TVアニメ 「機動戦士Gundam GQuuuuuuX（ジークアクス）」のネタバレ、感想です。2025年4月8日（火曜）より、日テレ系30局ネット、及びネット配信で放送開始です。
詳しい内容は、TV放送だけでなくPrime Videoで国内最速配信されるので、ご確認下さい。
前回の記事です。
第8話「月に墜（堕）ちる」
宇宙世紀0079年12月、ジオンはマ・クベ大佐を総司令官として、ルナ・ツー攻防戦を開始します。ビグ・ザム量産に成功したようで勝利は決定的のようですが、連邦軍のワッケインは敗北を受け入れつつも、コンペイトウ（ソロモンの別名）を月のグラナダ基地に落下させるソロモン落としを決行、マ・クベにもその知らせが届きます。
グラナダ基地にいるキシリアはチベでの脱出を拒否し、マ・クベの指示でグラナダ基地に待機していたシャアの部隊にグラナダ防衛の命令が下ります。
シャアはソロモン内部に侵入しインプロ―ジョン地点で無人のザク4体を自爆させ主動力炉を内部から破壊、誘爆させソロモンの一部を破断させて、ソロモンの落下コースを変える作戦を立案・決行します。
第二次ソロモン会戦、開始
第二次ソロモン会戦が開始され、ソドンを中心としてシャアの部隊はソロモンへの強襲を実行、何とかソロモン内部へ上陸します。4つの部隊に分かれて無人のザクを設置に向かいます。シャアも自らソロモン内部で無人のザクの設置に向かいますが、シャリア・ブルのキケロガはソロモンの外で待機します。
白い軽キャノン
自爆同期プログラムの作動を確認し順調に無人のザクの設置を進めますが、途中シャアは一人になると連邦軍とザビ家の共倒れを狙って動力炉の誘爆を出来ないようにします。シャアがソロモン落下阻止作戦を自ら失敗するように細工していた頃、赤いガンダムに白い軽キャノンが近付いてきます。
この白い軽キャノンはドズル中将のビグ・ザムを討った連邦軍のニュータイプで、白い軽キャノンはガンダム・ハンマーで赤いガンダムを攻撃します。しかし、シャアは赤いガンダムで逆に白い軽キャノンを返り討ちにし、撃墜しようとします。
シャアが白い軽キャノンを撃墜しようとした瞬間、シャアはニュータイプ的感覚で相手が生き別れた妹・アルテイシアであることを直感します。一瞬の隙が生まれ、その隙に白い軽キャノンはビーム・キャノンを放ち天井に直撃、赤いガンダムは落石によってソロモンに閉じ込められます。その後ザクの4個の同時起爆が不可能と分かり、ソドンはソロモンから撤退します。一方、赤いガンダムのアルファ型サイコミュは何者かの精神に反応し、不可思議な反応を起こし、さらに謎の発光現象が赤いガンダムを包みます。
シャロンの薔薇
同じ頃、グラナダ基地では地下の実験場でオブジェクトが消失した事をキシリアは聞き、シャロンの薔薇、という単語をつぶやきます。さらにシャリア・ブルは突然聞こえて来たララ音を不審に思いつつ、シャアに通信で呼びかけるとノイズ混じりにシャアの声が聞こえてきます。
シャアは誰かを知覚しつつ、何ということだ…刻が…見える…、とつぶやいた後、シャアは赤いガンダムと共に行方不明になってしまいます。こうしてソロモン落下阻止作戦は失敗に終わりましたがゼクノヴァによってソロモン要塞の三分の一が消失、ソロモン要塞の落下軌道が変わり、グラナダ基地は被害を免れました。
前半のサブタイトルは「月に墜ちる」でした。後半のサブタイトルが「月に堕ちる」で、アイキャッチでも描かれています。
ニャアンはグラナダに連れてこられていて、キシリアと二人で食事をしていました。キシリアは自分で作った料理をニャアンに振舞いながら、ニャアンにジオンの大学で学びたいかを聞きます。そしてキシリアはニャアンに、今一度ゼクノヴァを起こすように言います。
その後、ニャアンはエグザベの運転する車に乗りながらエグザベと会話をします。ニャアンはサイド2出身で、サイド2脱出時にたまたま目の前にあったMSを操縦した経験をしていて、それである程度MSを操縦できるようになったようです。またエグザベは同期を二人亡くしているようで、亡くなった二人は新型MSのパイロット候補でニャアンは三人目として連れてこられたようです。
ジークアクス2号機・ジフレド
ニャアンが車で連れてこられた先はジオン突撃機動軍 グラナダ海軍工廠研究所で、先ほど言っていた新型MSを見せられます。このMSはジフレドという名前で、ジークアクスに次ぐ2号機に当たるそうです。
そこにエグザベの同期・ミゲルが現れ、ニャアンとエグザベの会話に加わります。ミゲルはニャアンがジフレドの三人目のパイロット候補だという事をニャアンにバラした後、エグザベがジークアクスのパイロットに選抜された時、ミゲルがケーキを焼いて皆で祝った話をニャアンは聞きます。ニャアンが友達の手作りケーキなんて食べた事がないと言うと、ミゲルは歓迎のしるしにケーキを焼いてあげると答えます。
