【ネタバレ】カグラバチ第102話「視るべきモノ」感想、ネタバレ

漫画

2025.11.24

週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ第102話のネタバレ、感想です。

週刊少年ジャンプ 2025年52号の、少年ジャンプ＋・ゼブラックでの電子配信日は11月24日（月曜）0時です。

前回の記事はこちらです。

【ネタバレ】カグラバチ第101話「安全地帯」感想、ネタバレ

週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ第101話のネタバレ、感想です。前回の記事はこちらです。剣聖は幽が自分を殺しにきたと分かった上で、普通に会話を始めます。妖刀が本部に入れないなら、幽を結界の外へ薊の蹴りは幽に防がれる前回、薊は蹴りで幽を...

チヒロの一閃が真打を捉える
まとめ

チヒロの一閃が真打を捉える

睨み合う三人

座村は幽に、随分と予定を変えたようだな、と神奈備本部を奇襲した事を問い詰めますが、念の為に……正解だったよ、と幽は答えます。

幽もチヒロと一緒に戦おうとしている座村に、あんたの気も随分変わったみたいだからな、……違う未来を視たか、と問います。そして幽は剣聖と話した事を座村に言い、剣聖は錯乱状態で蠱を起こしたのではなく正常だったと言い、信じまいが勝手だが…俺は剣聖を復活させる、と座村とチヒロに断言します。

剣聖は幽の身体への浸食を完全にやめており、幽はその理由を自分の腹を探っていると推測します。そして、このチヒロと座村との戦いで俺の信念を教えてやる、二人なら相手として不足はないと幽は考えます。幽は、蠱は“厄災”でなく一人の人間が起こした“行動”だ、今こそ圧倒的な力を以って“支配”するべきだ、この混沌の世を納めるために、六平国重は選択を誤った、と言い、妖刀真打はこの世に必要な力だ、とチヒロと座村に主張します。一方、座村は一般人の避難はまだ小規模でしか済んでいないので、幽と真打はここに留めるぞとチヒロに言います。

チヒロと座村の居合白禊流

チヒロは金魚と自分の位置を、座村は黒い羽根と自分の位置をそれぞれ入れ替えて、幽の傍まで移動すると一気に居合白禊流で幽を斬ります。

蜈（ムカデ）を放つ幽

幽は二人の居合白禊流で挟み撃ちにあいますが、ボロボロに崩れた家屋の前に立っている幽の過去の記憶？が挿入された後、幽は二人に蜈（ムカデ）を放ちます。

ムカデの形をした玄力が現れ、その衝撃波が全方位へと放たれますが、その衝撃波を体にくらった座村は18年前の剣聖のものに近い威力だと感じます。

その衝撃波が300m離れた人間に届くまでのほんの一瞬、座村は次の瞬間には死ぬであろう人間の全てを視ます。かつての視力を失いそれを補うべく超人的な発達を遂げた四感が今や視覚という確かな土台の上にある為、座村には全てが視えます。

座村はとっさに視えた一般人を救わんと姿勢を変えようとし、幽は姿勢を変えようとする座村の隙を待ちます。

しかし、そこに柴が現れ集中するように座村に言うと、衝撃波が一般人を襲う前に柴は瞬間移動の妖術で一般人を全員逃がします。

柴に、俺が全員逃がす、お前は見るべきもんだけ視とけ！！と言われ、座村はチヒロの方に視線を移します。

衝撃波をくらっても、目前の父親の仇から寸分目を逸らすことなく刀を構えるチヒロ

そこには同じく骨身を砕かれながらも、その隻眼を目前の父親の仇から寸分逸らすことなく刀を構えるチヒロがいました。座村は、俺がこれから負う傷を癒して欲しい、というチヒロの言葉を思い出し、雀の慈悲の炎でチヒロの傷を治します。

幽の追撃より早く雀の慈悲の炎は、チヒロの一閃の為の土俵を整えます。

チヒロは幽に居合白禊流を放ち、幽は真打でそれを受け止めます。

真打で淵天の刃を受け止めた幽ですが、真打に衝撃が走り幽は驚きます。チヒロはそんな驚く幽に、今…“全て”を終わらせる！！と叫びます。

まとめ

第102話では、幽とチヒロ・座村の戦いが始まります。チヒロと座村は鴉の能力で幽の傍まで移動し、居合白禊流で一気に戦いを決めようとしますが、幽は蜈を放って居合白禊流を防ぎます。さらに衝撃波は一般人を襲い座村は彼らを救おうとしますが、柴が助けに入り座村には視るべきもんだけ視とけと言います。その後、座村は雀の能力でチヒロの傷を治し、チヒロは淵天の一閃で真打を折ろうとします。

一方、剣聖ですが幽の真意を探っているようで、幽はこの戦いを通して剣聖に信念を伝えて改めて仲間に誘うようです。

このままチヒロ・座村が真打を折って幽との戦いに決着がつきそうな勢いですが、この先どのような展開になるでしょうか？

次回は、11月25日（火曜）発売予定の週刊少年ジャンプ 2025年52号に掲載予定です。

カグラバチ、第10巻は2026年1月5日（月曜）に発売予定です。予約はこちらから、どうぞ。

こちらはコミックス（紙）です。現在、Kindle版の予約は始まっていません。