週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第55話のネタバレ、感想です。
前回、54話の記事はこちらです。ユーベルとゼンゼの複製体が激突します。
フリーレンの複製体、撃破
今週は表紙と巻頭カラーを飾っています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 55話より
ヴィアベルと合流
メトーデがヴィアベル達と合流し、ヴィアベル達が三体の複製体を倒したことを知ります。さらに、メトーデはユーベルがゼンゼの複製体を倒したことも知り、ヴィアベルにデンケンの複製体の足止めをお願いします。メトーデ自身は、フェルンの複製体の足止めを行います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 55話より
一方、ユーベル達の所には倒したはずの、ユーベルとラントの複製体が現れます。さらに後ろからは、ラヴィーネ、カンネ、ラオフェンの複製体まで現れます。どうやら水鏡の悪魔(シユピーゲル)を倒すまで、複製体は倒しても復活するようです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 55話より
他の受験者の所にも、次々と複製体が現れて戦闘になっています。メトーデの所にはフェルンの複製体が、ヴィアベル達の所にはデンケンの複製体が現れています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 55話より
フリーレンの複製体との戦闘では、フリーレンの複製体の魔力探知の隙を突こうとしていますが、フェルンは魔力探知の隙を見抜けず、苦戦しています。フリーレンは作戦会議でのフェルンとの会話を思い出し、隙をわざと見せてフリーレンの複製体にもっと大きな隙を作ろうとします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 55話より
フェルンのことをなめているから
フリーレンはフェルンに、フェルンが勝てると思っているのなら勝てる、と断言します。フェルンが、何故そう言い切れるのですか?と、聞くと、だって“私”はフェルンのことをなめているから、とフリーレンは笑顔で答えます。それを聞いたフェルンは、それは良かったです、なら十分勝機はありますね、とフリーレンに言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 55話より
フリーレンが攻撃を受けてダメージを負い、わざと隙を見せると、フリーレンの複製体はさらにフリーレンに攻撃を加えようとします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 55話より
その隙を突いてフェルンは、魔法攻撃を連続で行いフリーレンの複製体に致命傷を与えます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 55話より
しかし次の瞬間、フェルンはフリーレンの複製体に攻撃を受けます。しかもこの攻撃から魔力を全く感じず、フェルンはこの攻撃を魔法として認識できていません。これが魔法の高みなんですね…、とフェルンはフリーレンの複製体の攻撃を素直に凄いと思います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 55話より
フェルンに攻撃をしてるフリーレンの複製体は隙だらけで、その隙にフリーレンはフリーレンの複製体に止めを刺します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 55話より
止めを刺したフリーレンは、よくやった、フェルン、あれを見せるほど追い詰められたのは80年振りかな、とフェルンを誉めます。そして、扉の先にいる水鏡の悪魔(シユピーゲル)を倒すと、他の場所にいる複製体は全て崩れて消え去ります。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 55話より
ヴィアベル達は力を出し切ったのか、シャルフとエーレは動けなくなっています。シャルフレは、ヴィアベルにおんぶをしてくれ…、とお願いします。そして、零落の王墓の最深部には宝箱や金銀財宝が多数あり、ゼンゼや生き残った受験者が金銀財宝の前に立っています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 55話より
第二次試験、合格
ゼンゼが零落の王墓の最深部まで到達出来た受験者を祝福しています。そして、約束通り最深部に辿り着いた全員に、第二次試験合格を伝えます。それを聞いていたデンケンは、一番の功労者のフリーレンの姿を探します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 55話より
フリーレンは大きな宝箱を見て我慢できなかったようで、早速宝箱を開けています。しかし、その宝箱はミミックでフリーレンは喰われてしまい、暗いよー!!怖いよー!!と、フェルンに助けを求めます。第二次試験でミミックに喰われるのは、48話に続き2回目で、フェルンもあきれたのか、フリーレンをぎゅ~とミミックに押し込んでいます。もしくは49話でフリーレンから教わった通り、ミミックがオエッとなるように押し込んでいるのかもしれません。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 55話より
まとめ
今回で零落の王墓の最深部に到達でき、第二次試験も終了です。最初、倒したはずの複製体が次々と復活し、水鏡の悪魔(シユピーゲル)を倒すまで何度も復活すると判明します。他の受験者は大ピンチとなりますが、フリーレンが体を張って隙を作ったことで、フェルンはフリーレンの複製体に致命傷を負わせ、あと一歩のところまで追い詰めます。しかし、フリーレンの複製体は魔法として認識できない攻撃という、反則級の攻撃でフェルンを一転追い詰めます。最後はフリーレンが止めを刺しましたが、フェルンが本当にフリーレンに勝つには、まだまだずっと先のことになりそうです。
また少し休憩をおいて、次は第三次試験が始まるのだと思います。第三次試験で最後だと思いますが、どんな試験内容か今から気になります。
次回、フェルンは壊れてしまった杖を直そうとしますが、フリーレンと喧嘩をしてしまいます。
最新刊、葬送のフリーレン 4巻 発売中です。
発売中のコミック 4巻のネタバレ、感想も書いています。
コメント