15巻には第七十五話から第七十九話まで掲載されています。また描き下ろしマンガ EXTRA27とEXTRA28が収録されています。
前巻、14巻の感想はこちらです。
目次
15巻の収録内容
第七十五話 これがひと夏の思い出
マオがこの前、ロケで湘南ビーチに行ったそうですが、そのビーチが良かったらしく、ヒナ、アンズと一緒に遊びたいそうです。ヒナ、アンズとも予定がちょうどあったので、マオ念願のビーチで海水浴です。
が、この三人が集まるので順調に湘南ビーチに行けるはずもなく、何故か東京から歩きで湘南ビーチまで行く事になります。
© 大武政夫 ヒナまつり 15巻より
第七十六話 全てはロックージョン
この七十六話でヒナ、アンズ、イカルガ、マオ、ハル、を未来から現代に送り出した組織、超人会の秘密が明らかになります。ハルが、未来で起きた出来事を語り始め、ハル自身が送り込まれてきた理由も話しますが、何故かそこに瞳やCENTRAL PARKのアツシもいます。実はこの二人が組織設立に深く関与していました。
© 大武政夫 ヒナまつり 15巻より
EXTRA27 今を生きてる
またもやイカルガが全力で今を生きている話です。
ハルから聞いた内容をイカルガにも伝えようと、アンズはイカルガの家にいきます。
© 大武政夫 ヒナまつり 15巻より
が、イカルガは家事、育児に忙しくアンズは何故か家事、育児を手伝わせられます。やっと家事、育児がひと段落して未来の話をしようとすると今度は、イカルガはアンズ相手に、ダンナの愚痴をこぼし始めます。
© 大武政夫 ヒナまつり 15巻より
第七十七話 会長コース
七十六話で瞳が組織設立に深く関与していた事、またそれはマオの経営している超人フィットネスに深く関わってしまった為だと言う事を知ってしまった瞳。今後できるだけ超人フィットネスとは関わらないようにしたいと思いますが、現実では超人フィットネスが全力で関わってきて、どんどん瞳を追い込んでいきます。
© 大武政夫 ヒナまつり 15巻より
しかし真面目な瞳は仕事だとどうしても断れず、極限まで追い込まれた瞳は自ら全てを暴露します。
© 大武政夫 ヒナまつり 15巻より
EXTRA28 そして彼女は社長になった
瞳が社長になった経緯が分かるエピソードです。
ある日意を決して、詩子や皆に自分が中学生である事、体力の限界なのでもうこれ以上仕事は増やせないと告白します。しかし大人たちは、瞳の経歴は大卒の経歴のまま会社を起業して、そこに仕事や仕事先を一本化すれば、効率化が図れて仕事も続けられると提案してきます。詩子も含めて大人たちは、清々しいまでに自分たちの事しか考えていません。
© 大武政夫 ヒナまつり 15巻より
瞳は詩子に助けを求めますが、もっともらしい事を言ってうやむやにし、全員で瞳に判子と署名を押させます。こうして瞳社長は誕生しました。大人たち、皆ひどいです。
© 大武政夫 ヒナまつり 15巻より
第七十八話 壺男
趣味が骨董品(特に壺)収集の新田が結婚詐欺師に狙われるお話です。
今日も骨董品、壺を探してオークション会場でカタログを眺めていますが、最近北条という女性がよく話しかけてきます。この北条が結婚詐欺師ですが、北条は新田を人畜無害のチキンヤローと見立てますが、探偵に新田を調査させたところ、芦川組の若頭で平成の怪物と呼ばれている危ない男で、詐欺のターゲットにするのはやめた方が言います。
新田に取り入るのは簡単だと思っていた北条は、むきになって新田を詐欺にはめようとしますが思うようにいきません。
© 大武政夫 ヒナまつり 15巻より
第七十九話 宇宙人の連れ去られた少女
超常現象同好会の部員と一緒にUFOを観たい新庄ですが、部員全員UFOをみたいどころか、UFOそのものを信じていません。唯一UFOの存在を信じる新庄は、友達と一緒にUFOが見たいと泣き出します。ネットゲーで同じような?経験をもつヒナは新庄の為に、一肌脱ぎます。
© 大武政夫 ヒナまつり 15巻より
まとめ
この巻でヒナ、アンズ、マオなど超能力者の成り立ち、組織設立の経緯などが明らかになりました。さすがギャグ漫画で、成り立ちや経緯も含めて笑わせてもらいました。
他にも瞳はとうとうグローバル展開を果たしましたし、新田の壺への愛情も相変わらずぶっ飛んでいて本当に面白かったです。アニメは終わってしまいましたが、漫画の方は今後も期待です。
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