週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第264話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。羂索の術式が焼き切れてしまい、五条乙骨は動けなくなってしまいます。
虎杖が領域展開を使用
本家本元、天使・来栖の「邪去侮の梯子」が宿儺に降り注ぎます。ただ、宿儺の近くには虎杖、東堂もいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 264話より
「邪去侮の梯子」が降り注ぐ中、宿儺は足元の道路を殴りつけて道路を破壊します。破壊されて瓦礫がいくつも浮かび上がると、宿儺はその瓦礫をいくつか殴って上空へと飛ばします。宿儺はその瓦礫を足場にして光の柱を駆け上がっていきます。乙骨の領域に付与された、対象を宿儺に絞った必中の「邪去侮」とは違い、今回の「邪去侮」は虎杖や東堂にも効きます。虎杖や東堂も「邪去侮」の影響を受けるので術式が使えず宿儺の邪魔は出来ないので、光の柱を駆け上がれば宿儺は天使・来栖を攻撃できます。
© 芥見下々 呪術廻戦 264話より
腕を無くして以前ほど出力が出せない天使・来栖
来栖は腕を無くしていて、「邪去侮の梯子」の出力は以前ほど出ていないようです。その為、宿儺が光の柱を駆け上がっている間に宿儺を伏黒の肉体から引き剥がす事が出来ず、宿儺は天使・来栖の元までたどり着いてしまいます。一旦、天使・来栖は離れようとしますが、宿儺は天使・来栖を逃がしません。
© 芥見下々 呪術廻戦 264話より
宿儺の打撃は「黒閃」となりますが、天使・来栖に当たる前に東堂が割って入り東堂が「黒閃」をくらいます。「黒閃」が天使・来栖に当たることは回避できましたが、「黒閃」をくらった衝撃で東堂と天使・来栖は吹っ飛ばされ、二人とも地面に叩きつけられます。二人とも死んではいないようですが、行動不能になってしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 264話より
宿儺は行動不能となった二人の止めは後で刺せばよいと考え、先に虎杖を始末しようとします。そこに虎杖が現れ、拳を握り攻撃を繰り出します。虎杖も光の中を焼かれながら、宿儺が作った瓦礫の足場を使って駆け上がり宿儺を追ってきていました。
© 芥見下々 呪術廻戦 264話より
虎杖は宿儺の顔面を殴ると両足を掴んで、宿儺をビルへと叩きつけます。宿儺はビルに激突しつつも、何とか地面に着地します。
© 芥見下々 呪術廻戦 264話より
虎杖はいつの間にか宿儺の背後に回り込み、地面に切り取り線の模様を出し術式「御廚子」を使用します。これがただの斬撃なのか、術式対象を魂の境界に絞った「解」なのかはっきりしませんが、宿儺が避けている事からこの攻撃も術式対象を魂の境界に絞った「解」と思われます。
© 芥見下々 呪術廻戦 264話より
遂に反転術式を取り戻す
虎杖の攻撃を避けると、宿儺は虎杖の顔面を殴ります。更に二度の「黒閃」を経て、宿儺は遂に反転術式を取り戻します。負傷していた上下左腕と下右腕、さらに腹にあるもう一つの口が復活しています。
© 芥見下々 呪術廻戦 264話より
宿儺は第235話の五条のように大技を使うようなリスクの高い手段を取るまでもなく、4本の腕を使って虎杖に次々と打撃をくらわせます。
これなら領域で焼き切れた術式が回復するまで、俺の命に小僧の手が掛かることはない!!と、宿儺は考えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 264話より
虎杖はまた地面に切り取り線の模様を出し、術式対象を魂の境界に絞った「解」で宿儺を攻撃しますが、宿儺はこの「解」をかわします。術式対象を宿儺と伏黒恵の魂の境界に絞った「解」は、受肉体である宿儺には致命的な術ですが、第263話と同様に当たらなければ意味はないと宿儺は判断し、さらに虎杖に打撃を入れます。
© 芥見下々 呪術廻戦 264話より
すると第15話で、五条が虎杖に領域展開についてレクチャーする場面へと切り替わります。領域展開は滅茶苦茶呪力を消費するが、利点もあり一つは環境要因によるステータスの上昇、ゲームの「バフ」みたいなもの、と五条は虎杖に説明します。
© 芥見下々 呪術廻戦 264話より
領域展開と唱える虎杖
そしてもう一つ、領域内で発動した付与された術式は絶対に当たる、と五条は虎杖に言います。当たらなければ意味はないと判断した宿儺ですが、虎杖は掌印を結び領域展開と唱えます。虎杖は日下部との入れ替え修行により、結界術の基礎を習得していました。
© 芥見下々 呪術廻戦 264話より
虎杖に受肉した姿へと戻った宿儺
次の瞬間、虎杖と宿儺は駅のホームのような場所にいました。なんだ……、これは……、と戸惑う宿儺ですが、何故か宿儺が虎杖に受肉した時の姿になっています。
© 芥見下々 呪術廻戦 264話より
行くぞ!!宿儺!!と声を掛ける虎杖、そんな虎杖を宿儺は睨んでいるようにも見えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 264話より
まとめ
第264話では、ジョーカー、天使・来栖による出力最大の「邪去侮の梯子」が放たれますが、来栖の腕の負傷が原因で以前ほどの出力が出ず結局不発に終わります。天使・来栖と東堂が行動不能となり、残るは虎杖のみとなりますが、ついに虎杖が領域展開を使用します。虎杖が領域展開と唱えた直後、二人は駅のホームのような場所にいました。あの場所が虎杖の領域で、心象風景を具現化した場所なのでしょうか?虎杖も宿儺も傷が消えていますし、何故か宿儺が虎杖に受肉した時の姿に戻っているので、もしかしたら精神世界での話なのかもしれません。
領域内で発動した付与された術式は絶対に当たるので、術式対象を魂の境界に絞った「解」が領域に付与された術式なら宿儺は確実に肉体を維持できず、伏黒から引き剥がすことが出来そうです。ただ伏黒の魂の状態は依然として不明なので、どういう形にせよ伏黒の魂を救うために1・2話ぐらい必要な気がします。しかし、ついに虎杖が領域展開を使用したのでクライマックスも本当にあと少しとなりそうです。
次回、虎杖が昔住んでいた岩手県の町を巡りながら、虎杖は宿儺に昔の思い出を見せていきます。
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コメント
めちゃくちゃアツいですね
でももし精神世界だとすると攻撃とかは出来るんですかね?
そこが気になります。魂の境界線に解をぶち込めないと負けですし
傷とかも消えてますし色々謎ですね~
次回めっちゃ楽しみです
もし本当に精神世界なら、戦闘よりは会話中心の展開になるような気がします。虎杖が宿儺を説得する感じで、伏黒の魂を救うという感じの展開で…。
そして、そこに新宿決戦で死んでいった五条や鹿紫雲一、日車、脹相なども会話に参加しそう。
まあ、戦闘中心の方が絵面が派手で楽しそうですが…。
どちらにしろ、次回が本当に楽しみですね。