面にめり込んだアイゼンが倒れていました。そしてアイゼンは、自由落下程度ならあの程度の高さは無傷で何ともありませんでしたが、なにやら唸っています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 115話より
やっとアイゼンとヒンメルは、正面突破は無理と気づいたようです。しかし、ハイターとフリーレンは既に気づいていたようですが、僕のパーティーは聡明だな、とヒンメルはつぶやいて誤魔化します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 115話より
ハイターの隠密魔法をパーティー全体にかけた事で、魔力探知に引っかからなくなりました。これなら、目視にさえ気を付ければ魔物は何とかなりそうです。冒険を始めたばかりの頃はこうやってハイターの隠密魔法を使って、ダンジョン攻略をしていたようでヒンメルとフリーレンは昔を思い出しています。しかし、皆が単純な罠に引っかかって大変だったとフリーレンは言っていますが、誰よりもミミックの罠に引っかかっているフリーレンが言うのにはおかしいと思ったようで、君がそれを言うのか…、とヒンメルがツッコんでいます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 115話より
ヒンメル達は村の裏手から侵入し、キーゼルから受け取った村の見取り図を思い出しながら、なるべく建物の中を通りつつ魔物を避けて村長の家まで進みます。しかし、村長の家の上空にはさっきの竜が飛んでいて、ヒンメル達を見つけると再び急降下して襲ってきます。仕方なく、全員そばの建物へと避難します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 115話より
村長の家の前で竜はうろついていて、竜は離れようとしません。ヒンメルとハイターはしばらく様子を見る考えですが、フリーレンとアイゼンとはぐれてしまっています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 115話より
フリーレンとアイゼンの身を心配するのかと思いましたが、あの二人なら強行突破する可能性がある、とハイターは別の心配をしています。まあその時はその時だ、とヒンメルは諦めますが、それよりも逃げ込んだ建物が孤児院であることにヒンメルとハイターは気付きます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 115話より
孤児院の建物を見て二人は幼少期を思い出し、昔を懐かしみます。そしてヒンメルは、勇者になる決意を初めて伝えたのがハイターだった事も思い出しますが、ハイターは一つ謝りたいことがあるとヒンメルに伝えます。路銀を酒代につぎ込んだことか?と、ヒンメルが聞くと、それは知りません、とハイターは答えます。しかし、路銀を酒代につぎ込んだことはあるようで、ハイターは僧侶なのに平然と嘘をついたようです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 115話より
偽物の勇者と言ってしまった過去
その頃ハイターはヒンメルに、勇者になれるはずがないと、偽物の勇者にしかなれないと言ってしまったようで、その事をハイターは謝ります。そして、あの時私はヒンメルを信じてあげるべきでした、親友だったのだから、とハイターは幼少期の事を悔やみます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 115話より
しかし、ヒンメルはハイターに感謝していると告げ、ハイターが信じてくれなかったからここまで来れた、僕は結構負けず嫌いなんだ、とヒンメルはハイターに言います。そして、今は信じてくれている、そうだろう、とヒンメルと聞くと、ヒンメルが勇者になれると信じているとハイターは答えます。そんな話をしてると建物の外で衝撃が走ります。フリーレンとアイゼンが竜と戦い始めたようで、ヒンメルとハイターも加勢へと向かいます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 115話より
女神の石碑の記述を発見
外の竜を倒してやっと、村長の家に入れたヒンメル達は女神の石碑に関する文献がないか探します。いくつもの書物を探すと、フリーレンが女神の石碑に関する記述を見つけます。やっと冒険らしくなってきたね、とヒンメルが言い、ようやくフリーレンが未来へと帰れる手掛かりが発見できた所で今週は終わりです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 115話より
まとめ
第114話のラストではヒンメルは魔物の群れを前にして、倒そうと意気込んでいましたが数が多すぎたようで、いきなりパーティー全員で逃げています。結局、ハイターの隠密魔法に頼って魔物との戦闘を避けて村長の家までたどり着きます。竜には見つかってしまいますが、建物の中でヒンメルとハイターは昔の話をします。ハイターは幼少期にヒンメルに対して偽物の勇者しかなれない、と言っていた事が心残りだったようですが、ヒンメルはハイターが信じなかったから負けず嫌いな事もあり、ここまでやって来れたと答えます。最後は、今はハイターもヒンメルが勇者になれると信じている、と言った所で、竜との戦闘となり、その後竜を倒して村長の家を調べます。この村長の家で女神の石碑に関する記述が見つかり、未来に帰る手掛かりが見つかります。このままフリーレンがすんなりと未来へ帰れればいいですが第109話でツォルトが、…やはり…お前は未来から…、と言っていて、何か知っていそうでした。魔族が絡んでくる展開も予想されますが、果たしてどのような展開になるでしょうか?
次回、ついに帰還する方法が判明し、フリーレンは未来へと帰れるようになります。しかし、フリーレンの帰還を邪魔する魔族達が現れます。
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