週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第209話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。九十九と羂索との戦いに決着がつきます。
アメリカ軍が結界(コロニー)に突入
2018年11月14日深夜
時間は九十九達が戦った11月16日から少し前、11月14日の深夜に戻ります。アメリカ軍が結界(コロニー)に続々と突入していて、軍人それぞれにコガネが現れ話しかけています。
© 芥見下々 呪術廻戦 209話より
しかし、軍人達はコガネの問いかけに何も答えません。ここで羂索と裏梅のやり取りから、コガネの問いかけに応答しなければ、結界(コロニー)侵入時の転送は起きないことが判明します。
© 芥見下々 呪術廻戦 209話より
羂索はこれを死滅回游の裏ルールと表現しますが、裏梅は、どちらかと言えばバグなんじゃないか?と、手厳しいです。裏梅は羂索に案内された場所を見て、ここなら宿儺様にも満足頂ける“浴”ができる、と満足気です。裏梅が言っている“浴”がどんなものか不明ですが、この場所は真希と父親の扇が戦った忌庫のように見えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 209話より
アメリカ軍が呪術師狩りを開始
一方、アメリカ軍は呪術師狩りを開始します。甘井凛、日車寛見、黄櫨折のカットが挿入されて、さらに次の場面では麗美が軍人に襲われています。麗美のいる部屋にスタングレネードが投げ込まれ、大量の煙が発生した後、軍人が麗美にテーザーガンを打ち込みます。その後、注射のようなものを麗美の首に打ち麗美を気絶、拘束します。甘井凛、日車寛見、黄櫨折のカットが挿入されたことから、甘井や日車も軍人に襲われていると思われます。
© 芥見下々 呪術廻戦 209話より
麗美を拘束した軍人達が別の軍人達と合流しますが、そこにはトラックに拘束された呪術師と思われる人達が何人もいました。軍人達は呪術師なんてちょろい、と言って軽口を交わす会話をしていますが、さらに新たな軍人達のグループが合流します。
© 芥見下々 呪術廻戦 209話より
新たな軍人のグループのリーダーは女性の軍人で、女性の軍人は呪術師もピンキリだと言い、女性の軍人が対応した呪術師は生け捕りでなく殺してしまったようです。女性の軍人は、グレネードの効果が薄かった上、テーザーガンも50口径の弾も通用しなかったので、仕方がないと言います。さらに、頭がヘリになる化け物だったと言い、うちの隊員も傷を負った、自分達が処理した怪物以上の呪術師もいるはず、と仲間の軍人達に警告します。この女性の軍人は頭がプロペラになる呪術師と戦ったようなので、おそらくこの殺された呪術師は虎杖が19巻の第162話で戦った羽場だと思われます。
© 芥見下々 呪術廻戦 209話より
黄櫨は軍人達を撃退
黄櫨の所にも軍人が襲い掛かってきますが、黄櫨は術式を使って爆発を起こし、軍人を撃退します。黄櫨はレジィの、強者だけが残った回游に羂索が爆弾を落とし、死滅回游は役割を終える、という言葉を思い出し、これがそうなのか?と、つぶやきます。
© 芥見下々 呪術廻戦 209話より
一方、場面は羂索と裏梅との会話に戻り裏梅は、死滅回游のプレイヤーに武装した非術師……軍人を当てることで、結界(コロニー)の呪力を活性化させ天元との同化前の慣らしを終える、と羂索に言い、羂索の考えを推測しますが、それだけだと60点だと羂索は言います。羂索は東京と仙台を除けば各結界(コロニー)の呪力は十分でないと言い、その保険として軍隊を各結界(コロニー)に差し向けたようですが、軍VS術師は言う程盛り上がらないと思う、と羂索は言います。覚醒タイプのプレイヤーは苦戦する者も多いだろうし、覚醒タイプは強くても殺人に抵抗がある奴が多い、と羂索は話し、ある程度の被害を受けたら軍も引くだろう、と羂索は推測します。
