【ネタバレ】カグラバチ番外編２「双城厳一のお風呂探訪♨#2」感想、ネタバレ

週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ番外編２のネタバレ、感想です。

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双城の「お湯活」＃２
幽と双城が接触
- 今回訪れたのは「箕多湯（みたゆ）」
まとめ

双城の「お湯活」＃２

今回、本編は休みです。今回の話は時間軸としては番外編１では「刳雲」を受け取りに行く前の「お湯活」でしたが、今回はその後の話になると思います。

双城はいよいよ夢だった、妖刀「刳雲」を幽から直接受け取ります。

幽と双城が接触

幽が、成果を上げるのが最優先とか、一月半後の楽座市で事態は動くなど、重要な事を話していますが、双城には聞こえていないようです。戦後18年経っても未だ誰の手にも負えない特殊鉱石“雫天石”、その安定化に成功したのは歴史上六平国重ただ一人ですが、刳雲も手に入り双城は近々彼を超える、と考えます。

そのための重要なプロセスとして、国重の作品刳雲を深く理解しようと双城は刳雲と一緒にお茶をしたり、公園で寝そべったりして、一日を刳雲と過ごします。

今回訪れたのは「箕多湯（みたゆ）」

双城の心の中では大きな一歩を踏み出せたようで、良い１日は銭湯で閉めようとします。双城にとってはこうする事で“完成”するようで、今回は都電見岐線針田駅から徒歩８分の箕多湯（みたゆ）に訪れます。番台を務めるのは、みちこ（76）というこのお婆さんです。

番台のみちこは双城に刳雲を預かりましょうか？と、聞きますが、双城は、妖刀とはいえ刀だ、湿気に満たされた空間に持ってはいる訳にもいかない、と考えます。さらに双城は刳雲を深く理解するために、『よりよい関係を築くために』という本を読んで勉強していましたが、距離を置いてみる、絆が深まっていく、という一節が本にあった事を思い出します。

結局、双城は本を参考にしたのか、……今日は一日中一緒にいたんだ、あまりべたべたしすぎてもな、とつぶやくと、番台のみちこに刳雲を預けます。そして、双城は風呂に入る前に銭湯の冷蔵庫の中身をチェックします。昨日はフルーツ牛乳がありませんでしたが、今日はフルーツ牛乳があります。

双城は、いちご牛乳ともコーヒー牛乳ともただのフルーツ牛乳とも違う、“風呂上がりのフルーツ牛乳”に今日はありつけると分かり、満足げに風呂に入ります。昨日はスーツ姿のヤクザに邪魔されましたが、今日は念願の刳雲と共に過ごし、最高の「お湯活」で一日を終え、明日に繋げる、完璧だ、と今日のお湯活に満足し、……何もかもな、と双城はつぶやきます。しかし、そこに小さい男の子が浴室に入ってきます。

小さい男の子は双城が風呂に入っているのに、それを全く気にせず風呂に豪快に飛び込み、双城は水飛沫をもろに浴びてしまいます。小さい男の子は満足そうに風呂に浸かりますが、最高のお湯活を邪魔された双城は、次に入ってきた小さい男の子の父親に子供を何とかするように言います。

銭湯は心と体を静かに整える場所だと双城は父親に教えると、他人の邪魔は禁物だ…、大人しくできないなら出ていけ……！！と、父親にクレームを入れます。父親は子供に説教をし、一応小さい男の子は静かになります。しかし、小さい男の子は時折奇妙な動きをしていたようで、双城は集中を削がれますが、20分後には親子とも浴室を出ていきます。再び落ち着いて風呂に浸かる双城ですが、その時十分に温めたはずなのに何故か身体に悪寒が走ります。

頭を洗うと双城はすぐに浴室を出ますが、脱衣場の冷蔵庫の前では先ほどの小さい男の子が何を飲もうかと迷っていました。フルーツ牛乳は一つしかなく、“風呂上がりのフルーツ牛乳”を昨日に続けて二日連続で逃すなんて双城には耐えられませんでした。双城は小さい男の子の後ろに立ちプレッシャーを与えようとしますが、この男の子は人前で警戒に陰部を踊れせる程の“無垢”だと思い出し、プレッシャーは通用しないと考えます。なら無垢だからこそ奴にはルールなんて皆無、と双城は考え順番を抜かして小さい男の子より先にフルーツ牛乳を取ろうとします。

しかし、その様子を父親が見ていて先ほどは双城自身が、他人の邪魔は禁物だ…、と言っていた事を思い出し、順番を抜かして先にフルーツ牛乳を取ることを双城は躊躇します。すると、父親は気を利かせて子供に早く決めてしまいなさい、と言い、小さい男の子もいちご牛乳を取ろうとします。小さい男の子がいちご牛乳を選択した事に安心する双城ですが、小さい男の子は何故かいちご牛乳でなくフルーツ牛乳を取って飲み始めます。