TVアニメ 逃げ上手の若君のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくPrime Video 等のネット配信でも視聴出来ます。
前回の記事はこちらです。
第五回「決着!犬追物、そして…」
貞宗に4点差をつけられた時行、犬を射ようと構えた途端体当たりをされて徹底的に邪魔をされてしまい、時行は点を取ることが出来ず苦戦します。すると、頼重は「逃げながらの射撃」を編み出すように時行にアドバイスします。
頼重のアドバイスを聞いた時行は、逃げている時は頭が冴えて全て見渡せることに気付きます。そして時行は犬を射ると見せかけて、死角から接触し邪魔してくる貞宗に狙いを定めます。時行は片足を鐙から外すと、無茶な体勢から後方の相手を狙う射撃技「押し捻り」で貞宗の首に矢を当てます。2点を獲得した時行は、落馬した貞宗にさらに矢を当てようとします。
貞宗から逆転勝利を収める
貞宗は得点の高い頭に矢が当たらないように両腕で頭を守りますが、時行は馬をジャンプさせて貞宗の背後に回り、パルティアンショットで貞宗の頭に矢を射当てます。頭に当てて3点を獲得した時行は、貞宗から逆転勝利を収めます。
迷う貞宗
貞宗は弓勝負に負けた悔しさよりも、長寿丸(=時行)の品のある立ち振る舞いから、長寿丸が北条の一族ではないかと疑います。しかし頼重がそんな重要人物を北条残党を捜索する自分の前に出すわけがないと考え、頼重の意図が分からず混乱します。一方、頼重は自ら北条一族らしき者が潜伏してるという噂を諏訪を含めた全国各地に流していて、時行を貞宗の前に出したのも、貞宗に北条の一族かも?と気付かせて迷わせるためにでした。頼重は全国に敵の注意を分散させて、その間に鎌倉奪還の為の力を蓄えようと考えていました。
犬追物に破れた貞宗ですが帝の綸旨を手に入れると再び諏訪大社にやって来て、北条に与した咎によって諏訪湖以北の領地を没収しようとします。帝の綸旨に逆らえば「朝敵」となってしまう為、頼重は時行に貞宗の館に忍び込んで帝の綸旨を盗むように頼みます。そして、綸旨を盗むために時行に風間玄蕃という盗人を紹介します。頼重は玄蕃を逃若党に加えるように言いますが、時行は盗人を仲間に加える事に躊躇します。
時行を脅迫する玄蕃
時行は雫達と共に桔梗ヶ原の村を訪れますが、玄蕃は村人達からすごく嫌われていて、風間玄蕃の名前を聞くと村人達は瞬時に家に入り戸締りをして閉じこもります。その嫌われように驚く時行ですが、玄蕃自ら時行の前に姿を現し、時行を脅し始めます。玄蕃は時行が得宗北条家の御曹司だと知っていて、貞宗に言わない口止め料として百貫文(五百万円)、仕事一回につき百貫文の大金を要求します。
大金を要求すれば金の無い時行は動揺すると考えていた玄蕃ですが、武家随一のお坊ちゃまである時行は資産感覚がぶっ飛んでいて、「国」ではなく「金」を要求する玄蕃を無欲だと褒めます。勝手に感動して玄蕃に抱き着く時行に、玄蕃は混乱します。
現金払いか国払いか迷う玄蕃ですが、結局時行の器を見てから決める事にし、時行に帝の綸旨を盗む手伝いをするように言います。小笠原の館に忍び込んだ時行と玄蕃は、帝の綸旨がある蔵のそばまで難なくたどり着きます。
父親から「金以外信じるな」と教えられた玄蕃は時行を信用せず、時行を裏切るような言動をして精神的に動揺させようとします。しかし、玄蕃は時行を裏切らず貞宗に変装すると、門番を蔵から引き離し蔵の鍵を開けて綸旨を盗み出します。時行は玄蕃の変装の技術に驚きますが、玄蕃は時行がさっき貞宗に寝返らないか疑った事を指摘します。そして、自分のような何でも盗み誰にでも化ける人間を疑わずに使える自信はあるか?と、時行に問いかけます。
市河助房が時行と玄蕃に気付く
一方、小笠原の館に泊っている市河助房は、蔵の中の物音に気付きます。さらに、蔵の門番が蔵の前ではなく北側の塀の前に移動している事にも気付き、密かに蔵を包囲するように兵に命令します。
まとめ
第五回の内容は原作だと、2巻10話「逃げながら1333」から2巻12話「潜入1333」までになります。
第五回では、犬追物の勝負に決着がつき、時行が最後に逆転勝利を収めます。貞宗は諏訪から逃げ出しますが、すぐに帝の綸旨を手に入れ諏訪湖以北の領地を没収しようと再びやってきます。頼重は帝の綸旨を盗んで時間を稼ごうと考え、時行に盗人・風間玄蕃を紹介します。玄蕃は父親の「金以外信じるな」という信条を継いでいて、金以外は信用せず世間知らずの時行を試すような行動を取ります。その後、時行と風間は一応蔵から綸旨を盗み出す事には成功しますが、市河助房に見付かってしまいます。時行は玄蕃を逃若党に加えることが出来るでしょうか?また綸旨は盗めましたが、小笠原の館から無事、脱出出来るでしょうか
第六回「盗め綸旨、小笠原館の夜」
第六回「盗め綸旨、小笠原館の夜」の記事です。
アニメ 逃げ上手の若君のまとめ記事を書いています。
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