マガジンで連載中のランウェイで笑っての3巻が発売されました。
2巻のネタバレ、感想はこちらから!
今回は第15着目から第22着目まで掲載されています。
前回母親が病院に入院していて、育人が病院にお見舞いに来たところで終わりました。今回は母親、家族のエピソードと合同展示会に育人が出るエピソードが中心です。
育人の母親が入院したのは過労が原因のようです。しかも入院中にもかかわらず内職をして看護師に何度か怒られているようです。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 3巻より
育人が作った差し入れの鶴(いらなくなった布で作ったもの)を看護師にほめられてドヤ顔の育人ですが、母親にはショックです。母親は昔喫茶店をやっていました。が、父親がいなくなった(死んだのか、経緯は不明)ため、喫茶店を辞めました。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 3巻より
母親が喫茶店を辞めたのが育人のデザイナーを諦めた理由のようですね。1巻でデザイナーを諦めて就職するといっていたのは、母親が過労で倒れるほど働きづめなので自分も就職してお金を稼いで母親に楽をさせたかったと。2巻で森山が寝不足で倒れた時にタクシーの中で柳田に抗議したのも、こういう実体験があったからです。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 3巻より
柳田に何故デザイナーになりたいか問われる育人。育人は「好きだから」とシンプルに返しますが、柳田から事情があろうとなかろうと「一度諦められるような「好き」じゃこの業界つづけていけねぇぞ」と厳しく返されます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 3巻より
自分はなんのためにファッションデザイナーになりたいのか?改めて考える育人ですが、妹のほのかはそんな考えを知らず徐々に険悪な状況になっていきます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 3巻より
今まで自分に自信が持てなかった育人はデザイナーのアルバイトをしている事を話していませんでしたが、柳田から初めてお給料をもらえてやっと説明します。育人、遅くない?ほのかは空回りです。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 3巻より
そして3人の姉妹にそれぞれ自分の希望を叶えて欲しいと伝えます。長女ほのかは海外で働きたいみたいです。次女葵は部活が一番みたいです。三女いち花はまだわからないです。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 3巻より
育人は3人の前で改めて「ファッションデザイナーになりたいんだ」と宣言します。そして柳田に自分がデザイナーになりたい理由、野望を改めて伝えます。育人にとって千雪や3人の妹が笑顔になってくれる事が原因だと考えました。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 3巻より
柳田には「立派な野望だろう」「ただしつまらん!他にはねーのか?」と言われてしまいます。そこでそれとは別に、再び母親の喫茶店をもう一度開こうよと妹達と決意します。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 3巻より
話は変わって合同展示会の話になりますが、森山が辞めてしまいました!本人は柳田のブランドを大切にしていましたが、実家の親が過労で倒れさすとこで働かすくらいなら田舎に連れて帰ると言われました。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 3巻より
しかたなく柳田と合同展示会に参加します。
この合同展示会で会った服飾芸華大学の学園長、高岡祥子と知り合ったおかげで綾野遠(あやのとお)と知り合えました。遠は日本のトップデザイナー”綾野麻衣”の孫で、ハグするだけでサイズがわかってしまう男で、芸華大の歴代総生徒12万人のトップにいるかもしれないと学長に言わしめるほどでした。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 3巻より
遠を柳田の所で雇えましたが、遠はなかなかのやり手のようです。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 3巻より
そんな遠が、自分のブランドのパタンナーを探していて育人をもらっていいかと柳田にいう所で3巻は終わります!
今回の話に出てきませんでしたが、後輩の長谷川のエピソードが次回で本格化します。おもしろいので、是非見てください。
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