週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第205話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。脹相は弟達の力を借りて、術式や戦闘スタイルをマネて羂索と戦います。
目次
九十九由基の術式と式神が判明
脹相は気を失い、結界から退場
九十九由基が結界内に入場し、ナイスファイト、後は任せて、と脹相に声をかけます。その声を聞いた脹相は安心したのか、気を失ってしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 205話より
失神した脹相はそのまま結界から退場、九十九は、泥臭い男はタイプだよ、とつぶやきます。一方、羂索の方を見ながら九十九は、叩き直してやる、と言い、心の中で私好みにとつぶやきながら、羂索を睨みつけます。九十九の術式情報は総督部も把握していないようで、羂索も総督部から術式情報を得られていないようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 205話より
羂索は九十九に、あまり近付かないでもらおう、と言うと、第201話のアメリカ大統領との直接会談で使用した象のような呪霊を呼び出します。この呪霊は術式対象に概念が絡む特級呪霊のようで、九十九が輸入モノと言っている所から、どこかのアジアの呪霊のようです。特級呪霊を呼び出した羂索に対して、九十九は“凰輪(ガルダ)”と呼ぶ自身の式神を丸めて持ちます。
© 芥見下々 呪術廻戦 205話より
九十九、“凰輪(ガルダ)”で特級呪霊を撃破
そして、“凰輪(ガルダ)”を思いっきり蹴って羂索の特級呪霊に飛ばすと、羂索の特級呪霊の頭に命中、頭が吹っ飛んで特級呪霊は一瞬で撃破します。
© 芥見下々 呪術廻戦 205話より
九十九の術式は“質量”
特級呪霊が一瞬で撃破され驚く羂索ですが、その隙に九十九は一気に羂索に近づきます。そして、驚く羂索に対して自分の術式の正体が“質量”である事を自ら教えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 205話より
そのまま九十九は素手で羂索の顔面をぶん殴ります。羂索も両腕でガードしますが、両腕はちぎれかけた状態になり、九十九の攻撃は顔面に直撃し、そのまま羂索は吹っ飛ばされます。
© 芥見下々 呪術廻戦 205話より
九十九の術式の影響で、羂索は結界の外まで吹っ飛ばされます。九十九の術式の“質量”、その圧倒的質量による攻撃で、空性結界の循環定義に綻びが生じるまで殴り飛ばされた事に、羂索は驚きます。
© 芥見下々 呪術廻戦 205話より
九十九の術式「星の怒り(ボンバイエ)」
九十九の術式とは自らに仮想の質量を付与するもののようで、「星の怒り(ボンバイエ)」という名前のようです。さらに“凰輪(ガルダ)”は九十九の術式によって呪具化した式神で、九十九以外で唯一の“星の怒り(ボンバイエ)”の術式対象のようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 205話より
九十九の速度が落ちていないので、上げた質量による術師本人への影響はないとみるべきか……、と羂索は九十九の術式を分析します。九十九の術式は概念も無視しているようで、羂索は渋谷で残した等級の高い呪霊も、九十九には使えないと判断します。そして、羂索は呪霊を使わず果たして自分だけで、この獣を狩ることができるだろうか、と自問自答します。
© 芥見下々 呪術廻戦 205話より
羂索の三つ目の術式は“重力”か?
一方、九十九は前回羂索が脹相の攻撃を回避する為に使った術式を“重力”だった、と断言します。そして、羂索は呪霊操術と肉体を渡る術式以外にも三つ目の術式を持っていると推測し、それが“重力”だと断定します。「うずまき」で抽出した術式を複数ストックは流石にないと九十九は考えますが、最悪四つ目の術式くらいは持っているかもしれない、とも考え警戒します。一方、羂索も九十九には切り札となる呪力出力の高い鶴蝶術式もあるだろう、と推測します。そして、お互いがお互いを面倒な相手だと思い、二人とも心底面倒そうな顔をします。
© 芥見下々 呪術廻戦 205話より
九十九はプラン通り羂索に領域を展開させて、展開後の術式が使用困難な状態に追い込む作戦を実行しようとします。仮に同時に九十九が領域展開後に、術式が使用困難な状態になったとしても、九十九は式神の“凰輪(ガルダ)”がいる自分に分があると分析します。プランを確実なものにするため、このまま羂索を削ってできるだけ領域の強度を下げようと、九十九は考えますが、羂索は九十九の考えが分かっているかのように、九十九の考えを否定します。
© 芥見下々 呪術廻戦 205話より
お互いの術式が煙たいのに領域を展開しないのは、領域の押し合いに自身がありませんって言ってるようなもんでしょ、と羂索は言うと手で印を結びます。
© 芥見下々 呪術廻戦 205話より
羂索が早くも領域展開を使用
羂索が領域展開「胎蔵遍野(たいぞうへんや)」を使用した直後、九十九は天元の名前を叫び、天元が何かをしようとします。
© 芥見下々 呪術廻戦 205話より
まとめ
今回、九十九の術式が「星の怒り(ボンバイエ)」と言う名前だと分かり、術式の正体も判明しますが、思った以上にパワー系の術式でした。さらに東堂葵の師匠だけあって、自分の術式が「星の怒り(ボンバイエ)」だと説明するコマでも、何故かお色気ポーズを取っています。
そして、羂索は九十九の予想に反して早くも領域展開を使ってきます。「胎蔵遍野(たいぞうへんや)」という名前ですが、どの術式に関する領域なのでしょうか?九十九と天元も、羂索が領域展開を使ったら何かしようと、あらかじめ計画していたようですし、この後の展開が非常に気になりますね。
次回、天元は羂索の領域を解体しようとしますが、羂索の領域には解体すべき外殻がなく、天元は焦ります。
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