週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第222話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。五条悟がついに復活、羂索を殺そうと一気に羂索の元まで移動します。
目次
そして最終決戦、五条と宿儺の戦いへ
指を食べて、五条との戦いに備える宿儺
裏梅が宿儺の最後の一本を除いた残りの指を用意しており、宿儺は五条戦に備えてその指を取り込みます。しかし、裏梅でも最後の一本はどうしても見つけられることが出来ず、如何様にも罰は受けます、と宿儺に言って謝ります。しかし、宿儺は最後の一本はおそらく五条が持っていると言い、気にしません。
© 芥見下々 呪術廻戦 222話より
五条は虎杖の死刑を延期する為に「宿儺の指を全て取り込ませてから」という条件を出していましたが、五条は宿儺の指を一本既に手中に収めていて、虎杖の死刑を実質なかったことにしていた、と推測します。裏梅は前回、パンチ一発で五条にやられましたが、その時の傷は反転術式で治していました。しかし、それでも未だに傷が痛むようで、五条に対して2度も宿儺の前で恥をかかされた、と怒り拳を握った時に痛みが走ります。宿儺は最後の一本の指の分はコレで補完できる、と第220話で出てきた即身仏を食べます。あの即身仏はやはり宿儺の体だったようで、それを食べて最後の一本の代用とします。
© 芥見下々 呪術廻戦 222話より
羂索がコガネと会話をしていて、死滅回游のプレイヤーで一度も結界(コロニー)に入場せず、術式を剥奪された者は何人いるか?と、コガネに聞いています。コガネから61名いると聞き、殺されることを恐れたのか、殺すことを恐れたのか、と自分に問いかけますが、違うな、その61人にそんな直感的な感情はない、と断言します。日車寛見の追加したルールがあれば、どちらも回避できたのだから、と羂索は言い、誰だって命をかける勇気を持っているわけじゃない、だが他人に勝手に命をかけられてしまったらあとは行動するしかないじゃないか、とつぶやきます。羂索は、まずは一歩踏み出す、自分の理想に一歩近づくべきだと言い、その実感を知らないまま死んでいく人間を嫌悪するよ、と一度も結界(コロニー)に入場せず術式を剥奪された61人を嫌悪するような言い方をします。そしてこれは天元に言いたかった事のようで、貴様に言っているんだぞ天元、と羂索は一人つぶやきます。
© 芥見下々 呪術廻戦 222話より
七海のことで話がある、と猪野が現れる
場面変わって、五条と家入、伊地知が会話をしていて、五条は俺たちもついに3人になっちゃったね、とつぶやきます。しかし、まだ一人半端になってる奴がいるだろ、と恐らく夏油傑の事を家入が言い、五条もそれに同意します。七海はなんやかんやで生き残るタイプだと思った、と五条が言うと、伊地知はお前のせいで七海が亡くなったと言われた気がしたと五条に謝り、どんだけ僕のこと低く見積もってんの?と、五条は伊地知に怒ります。五条は伊地知に、まだデカい仕事が残っていると言い、気張るように言い檄を飛ばします。一方、渋谷事変で負傷していた猪野ですが、七海の事で話があると五条に会いに来ます。
© 芥見下々 呪術廻戦 222話より
場面はさらに変わって、冥冥は五条悟と宿儺との戦いで儲けようとしていて、その事をつぶやいています。渋谷事変後の規定変更で賭け試合の客層が合法的に広がり、賭けを行わなくてもPPVチケットの売り上げだけで50億は固い、と冥冥は言います。おそらく、五条悟と宿儺の戦いを冥冥の術式で中継し客に観戦させて儲けようと、冥冥と憂憂は考えているようです。その横で虎杖と日下部が、特訓のような事をしています。
© 芥見下々 呪術廻戦 222話より
虎杖は日下部と特訓中
虎杖が日下部を柔道の投げ技で投げ飛ばし、アップ運動はこんなもんでいいだろう、そろそろ掴めよ、虎杖、と日下部に話しかけています。しかし虎杖が日下部に“虎杖”と言っている所から、どうも虎杖と日下部の肉体と精神が入れ替わっているように見えます。しかし、何の特訓をしているか含めて詳細は不明です。
© 芥見下々 呪術廻戦 222話より
乙骨と狗巻の会話
場面は乙骨と狗巻の会話に移り、狗巻の腕の事で話をしていますが、狗巻の腕は宿儺がやった事だから虎杖が背負うべきじゃない、と乙骨が言います。そして、狗巻が何か言い、乙骨がお礼を言った後、使わせてもらうよ、と狗巻に言います。何を乙骨が使わせてもらうのか、こちらも詳細は不明ですが、狗巻と話している事から術式「呪言」に関する事でしょうか?
