【ネタバレ】呪術廻戦 24巻 呪胎戴天-再帰- のネタバレ、感想

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週刊少年ジャンプで連載中の呪術廻戦の24巻 呪胎戴天-再帰-の感想、ネタバレです。

24巻は、第209話から第217話まで掲載されています。

 

前巻、23巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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24巻の表紙は、来栖華です。

© 芥見下々 呪術廻戦 24巻より

第209未知への供物①

九十九と羂索が戦った11月16日より少し前の11月14日の深夜、突如としてアメリカ軍が結界(コロニー)に続々と突入します。軍人達は呪術師狩りを始め、結界(コロニー)内にいた麗美などの呪術師が捕まっていきます。しかし、黄櫨折(はぜのきいおり)のような強い術師は軍人を返り討ちにし、軍人達の中にも負傷者が出ます。

© 芥見下々 呪術廻戦 24巻より

 

羂索の本当の狙いは術師と軍人の戦いではなく、呪霊による軍人の一方的な大虐殺でした。その為に軍人を呪霊が活発になる夜に突入させていました。非術師である軍人でも、息絶える瞬間には大きく呪力が放出され、羂索はそれによって各結界(コロニー)の呪力によって活性化させ天元との同化前の慣らしを終わらせようと考えます。

© 芥見下々 呪術廻戦 24巻より

第210未知への供物②

他国の軍人が結界(コロニー)内で呪霊に襲われ虐殺されていると分かり、虎杖は軍人達も助けようとします。しかし、来栖華と共生している天使にとって、既に呪力で満たされている東京第1第2結界(コロニー)内で軍人を助けても結果は変わらず、天使は意味のない争いに巻き込まないでくれ、と虎杖に言います。しかし、オマエらを信用していない、と虎杖は天使に言い、勝手に軍人を助けようとします。

© 芥見下々 呪術廻戦 24巻より

第211熟む

呪霊による非術師の大虐殺が進んだせいか、日本列島の慣らしは進んでいき呪力で満たされていきます。呪力に当てられて調子を崩す一般人も出てきますが、天元との同化はまだ始まっていません。一方、九十九が羂索に敗れて天元が獲られた事を真希から聞いた虎杖達は、天元との同化が始まる前に津美紀を助ける事にします。既に乙骨からポイントを譲渡してもらっていた伏黒は、津美紀と合流し“プレイヤーを死滅回游から離脱”できるルールを追加しようとします。

© 芥見下々 呪術廻戦 24巻より

第212膿む

津美紀は覚醒タイプのプレイヤーではなく受肉タイプのプレイヤーで、既に津美紀は過去の術師に肉体と精神を乗っ取られてしました。そして、津美紀を乗っ取った術師は津美紀の脳から記憶を読み取り、器本人として振舞って伏黒を騙していました。津美紀を乗っ取った術師は“万”という名前で、万は勝手に結界(コロニー)を自由に出入りできるルールを追加すると、どこかに行ってしまいます。

© 芥見下々 呪術廻戦 24巻より

 

騙されていた事にショックを受ける伏黒、そして虎杖と来栖は万を追いかけようとしますが、ここで宿儺が、契闊、と唱えます。宿儺が「契闊」と唱えたら、一分間体を明け渡す縛りをこの場面で宿儺は使い、虎杖の肉体を乗っ取ります。

© 芥見下々 呪術廻戦 24巻より

第213呪胎戴天-伍-

宿儺は伏黒に強引に自分の指を飲み込ませ受肉させると、伏黒の体を乗っ取ります。一方、虎杖の体は虎杖本人へと戻ります。宿儺は虎杖をパンチで吹っ飛ばし、伏黒の術式・十種影法術で髙羽と真希を攻撃します。そこに来栖が現れ、天使から宿儺が堕天だと知らされます。堕天がより強く根を下ろす前に、伏黒から堕天を剥がし消し去るため、天使の術式・「邪去侮の梯子(やこぶのはしご)」で堕天を消し去ろうとします。

© 芥見下々 呪術廻戦 24巻より

第214呪胎戴天-陸-

宿儺は伏黒に戻ったふりをして来栖にかみつき、片方の天使の羽をもぎとり、さらに片腕もちぎり取ります。その後、投げ飛ばされた来栖はビルから落下、重傷を負います。その様子を見ていた虎杖は激怒し、宿儺に殴りかかります。

© 芥見下々 呪術廻戦 24巻より

第215呪胎戴天-漆-

伏黒の自我が抵抗しているせいか、宿儺の肉体の動きや呪力出力が制限されていて、虎杖は宿儺にパンチを当てることに成功します。さらに真希が合流し、真希と虎杖は二人で宿儺を殺してでも捕まえようとします。しかし真希と虎杖、二人の攻撃でも宿儺を捕まえる事は出来ず、二人は苦戦します。

© 芥見下々 呪術廻戦 24巻より

第216浴①

羂索は「天元と人間との超重複同化」を実行させるため、死滅回游を終わらせようと考えていました。“永続するゲームを終わらせる”無理難題の縛りを、羂索は自分自身にかけることで死滅回游という理不尽なゲームを成立させていました。一方、宿儺は“浴”を行う事で伏黒恵の魂をより深くへ沈めて、肉体を仕上げようとします。

© 芥見下々 呪術廻戦 24巻より

第217浴②

“浴”を終えた宿儺は津美紀を乗っ取った万と戦うために、万のいる仙台結界(コロニー)へと向かいます。伏黒津美紀を破壊し、宿儺の中の伏黒恵を完全に沈める目的ですが、1000年前からの因縁がある万も宿儺との戦いを望んでいました。

© 芥見下々 呪術廻戦 24巻より

おまけ 「鵺」のマークは「大蛇」と同じ

第213話で出てきた宿儺が召喚した「鵺」ですが、「大蛇」と同じマークだそうです。これはこの鵺が大蛇の能力を継承しているからだと思われます。

© 芥見下々 呪術廻戦 24巻より

まとめ

24巻では、アメリカ軍を含めた他国の軍が結界(コロニー)内に突入、逆に呪霊の餌食になってしまいます。さらに、伏黒津美紀が万に体を乗っ取られていたことが判明し、伏黒恵が宿儺に体を乗っ取られてしまいます。その後、宿儺と万の戦いが始まります。

2巻 第11話で宿儺が「契闊」と唱えたら一分間体を明け渡す縛りを、虎杖としていましたが、第212話でこの縛りを使います。201話ぶりの伏線回収ですね。宿儺はずっと前から、伏黒恵の肉体を狙っていたようで、このタイミングで伏黒の肉体を乗っ取ります。これで、宿儺は伏魔御厨子だけでなく、術式・十種影法術も使えるラスボスと化してしまいました。この宿儺には五条でないと対抗できないと思いますが、獄門疆の封印を解ける来栖は生死不明です。かなり混沌とした展開になってきましたが、五条の封印を解くことは出来るでしょうか?

 

次巻、25巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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