週刊少年ジャンプに掲載されている呪術廻戦 第165話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。日車は領域展開「誅伏賜死」を使用して、虎杖を有罪にしようとします。
虎杖、裁判のやり直しを請求
「天才」日車寛見
日車寛見は、T法学部受験、法科大学院導入前の旧司法試験などあらゆる難関をストレートで通過する「天才」でしたが、彼の中で最も光る原石は呪術師としての才能でした。
© 芥見下々 呪術廻戦 165話より
呪力が練れない虎杖相手に、日車は木槌で容赦なく攻撃し続けます。虎杖は日車寛見の攻撃を何とか避け続けますが、防戦一方となります。
© 芥見下々 呪術廻戦 165話より
日車は領域がデフォルトで備わった自らの術式を解明することで、結界術の基礎をも同時に習得していました。さらに結界術から逆算する形で呪力操作による強化術の巻を掴み、術式開花から12日間で1級術師と比べても遜色のないレベルまで成長していました。結界(コロニー)親友前に数多くの呪霊を退けていて、20人以上のプレイヤーを返り討ちにするなど、呪術師としての才能はまさに「天才」と言っていいレベルのようです。ただ、日車は虎杖が呪力を練れなくなっているのは知らなかったようです。“没収”のペナルティは一時的に術式の仕様を不可能にするもので、虎杖は術式を持っていなかったので、ペナルティは“呪力の使用不可”に変わったようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 165話より
虎杖の強さ
日車は虎杖と話しつつ、虎杖が呪力なしで自分と対等に渡り合えている事に驚愕します。虎杖が呪術師としてではなく生来の肉体、生物としての強度が恐ろしく高いことに日車は気付きます。また術師は術式が使用できなくなると、長年の勘が鈍るのか基礎的な呪力操作もグダグダになることが多かったようですが、虎杖がそれより不利な、完全な呪力の使用不可の状態で、これだけ自分と戦えている事実に脅威を感じ、日車は虎杖を全力で潰す決意をします。
© 芥見下々 呪術廻戦 165話より
木槌の柄の部分を伸ばし、日車は木槌を回しながら虎杖に連続攻撃を行いますが、虎杖は全ての攻撃をかわします。そして、虎杖は木槌を掴むと木槌を奪おうとします。
© 芥見下々 呪術廻戦 165話より
日車は木槌を元の大きさに戻し、虎杖に木槌を奪われることを防ぎます。虎杖は後ろに下がると、日車が入っていたバスタブを蹴って日車にバスタブをぶつけようとします。すると、日車はバスタブを木槌で破壊し、バスタブの中に入っていた水が虎杖の方に向かい、虎杖の視界を奪います。
© 芥見下々 呪術廻戦 165話より
その隙を突いて日車は木槌で虎杖を攻撃しますが、虎杖は木槌を何とか受け止めます。しかし、呪力の無い状態で日車の木槌を受け止めるのは相当きついようで、このままではヤバい!!と、虎杖は何か日車にとって不利な要素があるはずと必死に考えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 165話より
虎杖は日車の術式が裁判の術式なのに気付き、裁判のルールを利用して日車にある提案をします。
© 芥見下々 呪術廻戦 165話より
裁判のやり直し
それは、裁判のやり直しです。もう一回、裁判をやり直すように虎杖が言うと、木槌は元に戻り、再び空間が法廷へと変化し、虎杖と日車は中央の場所へと戻ります。
© 芥見下々 呪術廻戦 165話より
ジャッジマンに有罪を言い渡されペナルティを科された対象は、罪を認めない限り裁判のやり直しを2回まで請求できるようです。また、ジャッジマンがこれを断ることなく、必ず2回まで裁判のチャンスがあるようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 165話より
すると、ジャッジマンは虎杖が渋谷事変で大量殺人を犯した疑いがある、と虎杖に罪状を言い渡します。
© 芥見下々 呪術廻戦 165話より
それを聞いた虎杖は何の主張も虚偽陳述もせず、自分が殺した、これは嘘でも否定でもない、と虎杖は罪を認めてしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 165話より
ジャッジマンは虎杖に、「有罪(ギルティ)」「没収(コンフィスケイション)」「死刑(デス・ペナルティ)」を宣告します。
© 芥見下々 呪術廻戦 165話より
まとめ
前回、没収のペナルティをくらって虎杖は呪力を練れない状態になってしまいましたが、虎杖は日車の攻撃に防戦一方となります。虎杖はこれだけの能力なので、日車にも何か不利な要素があるはず、と考え、日車に裁判のやり直しを要求します。ジャッジマンは裁判のやり直しを断ることはない仕様になっていて、裁判のやり直しが行われます。しかし、虎杖は渋谷で大量殺人を行った罪を問われ、そのまま罪を認めてしまいます。
ジャッジマンから極刑が宣告され、虎杖は絶体絶命のピンチに陥りますが、このまま虎杖は日車にやられてしまうのでしょうか?
次回、日車は「処刑人の剣」で虎杖に斬りかかります。
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