© 芥見下々 呪術廻戦 222話より
羂索はプレイヤー一掃へ
日時は12月24日となり、五条と宿儺の最終決戦の日となります。羂索は今日まで宿儺から離れたら五条に殺される可能性があるので、死滅回游のプレイヤー狩りは行っていなかったようです。しかし、五条に殺される可能性がなくても、羂索は今日まで動く気はなかったようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 222話より
五条悟が負けた場合、乙骨や真希、秤などの高専の主戦力が宿儺を倒せるのは五条と戦った直後のみなので、高専の主戦力は今日、宿儺から離れることが出来ない、と羂索は読んでいるようです。よって羂索は今日、高専の主戦力が動けずフリーの状態で動けるので、これからプレイヤーを狩りに行くようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 222話より
五条を励まそうとする高専メンバー
一方、虎杖達が集まり、宿儺との最終決戦に挑む五条を励まそうとしています。しかし、今まで勝って当たり前の人間だった五条をどう励ますか、皆で悩んでいます。あまり、心配しようとか、応援しようという気が誰も湧かないようです。
乙骨は、でも普通に喜んでくれると思うよ、と言いますが、ふざけた返事をされると殴っちまいそうだ、と真希は乙骨に言います。そこに、楽巌寺学長と歌姫と一緒に、険しい表情の五条が現れます。
© 芥見下々 呪術廻戦 222話より
険しい表情の五条を見た高専メンバーは、ピリっと緊張した雰囲気になります。しかし、先生!!術式邪魔!!と、虎杖は緊張することもなくマイペースに五条に話しかけます。
© 芥見下々 呪術廻戦 222話より
それを聞いた五条は表情を崩すと、背中を向けて、ばっちこい!!と、虎杖に言います。五条に言われて虎杖は五条の背中を思いっきり叩きます。
© 芥見下々 呪術廻戦 222話より
それを見た他の高専メンバーも緊張が解け、次々に五条の背中を叩いて、五条を最終決戦へと送り出します。
© 芥見下々 呪術廻戦 222話より
高専メンバー、各々が五条に言いたいことを言って、宿儺に勝つように五条を励まします。五条も高専メンバーに、応!!と、答えます。一方の宿儺ですが、不気味に笑みを浮かべています。
© 芥見下々 呪術廻戦 222話より
まとめ
いきなりですが、五条と宿儺の最終決戦の日である12月24日となりました。12月24日まで最低でも数話くらいかけると思っていましたが、かなり速いペースで最終決戦の日を迎えました。
高専メンバーが五条を送り出していますが、その時虎杖が五条に、術式邪魔!!と、言っています。これはおそらく、五条は決戦に備えて術式・無下限呪術を常に使った状態にしていて、それだと虎杖は五条に触れないので、虎杖は五条に無下限呪術を解かせたのだと思います。
このまま最終決戦で五条と宿儺と決着がつくのか、分かりませんが、気になるシーンもいくつかありました。伊地知に残っているデカい仕事とは何か?猪野の七海に関する話は何か?虎杖と日下部がしていた特訓は何の意味があるのか?乙骨が狗巻に使わせてもらうよと言っていたのは何の事か?など、伏線のようなものが何点もありました。このまますんなり話は進みそうにないので、この先の展開にも注目です。
次回、渋谷で五条は虚式「茈」を放つ準備をします。
アニメ 呪術廻戦 第2期 「懐玉・玉折/渋谷事変」のまとめ記事を書いています。
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