週刊少年ジャンプで連載中の呪術廻戦の1巻 両面宿儺 の感想、ネタバレです。
1巻は、第1話から第7話まで掲載されています。
1巻
1巻の表紙は、虎杖悠仁です。
© 芥見下々 呪術廻戦 1巻より
第1話 両面宿儺
杉沢第三高校 一年・虎杖悠仁は、祖父が亡くなった日の夜、呪術師の伏黒恵から虎杖が持っている呪物を渡すように言われます。しかし、呪物の中身は学校にいる先輩達に渡してしまっていて、学校では既に先輩達が呪物の封印を解いてしまっていました。封印が解かれた呪物に引き寄せられ、人を襲う化物・呪霊が学校に現れてしまい、取り残された先輩達は呪霊に襲われてしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 1巻より
虎杖は先輩達を助けようとしますが、苦境に追い込まれてしまい、強い呪力を得るため虎杖は呪物を飲み込みます。その結果、特級呪物・両面宿儺が虎杖の肉体に受肉してしまい、もう人間ではない、と虎杖は伏黒に言われてしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 1巻より
第2話 秘匿死刑
自ら両面宿儺の指を飲み込んだ虎杖は、宿儺の力で呪霊を撃退します。さらに虎杖は宿儺の力を制御できており、呪術師の五条悟はその事実に驚きます。しかし、宿儺を飲み込んだ虎杖には秘匿死刑が決定しますが、五条が上と交渉した結果執行猶予が付き、全ての宿儺を見つけ出し取り込むまで処刑の猶予が与えられることになります。
© 芥見下々 呪術廻戦 1巻より
第3話 自分のために
虎杖は祖父の遺言である、オマエは強いから人を助けろ、の言葉に従い、宿儺を全部喰って呪いに殺される人を少しでも減らすため、都立呪術高専に入学する決意をします。しかし、呪術高専の学長・夜蛾正道との面談で、虎杖はいきなり不合格を言い渡されます。夜蛾は虎杖に、納得のいく答えが聞けるまで攻撃は続くぞ、と言うと、夜蛾の作った呪骸の人形が虎杖を攻撃し続けます。
© 芥見下々 呪術廻戦 1巻より
第4話 鉄骨娘
呪術高専に無事、入学した虎杖は、伏黒・五条と一緒に、もう一人の呪術高専・一年生の釘崎野薔薇を迎えに行きます。釘崎と合流した虎杖達は、五条の案内で六本木へと向かいます。おのぼりさんの虎杖と釘崎は六本木と聞き喜びますが、行った先は廃ビルで、五条から呪いを祓うように言われます。
© 芥見下々 呪術廻戦 1巻より
第5話 始まり
釘崎は呪力をこめた釘を打ち込んで相手を攻撃する術式「芻霊呪法(すうれいじゅほう)」の使い手で、呪霊を芻霊呪法で順調に祓っていきます。しかし、もう一体の呪霊には知性があり、子供を人実にして釘崎を脅します。釘崎は子供の命を優先し武器を捨てますが、呪霊は子供を見逃そうとせず、釘崎と子供の二人共を殺そうとします。最後は、虎杖が壁越しに呪霊を攻撃し子供を助け、釘崎が芻霊呪法「共鳴り」で呪霊に止めを刺します。
© 芥見下々 呪術廻戦 1巻より
第6話 呪胎戴天
2018年7月、特級仮想怨霊の呪胎が、西東京市の少年院の運動場上空に現れます。呪胎が変態を遂げるタイプの場合、特級呪霊に成ると予想されるため、虎杖、伏黒、釘崎の三人が現場へと派遣されます。五条が出張中で不在のため、三人には「絶対に戦わないこと」が補助監督の伊地知潔高から厳命され、虎杖達は生存者の確認と救出のみが指示されます。
© 芥見下々 呪術廻戦 1巻より
第7話 呪胎戴天-弐-
少年院の内部に入った三人ですが、釘崎は別の場所へと飛ばされて、虎杖と伏黒は変態を遂げた特級呪霊と対峙することになります。伏黒の犬の式神・玉犬は倒され、虎杖は左腕を特級呪霊に斬り落とされてしまいます。絶体絶命の状況に陥った虎杖は、伏黒に釘崎を助けてこの領域から脱出するように言い、二人が脱出するまで特級呪霊を足止めしようとします。
© 芥見下々 呪術廻戦 1巻より
おまけ 描きやすいキャラ、描きづらいキャラ
芥見下々先生の描きやすいキャラランキングです。主人公の虎杖より、五条先生の方が描きやすいみたいですね。先の物語の話ですが、五条先生は渋谷事変編以降、ある事情で出番が急減していますが、芥見下々先生にとって描きやすいキャラなら早く復活して再び活躍して欲しいものです…。
© 芥見下々 呪術廻戦 1巻より
まとめ
1巻では、主要メンバーの虎杖・伏黒・五条・釘崎の登場から、呪胎戴天編の前半までが描かれています。
呪胎戴天編では、いきなり主要メンバーの一人・虎杖が数話先で死亡します。先にネタバレしてしまうと、その後虎杖は復活しますが、これには伏線があって宿儺の力で復活するときにある条件で宿儺と契約を結びます。この契約の伏線が回収されるのが、かなり後の2023年に週刊少年ジャンプに掲載された、第213話「呪胎戴天-伍-」でした。実に約5年越しに伏線が回収されたので、これにはかなり驚きました。この伏線回収の内容は必見ですよ。
2巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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