© 芥見下々 呪術廻戦 209話より
非術師でも外国人でも死に際には大きく呪力が放出される、と羂索と裏梅は言います。そして、羂索が大量の軍人を投入したのは術師に当てるのではなく別に狙いがあり、非術師がどうあがいても勝てない“理”がある、と羂索は言います。
© 芥見下々 呪術廻戦 209話より
次の場面では、軍人の元に呪霊が現れます。軍人は驚き銃を呪霊に向けます。
© 芥見下々 呪術廻戦 209話より
全ての結界(コロニー)に数多の呪霊を解き放っている、夜は彼らのホームグランドだ、と羂索は言います。羂索が軍を夜に行動させたのは、軍人にアドバンテージを与える為でなく、呪霊が活発に動く夜に軍人を行動させ、軍人を呪霊に遭遇させる為でした。
© 芥見下々 呪術廻戦 209話より
呪霊による軍人の大量虐殺
虎杖達がホテル内を移動している場面に移り、羂索の狙いが呪霊による非術師の一方的な大量虐殺だ、と天使は推測します。死滅回游のプレイヤーの呪力によって結界(コロニー)が満ち切らなかった時の保険だな、と天使は冷静に分析しますが、虎杖達はこの時点では非術師が軍人とは知らないので、1000人単位の一般人が結界(コロニー)に突入したことに混乱します。その間にも軍人達は虎杖達に接近し、虎杖達に対してスタングレネードを投げます。
© 芥見下々 呪術廻戦 209話より
虎杖はスタングレネードを蹴り返し、スタングレネードは天井の辺りで爆発しますが、スタングレネードが虎杖達のそばで爆発しなかったと分かると、軍人達は銃を構えて虎杖達を攻撃しようとします。
© 芥見下々 呪術廻戦 209話より
ここで結界(コロニー)に侵入した非術師の正体が軍人と伏黒達は知りますが、外見から自衛隊でもないと分かるので、伏黒は軍人達の目的が何なのかを推測しようとします。結界(コロニー)内の人間の保護か!?と、伏黒は一瞬思いますが、スタングレネードを投げてきたことから、保護という考えに伏黒は疑問を持ちます。伏黒がそんな事を考えていると、軍人達は容赦なく虎杖達に発砲してきます。軍人達の発砲を見て、保護の線はなしか……、と伏黒は心の中でつぶやくと、直接軍人達に聞くしかないと覚悟を決めます。
© 芥見下々 呪術廻戦 209話より
まとめ
時間が11月14日深夜と、前回の九十九達の戦いから少し前に戻り、今回からアメリカ軍による呪術師狩りが始まりました。アメリカ軍は多くの呪術師を生け捕りにしたようですが、羽場のような戦闘に強い呪術師は生け捕りに出来ず、黄櫨に対しては術式でアメリカ軍は返り討ちに遭ったようです。多分、日車の所にアメリカ軍が行っても返り討ちに遭っているでしょう。
また、裏梅は宿儺のために真希と父親の扇が戦った忌庫と思われる場所を確保したようです。羂索は呪霊を使って死体を掃除していましたが、あそこが忌庫ならあの死体はおそらく扇と思われます。
伏黒は軍人の目的を聞き出すため、式神を使って戦う覚悟を決めたようですが、軍人達が呪霊に大量虐殺される前に止めることは出来るでしょうか?
次回、非術師の軍人達が結界(コロニー)に投入されたと知り、虎杖は軍人を助けようとします。しかし、それに反対する天使と意見がぶつかります。
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コメント
腐敗して虫が集っている死体を羂索が呪霊に掃除させるシーン。あの死体は誰だろう?歌姫先生じゃないよね??死んでないよね!??
記事内やまとめで書いてますが、あれは禪院扇っぽいですね。羂索と裏梅がいた場所は、真希と扇が戦って扇が死んだ場所と似ているので、多分扇だと思います。