4巻には第十七話から第二十一話まで掲載されています。また描き下ろしマンガ EXTRA7とEXTRA8が収録されています。
前巻、3巻のあらすじ、ネタバレ記事です。最新巻の16巻辺りまで話が進むと日本の未来に影響を与える原因の一人、三嶋瞳がまだバーテンダーをやっている頃の話です。
目次
4巻の収録内容
© 大武政夫 ヒナまつり 4巻より
第十七話 ロックンロールの神様に捧ぐ
雑誌の特集でセントラルパークがロックとイリュージョンの融合、ロック―ジョンをひっさげてデビューしていますが、完全に色物扱いでヒナのクラスメイトにも馬鹿にされています。一時期一緒にバンドをしていたヒナとしては面白くなく、クラスメイトに当たってしまいます。そんな時、ヒナ宛てにセントラルパークからライブのお誘いの封筒が届き、ヒナはセントラルパークのライブに行くことにします。
© 大武政夫 ヒナまつり 4巻より
第十八話 取り立てラプソディー
新田が経営する金融会社から借金をしている社長ですが、返済を滞納していてサブに取り立てられています。社長から今返すことは難しいと言われますが、サブもせめて利息分だけでも取り立てないと新田に怒られてしまいます。しかし社長は泣き落としからの、逆ギレで社長は逆にサブを謝らせることに成功し、借金の返済を先延ばしに出来ました。チョロすぎるサブに呆れる新田です。
© 大武政夫 ヒナまつり 4巻より
その後一緒にいたヒナがまんじゅう目当てに再度工場を訪れてまんじゅうをせびりますが、社長はヒナを取り立て屋と誤解してしまいます。さらにヒナが子供の皮をかぶった悪魔のような取り立て屋だと、誤解を重ねていきます。
© 大武政夫 ヒナまつり 4巻より
EXTRA7 牛丼一杯で幸せになれる魔法 それは貧乏
ホームレス生活のアンズは牛丼1杯 250円を食べるべきか悩みますが、たまたま一緒になったヒナは1,000円札を出しカルビ焼肉定食 ダブルの食券を躊躇なく購入します。自分とヒナの格差に一瞬釈然としないものを感じますが、自分は自分と牛丼を目一杯楽しみます。
© 大武政夫 ヒナまつり 4巻より
第十九話 警部!今回のヤマは中々のようです
ヒナのクラスメイト貴志とケンゴは街中で偶然、瞳がバー「Little Song」に入っていくところを目撃してしまいます。中学生が何故バーに入っていったのか不審に思っていると、今度は担任の松谷まで同じバーに入っていくところを目撃してしまい、二人は瞳と松谷が禁断の不純異性交遊をしていると推理します。
© 大武政夫 ヒナまつり 4巻より
貴志とケンゴは瞳の友人 相沢に相談し、ヒナも巻き込んで四人で瞳の疑惑を捜査することにします。
© 大武政夫 ヒナまつり 4巻より
第二十話 新田美佳の東京珍道中
新田の妹、新田美佳は役場職員でしたが、仕事上の些細な事で我慢できなくなり役場を退職し無職になります。無職になった美佳は、兄の新田を頼って東京に上京し、新田のマンションに居候します。しかし美佳は毎日毎日ビールを飲み、ただ飯を食らい、バー「Little Song」でカクテルを奢ってもらい、ヒナとゲームをしつつヒナの頸椎を負傷させ、傍若無人の振る舞いを行います。
© 大武政夫 ヒナまつり 4巻より
第二十一話 教育の限界と弊害
やっと妹 美佳を実家に帰した新田ですが、ニート状態だった美佳が、ヒナの10年後の未来の姿では思い出します。未来のヒナが美佳のようにダメな大人になる事を恐れた新田は、ヒナを教育し始めます。新田は言葉遣い、ゲームは1日1時間、習い事や勉強の習慣化、等を教えこもうとしますが、ヒナは途中から新田の教育方針を拒絶するようになり、超能力で強制的に新田を抑え込みます。超能力に屈服しそうになる新田ですが、ヒナに美佳のようになるぞと言うと、ヒナは「ああはなりたくない」と新田の教育方針を受け入れます。
© 大武政夫 ヒナまつり 4巻より
EXTRA8 出来る部下に任せきった結果
詩子が経営するバー「Little Song」でバーテンダーとして働いている瞳ですが、瞳が接客をし、カクテルを作り、雑用にと大忙しです。しかし詩子は仕事をせずカウンターに座って瞳に、カクテルを要求する始末です。つい瞳は詩子に「仕事しろよ」と毒づいてしまいます。
© 大武政夫 ヒナまつり 4巻より
まとめ
新田の妹であり、自己中心的で気分屋でガサツな性格の美佳が東京に上京してきました。新田は妹の美佳の目を覚まさせようと暴力に訴えますが、空手黒帯の実力の美佳に逆に返り討ちに遭います。さらに被害はヒナにまで及び、あのヒナをして「ああはなりたくない」とまで言わしめたとんでもない人物です。美佳は12巻でも登場して、ここでも「キチガイモンスター」呼ばわりされるぶっ飛んだ性格の持ち主です。
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5巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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