進撃の巨人 18巻には71話から第74話まで掲載されています。
前巻17巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
18巻の収録内容
© 諫山創 進撃の巨人 18巻より
71話 傍観者
思い出した記憶の中の映像の男がキース・シャーディス教官だとエレンは不意に思い出し、訓練兵団教官シャーディスの元にエレン達は会いに行きます。エレンはキース・シャーディス教官に何か知っている事は無いか、全て話して欲しいと懇願しますが、キース・シャーディス教官は何も知らないと言います。
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しかし思い出話ならば話せるとキース・シャーディス教官は、エレンの両親、グリシャとカルラとの思い出話を、そしてエルヴィンの一つ前の代、12代調査兵団団長だった頃の話をし始めます。エレンの父、キース・シャーディス教官は壁外調査の帰り道、壁の外側で記憶をなくして迷子になっているグリシャと初めて出会いました。
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72話 奪還作戦の夜
キース・シャーディス教官の思い出話からエレンの父、グリシャは壁の外側から来た人間である可能性が高いことが分かりましたが、結局グリシャが何の目的で来たのか、他詳細は不明のままです。結局ここで考えていてもわからないと、エルヴィンは調査兵団全員にウォール・マリア奪還作戦の決行を断言します。知りたければ見に行けばいいと、エルヴィンはエレンの家の地下室を直接見に行こうと皆に言います。
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全員ウォール・マリア奪還作戦の決行に賛成したように見えましたが、リヴァイだけは部屋に残りエルヴィンに異を唱えます。正確には奪還作戦に反対ではなく、奪還作戦にエルヴィンが参加して、直接指揮をする事に反対します。既に片腕となったエルヴィンは戦場ではお荷物だから、ここに残って現場の指揮はハンジに任せるように言います。
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73話 はじまりの街
いよいよウォール・マリア奪還作戦が始まり、エレン達調査兵団は夜道の中を慎重に足元を灯りで照らしながら進んでいきます。目指すはエレン、ミカサ、アルミンの故郷、シガンシナ区です。途中、巨人と遭遇しますが想定していた通り、夜間では巨人は活動できず巨人はぐっすり寝ています。
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エレンとアルミンは故郷シガンシナ区での思い出を話しながら、エレンは自由を取り戻すことを改めて決意していると、見覚えのある山道や風景が広がっている事に気付きます。ウォール・マリアが放棄された日以来、エレン達はとうとう故郷に帰ってきました。
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74話 作戦成功条件
まずは壁の上に登り様子を見ながら外門まで移動しますが、ライナー、ベルトルトがいた形跡をアルミンが見つけます。敵は待ち伏せをしているようですが、作戦は続行され早速エレンは巨人化した後、硬質化の能力で大きく空いた門の所の穴を塞ぎます。あっさりと門の穴が塞がったことにエレンは若干拍子抜けしますが、リヴァイからは全ての敵を殺しきるまでいつでも壁を破壊される可能性があると言われます。
© 諫山創 進撃の巨人 18巻より
場面変わって、エルヴィンは壁の上でエレンが穴を塞いだのに敵が未だに襲ってこない意図を推測しています。そこにアルミンが地面に散乱していた野営用具一式から、少なくとも三人が壁の上にいたようだとエルヴィンに報告します。エルヴィンとアルミンはさらに三人以外にも調査兵団の接近を知らせる斥候なりが他に存在している事を考えますが、まずは敵の位置の特定を優先します。
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おまけ 「2頭身キャラクター(ともだち)」がやってきた
巻末おまけマンガです。アルミンの元にいきなりキモい2頭身キャラクター(ともだち)がやってきました。一方的にいじめっ子を片っ端から食べると宣言し、アルミンが戸惑っていると、そんなことお構いなしに見返りを要求し養うように強要します。
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まとめ
キース・シャーディス教官が実は、12代調査兵団団長でエルヴィンの前の団長という意外な事実が判明しましたが、他にエレンの父親、母親と実は知り合いでグリシャに複雑な思いを抱いていました。ただし、ハンジからは徹底的にダメだしされています。
ついに調査兵団はウォール・マリア奪還作戦を決行し、シガンシナ区の奪還、そしてシガンシナ区にあるエレンの家の地下室にある何かを確かめに行きます。しかし、そこには獣の巨人であるジークと、ライナー、ベルトルトがエレンを捕まえるべく待ち構えています。
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19巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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