週刊少年ジャンプで連載中の呪術廻戦の25巻 人外魔境新宿決戦の感想、ネタバレです。
25巻は、第218話から第227話まで掲載されています。
前巻、24巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
目次
25巻
25巻の表紙は、両面宿儺です。
© 芥見下々 呪術廻戦 25巻より
第218話 浴③
万は構築術式で作った虫の鎧を身にまとい、宿儺に近接戦闘を仕掛けます。伏魔御廚子を使わず十種影法術のみで戦う宿儺に、何としても伏魔御廚子を使わせようと、万は宿儺を攻撃しながら言葉で煽ります。しかし万の液体金属で攻撃された宿儺は、十種影法術「円鹿(まどか)」・「貫牛(かんぎゅう)」を呼び出してあくまで十種影法術のみで戦います。
© 芥見下々 呪術廻戦 25巻より
第219話 浴④
万は平安時代の出来事を思い出しながら、宿儺を殺して宿儺の孤独を独り占めしたいと考えます。万は構築術式で「完全な球体」、「真球」を作り出し、さらに領域展開「三重疾苦(しっくしっくしっく)」を使用します。万の領域には、触れることが出来ない「真球」が必中効果として付与されており、このままでは「真球」による無限の圧力で宿儺は消えてしまいます。領域・三重疾苦に対抗するために宿儺が伏魔御廚子を使うと万は思っていましたが、領域を展開しない宿儺に万は驚きます。そして、宿儺は伏魔御廚子でなく八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)を召喚します。
© 芥見下々 呪術廻戦 25巻より
第220自浄自縛
羂索は死滅回游の新規プレイヤーの参加を打ち切るルールを追加するように、コガネに要求します。しかし、この追加ルールはルール7に抵触するとコガネは言い、ルール追加を却下します。ここで羂索は浄界を破壊し死滅回游を強制終了するとコガネを脅し、追加ルールを無理やり通します。
© 芥見下々 呪術廻戦 25巻より
更に、夏油傑、伏黒恵、氷見汐梨(ひみしおり)を除く全プレイヤーの死亡をもって死滅回游を終了するルールも追加するように、コガネに要求します。氷見汐梨とは裏梅が受肉した人間の名前のようで、羂索、宿儺、裏梅以外の全プレイヤーを殺して、死滅回游を終了、そして日本人と天元との超重複同化を発動しようと羂索は考えていました。
© 芥見下々 呪術廻戦 25巻より
第221話 得喪
傷を負った来栖は戦闘に参加できる状況でなく、天使は五条悟の封印を解く協力を約束してくれます。さっそく獄門彊の封印を邪去侮の梯子で解きますが、復活した五条はすぐに羂索の所まで行き、羂索を殺そうとします。しかし、宿儺の邪魔が入り羂索を殺すことは出来ず、五条と宿儺は12月24日を決戦の日として約束します。
© 芥見下々 呪術廻戦 25巻より
第222話 予兆
決戦の日を12月24日に控えて、宿儺は見つからない最後の一本を除く残りの指を全て取り込んで、五条との決戦に備えます。さらに、羂索が見つけた宿儺の体も取り込んで、足りない宿儺の指一本分の代わりとします。一方、高専側も宿儺との決戦に備えて準備をしていました。虎杖は日下部と肉体を入れ替えたようで、何かの特訓に打ち込んでいました。
© 芥見下々 呪術廻戦 25巻より
第223話 人外魔境新宿決戦①
12月24日の決戦当日、五条は新宿の高層ビルで宿儺への初手の攻撃を準備していました。宿儺に攻撃の出力を悟られないように伊地知に結界を張ってもらい、さらに歌姫の術式「単独禁区(ソロソロキンク)」で五条の呪力総量、出力を一時的に増幅させます。五条も術式の手順を省略せず、“九綱”“偏光”“烏と声明”“表裏の間”と呪詞を唱え、掌印を省略せず、200パーセントの威力の虚式「茈」を宿儺に放ちます。
© 芥見下々 呪術廻戦 25巻より
第224話 人外魔境新宿決戦②
初撃の虚式「茈」は宿儺にダメージを与えましたが、宿儺はすぐに反転術式で回復、五条と宿儺は激しい近接戦闘を開始します。五条は無下限呪術で宿儺を攻撃、宿儺も斬撃で五条を攻撃します。二人は余裕でお互いの攻撃をかわしますが、新宿の高層ビルは二人の近接戦闘の余波で瓦礫の山となってしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 25巻より
第225話 人外魔境新宿決戦③
別の場所にいる高専メンバーが、なぜ五条と宿儺が領域展開をしないかを議論をしていますが、そんな議論の最中で突然、二人は同時に領域展開を行います。五条と宿儺の領域の押し合いは結界内では互角ですが、宿儺の領域の効果範囲は五条の領域の外殻より外側に達します。そして、領域の結界は外側からの攻撃に脆く五条の領域は外側から攻撃され、破壊されてしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 25巻より
第226話 人外魔境新宿決戦④
宿儺に領域を破壊され、五条は宿儺の斬撃をくらいますが反転術式ですぐに治します。しかし宿儺の領域内にいる限り、五条は宿儺の斬撃を絶え間なく浴びせられますが、五条は反転術式を全開にして治癒し続けます。さらに、五条はシン・陰流「簡易領域」を使用して、宿儺の領域の必中効果を消しつつ肉体の修復を優先します。
© 芥見下々 呪術廻戦 25巻より
第227話 人外魔境新宿決戦⑤
五条の術式は焼き切れて使えず、宿儺に斬撃を浴びせられ続けられた五条は絶体絶命のピンチと思われました。しかし、五条は反転術式で焼き切れた術式を治癒し、再び無下限呪術を使用可能にし、術式反転・赫で宿儺を吹き飛ばします。そして五条は宿儺に領域を展開するように挑発すると、自分も領域展開・無量空処を使い、再び領域の押し合いを始めます。
© 芥見下々 呪術廻戦 25巻より
おまけ 裏梅の不覚
第221話で復活した五条に挑んで吹っ飛ばされた裏梅です。裏梅がギャグマンガみたいにビルにめり込んでいますが、一応死んでいません。
© 芥見下々 呪術廻戦 25巻より
おまけ 虎杖と肉体を交換した日下部
第222話で何かの特訓をしていた虎杖と日下部ですが、肉体が虎杖と日下部で入れ替わっているように見えました。コミックのおまけでも、虎杖の中にいる日下部?が、若いな~肉体が軽い、と喜んでいるので、やはり肉体が入れ替わっているようです。何かの特訓の為に肉体を入れ替えたのでしょうが、どういう原理で入れ替わったのかは不明です。
© 芥見下々 呪術廻戦 25巻より
まとめ
25巻では、宿儺と万の戦いに決着が、そして遂に五条悟が獄門彊から復活します。11巻第91話で獄門疆に封印されて以来、久々の五条の出番です。そして、12月24日に新宿で史上最強の術師・宿儺と、現代最強の術師・五条の最終決戦が幕を開けます。
五条と宿儺の戦いは、近接戦闘から領域の押し合い合戦へと移行します。領域の押し合いでは宿儺の方が有利に見え、五条は宿儺の斬撃を何度も浴び続けていますが、五条は反転術式を全開にして何とか斬撃に耐えます。さらに、五条は焼き切れた術式を反転術式で治癒するという乙骨も驚く方法で、何度も領域展開をしますが、乙骨が心配する通り何かとんでもない無茶をしているのかもしれません。五条と宿儺の最終決戦は、どんな結末になるか、今から先の展開が気になります。
次巻、26巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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