【ネタバレ】葬送のフリーレン 第72話「将軍」の感想

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週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第72話のネタバレ、感想です。

 

前回、71話の記事はこちらです。先週から新編がスタートしています。フリーレン達は討伐要請を受けて、北部高原のある村を訪れます。

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魔族の将軍

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 72話より

敵の魔族の性質を解析

シュタルクとメトーデは、検死魔法の結果を元に魔族の性質を解析しています。騎士達の受けた傷の状態から、魔族がどんな剣技を使っていたかを二人は話し合っています。フリーレンとフェルンは、魔族の拠点になりそうな場所を調べていますが、その場所に調査に行く前にパンで夕食をすませます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 72話より

 

ゲナウは教会にいるようで、メトーデがゲナウの分のパンを持っていこうとしますが、フリーレンはメトーデに先に敵の分析結果を教えて欲しいと言います。そこでシュタルクがゲナウの分のパンを持って、ゲナウの所にまで行きます。一方、魔族は分析の結果、四刀流であることが判明します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 72話より

 

シュタルクがゲナウの所にパンを持っていくと、ゲナウは教会の決壊を張り替えていました。教会の中には村人の死体もあるので、より強力なものに張り替えていました。シュタルクが、なんで死体をそのままにしているんだ?埋葬するなら手伝うぜ、とゲナウに言いますが、北部高原では基本的に村落に墓地はないことを、ゲナウはシュタルクに教えます。結界に守られた貴族の墓以外は、魔物の少ない北部高原南端の共同墓地に埋葬されるようです。北部高原では下手に墓を作ると、腐臭に釣られて魔物が集まってくるようで、地獄のような光景になるので墓は作りません。ノルム商会は随分前から死体を燃やして火葬にするように主張しているようですが、聖職者に反対されているようです。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 72話より

 

メトーデとフリーレンとフェルンはパンを食べていますが、パンの固さに不満を漏らしています。メトーデはフリーレンとこんな形で再開するとは思っていなかったと言うと、フリーレンも同様にこんな形で再開するとは思っていなかったと言い、その後フリーレンは自分たちが討伐要請の書面を受け取った時の話をします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 72話より

ゼーリエからの討伐依頼

メトーデもゼーリエから討伐依頼を受けた時の話をします。一級魔法使いは基本的にゼーリエの弟子になっているので、ゼーリエからの命令には従わないといけないようです。メトーデはゼーリエからの命令で、ゲナウと二人組で北部高原の魔族の討伐任務をしていました。ゲナウには相棒がいたようですが先日戦死してしまい、そこでメトーデはゲナウの新しい相棒として任務を引き受けました。しかし、ゲナウはメトーデから握手を求められても無視をして、ゼーリエから握手するように言われてやっとメトーデと握手をします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 72話より

 

ゲナウはメトーデに前の相棒の話をし始めます。ゲナウの前の相棒は、ゲナウとは正反対のいい奴だったようですが、子供を庇って死んでしまったようです。ゲナウはそんな前の相棒の事を馬鹿だと言い、私だったらそんな馬鹿な真似は絶対にしない、今までだって見捨ててきた、とメトーデに言います。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 72話より

 

メトーデは何故私がゲナウの相棒になったのか、ゲナウに質問しますが、ゲナウはゼーリエが決めたことだから、私にも分からないと言います。ただ、北部高原の任務を任される一級魔法使いは三度の飯より戦いが好きなやつが多いようで、ユーベルでなくなぜメトーデが選ばれたのか不思議だとゲナウはメトーデに話します。そして最後に、お前は私のようにはなるな、とゲナウはメトーデに忠告します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 72話より

 

夕食を終えてフリーレン達は探索に出発しようとしますが、その前に情報共有を行います。村を襲った魔族の主力は4体いて、そのうちの一体は四本の剣で騎士団を仕留めた魔族の将軍だとメトーデは皆に話します。将軍とは熟練の魔族の戦士の事で、強力な魔力で身体能力を強化して武術を操ります。中には求道者のように何百年もかけて部を極めたような連中もいて、魔王軍にはアイゼンよりずっと強い将軍もいたようです。今回の魔族も人の姿とは掛け離れている可能性が高いようで、フリーレンは剣四本持った剣術の達人と戦った経験はなく、それが騎士団が負けた原因だろうから、シュタルクにも注意するように言います。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 72話より

新たな魔族の敵

場面は魔族の拠点にうつり、レヴォルテと呼ばれている魔族に部下と思われる子供のような魔族が、獲物が網にかかったと報告しています。魔力の高いご馳走だと、嬉しそうに部下の魔族はレヴォルテに報告します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 72話より

 

魔法使い4人に戦士1人がかかったと言い、勝てない数ではないので仕掛けますか?と、レヴォルテに聞いています。しかし、レヴォルテは嫌な予感がすると言い、分散するまで待とう、と部下の魔族に言います。相手は相当警戒しているので、分散しますかね?と、部下の魔族はレヴォルテに言いますが、レヴォルテはそのために大勢殺して喧嘩を売ったんだ、と言い分散すると断言します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 72話より

 

ゲナウはノルム騎士団が死体を引き取るまで、誰かが村に残った方がいいと言い、自分が村に残ると言います。レヴォルテは、人間には死体を守るために村に残る習性があると言うと、部下の魔族は興味深いです、何故なんですか?と、レヴォルテに質問します。レヴォルテは、理由なんか必要ない、ただそうなる、それだけのことだ、と部下の魔族に答えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 72話より

まとめ

前回から新編がスタートしましたが、今回魔族の将軍、レヴォルテという新しい敵が登場しました。まだ名前はありませんが、部下の魔族もいます。村を襲った魔族の主力は4体いるという事なので、少なくともあと2体は主力級の敵がいると思われます。この魔族が今後、物語にどのように絡んでくるか、注目です。

 

次回、フリーレン達は二手に分かれて、魔族を探索します。

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