週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第71話のネタバレ、感想です。
前回、70話の記事はこちらです。フリーレンの過去の借金が発覚し、鉱山で働くことになります。
新編スタート
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 71話より
魔族に襲われた村
勇者ヒンメルの死から30年後、北部高原、ルーフェン地方でゲナウは、命乞いをする村人と対峙していました。この村人は実は魔族だったようで、ゲナウはこの魔族を容赦なく攻撃し倒します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 71話より
この村はゲナウの故郷だったようですが、魔族に襲われてしまい村は破壊され、廃墟のような状態です。まだ生きている村人をゲナウは見つけますが、かなり重症でゲナウは一緒に来ているというもう一人の一級魔法使いの所に村人を連れて行こうとします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 71話より
既に村は滅ぼされていた…
もう一人の一級魔法使いは、一級魔法使いの試験でも登場していたメトーデです。メトーデは女神さまの魔法が使えるようで、ゲナウは怪我人をメトーデの所まで連れていきます。しかし、怪我人はメトーデの所に連れていく頃には死んでしまっていました。この怪我人はゲナウが見つけた時にはもう助からない状態だったようですが、それでも私にしがみついてきた、とゲナウはメトーデに語ります。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 71話より
村では他にもたくさんの犠牲者がいたようで、メトーデがいた教会の建物の中に安置されています。ゲナウ達はこの村に駐留していたノルム騎士団の討伐要請で、この村に来たようですが要請が北部支部に届いた頃には、村は魔族に襲われていたようで滅んでいたようです。それでもゲナウは村をもう一回り見てくると言い、メトーデは少し休んだ方がいいのではないのですか?と、ゲナウに言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 71話より
その時、ゲナウが使っていた鳥(め)が一つ潰されます。ゲナウは潜伏した魔法使いが二人いると気づき、かなりの手練れだな、とゲナウはメトーデに話しかけます。すると、何者かが建物の窓を破って侵入してきますが、入ってきたのはフリーレンでした。フリーレンの他にフェルンも来ていて、まったく、凄い殺意のこもった魔力だったから魔族かと思ったよ、とフリーレンはゲナウに言います。ゲナウは自分の故郷が魔族に滅ぼされて、苛立っていて無意識的に魔力に殺意を籠めていたようです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 71話より
ゲナウは、紛らわしいことをしたな、悪かった、とフリーレンに謝ります。フリーレンとフェルンも討伐要請を受けてこの村に救援に来たようで、シュタルクに味方だと伝えるように、フリーレンはフェルンに言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 71話より
自分の故郷が魔族に滅ぼされたシュタルクは、他人事と思えないのかたくさんの遺体に対して祈りを捧げます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 71話より
フリーレンとフェルンは、村にいた魔族は二人で倒したとメトーデから教えてもらいますが、ゲナウから一つ腑に落ちない点があると言われます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 71話より
ノルム騎士団
村にはノルム騎士団が駐留していて、少人数ですがかなりの精鋭だったようです。フリーレンは隊長だった男の遺体を見て、この人シュタルクよりも遥かに強いね、と驚きます。そのノルム騎士団の死因は剣による斬撃で、全員即死状態でした。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 71話より
村にいてゲナウとメトーデが倒した魔族は、ノルム騎士団の足元にも及ばない雑魚ばかりだったようで、村を襲った魔族はまだ生きている、とゲナウは言います。それを聞いてフリーレンは、そう、それじゃあ、手伝えることはまだありそうだね、一緒に魔族に人類の恐ろしさを教えてあげよう、とゲナウに言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 71話より
まとめ
今回から新編スタートです。ルーフェン地方の村が魔族に襲われ、ゲナウやフリーレン達は討伐要請を受けて、この村に救援に来ます。しかし、既に村は魔族に襲われた後で、村は滅ぼされていました。ただこの村を襲った魔族はまだ生きているようで、ゲナウ達と協力してフリーレン達はその魔族を見つけようとします。
今回から始まった新編、どんな話の展開になるかまだ分からない部分も多いですが、今から楽しみです
次回、死んだ騎士達の傷の分析した結果、村を襲った魔族は四刀流であることが判明します。
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