【ネタバレ】逃げ上手の若君 第11巻 鎌倉1335 のネタバレ、感想

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週刊少年ジャンプで連載中の逃げ上手の若君の第11巻 鎌倉1335 の感想、ネタバレです。

第11巻は、第89話から第97話まで掲載されています。

逃げ上手の若君は、歴史上で実在した人物・北条時行の生涯を描く歴史漫画です。2023年3月20日にはTVアニメ化も発表されていて、今注目されている作品です。以下のtwitterから、アニメ公式ホームページにいけます。


前巻、10巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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11

11巻の表紙は、吹雪です。

© 松井優征 逃げ上手の若君 11巻より

第89瑪瑙1335

上杉憲顕によって改造された長尾景忠は弧次郎を圧倒しますが、続く保科弥三郎との一対一の太刀打ちで致命傷を負い戦闘不能に陥ります。一方、奥の手を見せようとしている今川範満は愛馬・瑪瑙が亡くなった時の事を思い出していました。瑪瑙をわが生涯の宝石として愛していた今川範満ですが、瑪瑙が戦場で射殺されると心の病を患ってしまい何度も自害しようとしていました。

© 松井優征 逃げ上手の若君 11巻より

第90信頼1335

今川は馬の脳の新皮質だけを吸い取り、一時的に馬の潜在能力を引き出す方法で北条時行よりも前に出て、そのまま時行に襲い掛かります。しかし、吹雪はどこで今川が時行に襲い掛かっても対処できるように準備をしており、吹雪は時行を今川から助け出すと、足利龍二刀秘伝 「さかさきょう」という技で今川に重傷を負わせます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 11巻より

第91直義1335

今川に重傷を負わせ競馬レースでも勝った時行は、北条軍の士気を上げる事に成功します。一方、士気が逆転し大敗した足利軍は鎌倉まで撤退します。戦の合間、風間玄葉は捕らえていた天狗衆・夏の四の縄をほどき、時行の下で働くよう説得しますが、隙をついて逃げられてしまいます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 11巻より

 

鎌倉にいる足利直義は、今川が死に足利軍も大敗したと知り、自ら大将として出陣する決意をします。足利直義は自ら指揮を執りますが、三方が山に囲まれて守りやすい鎌倉に立てこもらずに、鎌倉の外で迎撃すると言い部下を困惑させます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 11巻より

第92おこられた1335

鎌倉を出て小さな川に陣を構えた足利直義は、開戦前に時行に単騎で論戦を挑みます。足利直義は、理より私情を優先し身内ばかりを重んじ内輪もめに明け暮れた北条の政治を厳しく責めて、時行に対して悪さをした子を叱りつける様に正論をぶつけます。一方、足利直義が北条時政と論戦をしている間に、足利軍の別動隊が北条軍の後方に回り込み奇襲を仕掛けようとしていました。

© 松井優征 逃げ上手の若君 11巻より

第93ディベート1335

北条時政も負けじと足利直義に論戦を挑みますが、足利直義の知識と論戦力に歯が立たず、北条時政は言い負かされそうになります。しかし、途中で足利直義の上辺だけの言葉に北条時政は冷静さを取り戻し、足利が近い将来に後醍醐の帝にも謀反し天下を奪うと予言し、最後は足利には従わないと強い激情(おもい)を足利直義にぶつけます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 11巻より

第94会話1335

足利直義は別動隊が狼煙を上げたのを確認すると、時行との論戦を止めて自陣へと戻ります。途中まで時行と会話をしながら自陣へと戻っていきますが、会話の途中で足利軍の別動隊が北条軍の後方から奇襲を仕掛けて、そのまま本陣の背後へと迫っていきます。時行は奇襲を狙っていた足利直義に、ずるい!!と、文句を言いますが、足利軍は背弧の奇襲だけでなく前方の両翼からも突撃を仕掛け、北条軍を三方向から攻め立てます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 11巻より

第95楽しさ1335

足利直義にあっという間に三方向から包囲され不利な状況の北条軍ですが、北条泰家が敵の三浦時明を寝返らせようと、直接敵陣まで単騎で交渉に行きます。三浦時明は北条泰家の説得など無視して首を獲ろうとしますが、全てのやましさを清算し、楽しく真っ新な世に賭けてみよう?と、北条泰家は説得します。三浦時明は、「犬」と呼ばれ忌み嫌われた三浦家は、見苦しく世渡りを続けてもいずれ嫌われながら滅びるだろう、と心の中でつぶやくと、やましい戦は止める決心をします。

© 松井優征 逃げ上手の若君 11巻より

第96頼み1335

三浦時明が圃場側に寝返った事で、形勢は一気に北条軍側に有利となります。三大将が北条軍の背後を襲っていた奇襲部隊を全力で迎撃し排除、三浦時明が足利軍本陣を襲った事で足利直義は敗北します。足利直義は鎌倉から撤退しますが、その混乱に乗じて足利尊氏の事前の指示通りに幽閉中の護良親王に暗殺の命令を出します。

© 松井優征 逃げ上手の若君 11巻より

第97鎌倉1335

足利軍に勝利した時行は、鎌倉に凱旋し、見覚えのある鎌倉の街が一望できる場所まで行きます。そして、見覚えのある鎌倉の景色を見た時行は感極まって、号泣します。1335年7月24日、時行が鎌倉の奪還に成功します。

© 松井優征 逃げ上手の若君 11巻より

おまけ 牛すじを食って飢えを凌いでいた

天狗衆・夏の四は捕らえられて6日間、飲まず食わずでしたが死んでいませんでした。しかし、動物の腱(牛の腱=牛すじらしい)で出来た人形が正体で、少女が中から人形を操っていたらしいです。6日間、飲まず食わずでも逃げれたのは、中で牛筋を食べて凌いでいたかららしいです。

© 松井優征 逃げ上手の若君 11巻より

まとめ

11巻では、北条軍 vs 足利軍の戦いに一区切りがつきます。今川との戦いは、吹雪が講じた作戦が功を奏して、北条軍の士気を上げる事に成功、そのまま小手指ヶ原の戦いに勝利し足利軍は鎌倉まで撤退します。そして北条軍を迎え撃つため、足利軍は大将・足利直義が自ら出陣し指揮を執ります。足利直義の知識と論戦力で時行を論破し、さらに鮮やかな兵法で北条軍を三方向から包囲します。しかし、北条泰家が敵陣の三浦時明と直接交渉する事で、北条軍に寝返り形勢は一気に逆転します。敗北した足利軍は鎌倉から撤退しますが、足利直義は密かに淵辺義博に命じて護良親王を暗殺させます。

こうして、時行は1335年7月24日に鎌倉の奪還に成功します。これで時行は鎌倉に凱旋出来たので、しばらくは久々の鎌倉の街を楽しむと思います。しかし、足利尊氏と後醍醐の帝がこのまま黙っていないと思います。さらに一波乱あると思いますが、時行は今後どうなるでしょうか?

 

次巻、12巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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