週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチの3巻 闇の騎士 の感想、ネタバレです。
3巻は、第19話から第27話まで掲載されています。
3巻
3巻の表紙は、チヒロです。刀に映っているのは、緋雪と漣京羅です。
© 外薗健 カグラバチ 3巻より
第19話 闇の騎士
ある少年が偶然、チヒロと双城の戦闘を目撃しますが、双城が雷を放つ場面を目撃した時、その少年は死を覚悟します。しかし、チヒロが体を張って雷を防ぎその場にいた全員の命を救った場面を見て、チヒロの侍の魂に衝撃を受け少年はチヒロを尊敬します。そして、その少年は自らヤクザの所へと乗り込みます。
© 外薗健 カグラバチ 3巻より
第20話 神奈備の武器
チヒロが偶然出会った少年は楽座市を運営している漣家の人間、漣伯理と分かり、チヒロは伯理に楽座市に繋がる情報を聞き出そうとします。伯理は楽座市をぶっ壊したいと考えていて、楽座市から真打を奪いたいチヒロの目的と一致していました。その後、チヒロと伯理が会話をしつつエレベーターを降りると、1階に神奈備の追手、香刈緋雪が現れます。
© 外薗健 カグラバチ 3巻より
第21話 微温い(ぬるい)
チヒロが妖刀を振るい続ければ、また不幸が生まれるぞ、と緋雪に言われ、チヒロに迷いが生じますが、伯理は緋雪の一撃をチヒロの代わりに受け止めかばうと、俺はお前に救われたと伯理はチヒロに叫びます。伯理の言葉にチヒロは悪を滅し弱者を救うという信念を思い出し、今度は全力で淵天(えんてん)を使って緋雪に挑みます。
© 外薗健 カグラバチ 3巻より
全力で正面から挑んでくるチヒロに緋雪も熱くなり、峰打ちなんてあんまりだろ、刃向けねえと倒せねえぞ、ちゃんとうちにも命懸けさせろ、と緋雪はチヒロに叫びます。そして、炎骨の脊柱まで出して本気でチヒロを殺そうとしますが、先に伯理が気絶した事で田福の結界が解けてしまい勝負はお預けになります。
© 外薗健 カグラバチ 3巻より
第22話 拮抗
ハクリは、真打は“蔵”にあるとチヒロに教えますが“蔵”は漣家の当主でハクリの父親の漣京羅が管理していて、“蔵”のある場所を当主である京羅を除いて誰も知らないと言います。京羅しか“蔵”の場所を知らないと聞いたチヒロは、京羅に直接問い質すことにします。
© 外薗健 カグラバチ 3巻より
第23話 蔵
漣家当主・京羅の自室に忍び込み、京羅に直接“蔵”の場所を聞き出そうとするチヒロと柴登吾ですが、京羅は顔色一つ変えずチヒロと柴との会話を続けます。さらに“蔵”の能力の1つ、下見会(プレビュー)で“蔵”にある真打を見せてチヒロの感情を揺さぶります。真打を見せられたチヒロは京羅に淵天の刃を向けますが、京羅は動揺せず、さらに“蔵”の全貌をチヒロと柴に見せます。
© 外薗健 カグラバチ 3巻より
第24話 狩人
“蔵”の中にいる人間を人質に取られ、チヒロは京羅から真打を奪う事を一旦諦めます。チヒロと柴は漣家の屋敷から一旦退こうとしますが、ここで京羅は漣家当主親衛隊“濤”を投入し、チヒロの淵天を奪おうとします。一方、ハクリは兄の宗也と遭遇してしまい、さらにヒナオをハクリをたぶらかす悪い女と誤解し、宗也はヒナオを殺そうとしてしまいます。
© 外薗健 カグラバチ 3巻より
第25話 取引
柴は宗也を連れてチヒロの下へ瞬間移動し、チヒロと柴は濤の四人と対峙します。しかし、京羅は“蔵”の能力を使ってハクリを漣家に転送し、ハクリを人質にチヒロと柴を脅します。チヒロはハクリを救うために淵天を京羅に渡し、淵天は京羅によって楽座市に出品される事になってしまいます。
© 外薗健 カグラバチ 3巻より
第26話 自信
チヒロは“蔵”に対する解像度を上げる為に内側から偵察しようと、“蔵”の中の淵天を通して金魚を出し偵察を行おうとしていました。金魚はチヒロの玄力の凝縮体で手足のように動かせるので、チヒロは“蔵”の中で金魚を動かして“蔵”の攻略法を見つけようと考えていました。
© 外薗健 カグラバチ 3巻より
第27話 Mr.イナズマ
11月8日、楽座市当日に姉を楽座市で売られるというMr.イナズマと名乗る子供が、楽座市の会場に現れます。Mr.イナズマはあっさりと楽座市の警護に捕まってしまいますが、チヒロはMr.イナズマを救出し、後は俺が引き継ぐと言うと、折れた刳雲(くれぐも)を携えて会場へと入ります。
© 外薗健 カグラバチ 3巻より
まとめ
第3巻では、真打が楽座市に出品されると知りチヒロは楽座市の情報を探ろうとヤクザを襲いますが、そこでハクリという少年に出会います。ハクリは楽座市を運営する漣家の人間で、さらにその当主・京羅の息子と分かり、ハクリからは楽座市と真打がある“蔵”についての情報を得ることが出来ます。チヒロはそのまま真打を奪おうと京羅の屋敷に忍び込みますが、ハクリを人質取られて、逆に淵天を渡す結果になってしまいます。真打だけでなく淵天も楽座市に出品されてしまいますが、チヒロは淵天を通して“蔵”の情報を得ていて、淵天と真打を取り返そうと楽座市へと乗り込みます。一方、緋雪も楽座市へと乗り込むようで、チヒロは緋雪も相手にしないといけないかもしれません。
チヒロは折れた刳雲を使って淵天と真打を奪い、さらに緋雪の相手もしないといけないようです。漣家当主親衛隊“濤”や京羅も無視できないでしょうし、状況は厳しそうですが、チヒロは楽座市で淵天と真打を奪うことは出来るでしょうか?
次巻、4巻のネタバレ、感想はこちらの記事です。
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