エグザベの同期二人はジフレドのパイロット候補に選抜された途端に心臓発作で死亡したそうで、エグザベとミゲルはギレン派の暗殺を疑っていました。その会話をいつの間にかニャアンが聞いていて、あの私殺されちゃいますか？と、ニャアンは二人に聞きます。
ニャアンはエグザベに車で送ってもらいますが、その中でキシリアとギレンは戦勝以来どちらも暗殺を警戒して一度も会っておらず、このグラナダにも暗殺者がどこに潜んでいるか分からないと言う話をニャアンは聞きます。その後、ニャアンはエグザベと別れますが、その直後ミゲルからスマホに連絡があって呼び出され、テストが始まれば気軽に会えなくなるので何としても今日中にケーキで祝いたいと、ミゲルから焼いたケーキを勧められます。しかし、ニャアンはケーキを口にする直前、ケーキが毒入りだと気付きミゲルに、これ食べたら私の心臓も止まりますか？と、聞きます。
ミゲルはギレン派のスパイ
ミゲルは、ジフレドが作られた本当の目的を知れば誰だってこうするだろう、と言いニャアンに拳銃を向けますが、そこにエグザベが現れエグザベもミゲルに拳銃を向けます。ミゲルは、大切な仲間をディアブロにする訳にはいかない、いい奴だった、そんな二人の心を僕は守ったんだ、と言いますが、ミゲルが話している隙を突いてニャアンはテーブルをひっくり返すとジフレドの機体を登って上へと逃げます。その際、ジフレドの機体を見たニャアンはキシリアに似ていると感じます。
そこにミゲルが発砲しながら追ってきて、ニャアンの人間の心を守ってあげると言う理由でニャアンを射殺しようとします。勝手な理由で自分を殺そうとするミゲルにニャアンは怒りを覚えますが、直後ジフレドが無人で勝手に起動し、さらにニャアンの目が第8話のドゥーやアマテの様に赤紫色に変化します。
とっくにディアブロになっていたのかと怒りニャアンを殺そうとするミゲルを、ニャアンはジフレドのビット兵器を操りビームで殺します。
一方、キリシアの部屋では側近のアサーヴが実はギレン派のスパイで、ミゲルに毒薬を与えたことを見破られキシリアに銃を向けられていました。ミゲルはイオマグヌッソを稼働させてはいけないとキシリアに忠告しますが、だからこそ総帥に与える訳にはいかないと言うとアサーヴを射殺します。アサーヴを射殺後キリシアは、ガンダムを追った先で見つけた娘、赤い彗星が導いてくれた縁なら大事にせねばな…、とつぶやきます。
さらに場面が変わり、ティルザという女性とシロウズという男性が会話をしています。二人とも初登場で詳細は不明ですが、シロウズはレオ・レオーニ博士と共にイオマグヌッソの建設現場へ同行するようです。二人はガンダム・フレドやシャロンの薔薇を知っている事から、普通の関係者ではないようですが…。
ニャアンはエグザベから、ジークアスクがソドンを脱走したと知らされます。ニャアンは、マチュは本物だから、とつぶやきますが、ジークアスク？と思われる機体が地球の大気圏に突入しているカットが挿入されます。ニャアンも、マチュ一人で地球に行ったんだ、とつぶやいているので、アマテとジークアクスは地球に向かっていると思われます。しかしジークアクスは単身で、大気圏突入に耐えられるのでしょうか？
まとめ
第8話では、前半は劇場版のBeginning部分のカットされた内容で、後半は第7話の続きでした。劇場版のBeginning部分で丸々1話使うと思っていましたが、思ったよりも話は長くありませんでした。
前半のBeginning部分では、シャアがソロモン内部に突入した時にソロモン落下阻止作戦を妨害する振る舞いや、アルテイシアが操縦する軽キャノンとの戦闘、ゼクノヴァが発生する過程が描かれていました。この時、グラナダ基地の地下の実験場でシャロンの薔薇が消失したようですが、次回のサブタイトルが「シャロンの薔薇」なので第9話で色々と新たな事実が判明しそうです。
そして今回、ニャアンがエグザベに連れられてグラナダに来ました。しかし、いきなりニャアンがジフレドのパイロットになったり、いきなりギレン派に暗殺されそうになったり、ビット兵器を操ってミゲルをいきなり殺したり、と今回もいろいろ情報量が多かったです。他にも前回出てきた単語のイオマグヌッソや、ミゲルが言っていたディアブロなど気になる点がありましたが、なんといっても初登場のシロウズと、予告に出てきたブランコに乗っていた少女が気になります。シロウズはシャアに似ている気がしますし、予告の少女はララァに似ている気がしますが、ミスリードで別人の可能性もあります。この二人が第9話でどう絡んでくるか、次回の展開も目が離せません。
第9話「シャロンの薔薇」
アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX（ジークアクス）」のまとめ記事を書いています。
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