【ネタバレ】逃げ上手の若君 第22巻 高 師冬1351 のネタバレ、感想

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週刊少年ジャンプで連載中の逃げ上手の若君の第22巻 高 師冬1351 の感想、ネタバレです。

第22巻は、第188話から第196話まで掲載されています。

 

前巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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22巻の表紙は、足利直冬です。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

第188インターミッション1343~1345

1345年、信濃にいる時行はそろそろ結婚する年頃でしたが、信濃の娘達には郎党自慢ばかりする若君と見られ、あまりモテず正室候補はいませんでした。一方、時行を好きな雫、亜也子、魅摩の三人に対して時行は三人の気持ちに薄々気付きながら、三人もの妻は今の没落した自分には分不相応と考えて気持ちに応えられずにいました。しかし弧次郎達に諭されて、時行は三人全員を正室にする事を考え始めます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

 

同じ頃、尊氏の側室の子が足利の一門に加えてもらおうと、上洛します。尊氏に会い認めてもらおうとしますが、尊氏は嫌な臭いがついて好かん、と言いこの庶子を嫌いぬきました。見かねた直義がこの庶子に名と官を与えて自らの養子とし、ここに足利直冬が誕生します。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

第189インターミッション1347~1348

1347年、南朝は北朝に反撃をしますが師直が出陣して鎮圧、さらに師直はそのまま南朝の本拠地・吉野を攻略し南朝朝廷をさらに山奥へ追いやり、師直派は勢いづきます。直義派では一人、直冬が気を吐き紀伊の反乱で南朝の軍勢を撃破、大きな戦功を挙げます。しかし、直冬が大きな戦果を挙げた事が尊氏にとっては面白くなく、他の諸将には将来の序列を脅かす危険な存在と警戒され、直義は仕方なく直冬に京を離れて西国で力を蓄えるように言います。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

 

一方、信濃では時行が三人を意識し始めた事で避けてしまい、雫たちは時行に嫌われたと思い込みショックを受けます。そして、追い詰められた三人はついに覚悟を決めて時行を襲ってぐるぐる巻きにして、無理やり好きにしてしまおうと暴走してしまいます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

第190インターミッション1349

1349年、師直は執事を解任されさらに直義派に暗殺されかけた事により、遂に挙兵し直義を保護した尊氏の館を取り囲みます。師直は直義の解任と暗殺犯の重罰を要求しますが、直義は要求を呑むくらいなら死を選ぶと拒否します。すると尊氏は自分も自害すると言い、直義にも自害を勧めます。直義は尊氏が噓をついていると直感し、自分が切り捨てられたと悟ると権力を手放し、出家し幽閉されます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

 

一方、信濃では雫、亜也子、魅摩の三人は結託して時行を襲おうと暴走します。魅摩は良い意味で時行を自分無しではいられない体にしようと考え、亜也子は良い意味で時行が喜んでもらえる事を三日三晩でも探し続けようと(死んじゃうまで)考え、雫は僅かに使える神力を時行の脳に叩き込んで良い意味でだらしなく狂わせようと考え、それぞれ過激な方法で時行を堕とそうとします。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

第191インターミッション1350

直義は失脚、幽閉されますが、恩もあり養父でもある直義を救おうと西国で勢力を増した直冬が挙兵します。これに対し尊氏は、嫌って放置していたはずの直冬に対して厚遇を忘れて謀反とは畜生の所業、と怒り直冬を討とうと自ら九州に出陣し、師直、師泰にも出陣を命じます。師直は幽閉した直義を残して出陣する事に危険を感じますが、尊氏の命令には逆らえず、やむを得ず九州へと向かいます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

 

一方、信濃では時行が雫、亜也子、魅摩に天下奪還を放棄した事を伝え、三人全員を正室に迎えたいと打ち明けます。そして、三人も時行の正室になる事を受け入れ、最後は三人が平等に時行と夜を共にします。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

第192インターミッション(関東)1338~1350

関東では師直派の高師冬が関東執事として送り込まれ、直義派の関東執事・上杉憲顕と共同して関東を納めることになります。ここで師冬は軍才を発揮し、関東の南朝方の将を次々と駆逐していきます。しかし1350年、尊氏たちが直冬討伐の為に出陣した隙をつき、幽閉されていた直義が京を脱出、南朝に降伏すると高兄弟討伐の綸旨を得て兵を挙げます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

 

直義の挙兵に呼応して関東でも直義派の上杉憲顕が挙兵し、師冬は直義派を討伐に向かいますが政治力で勝る上杉憲顕に返り討ちにあいます。師冬は甲斐・須沢城まで追い詰められますが、上杉憲顕は最後の砦で頑強な抵抗にあい師冬を攻め落とせずにいました。ここで信濃から諏訪頼継と時行の軍勢が合流、同じ南朝方となった上杉憲顕は戦力を消費したくない狙いもあり、頼継と時行に師冬討伐を任せる事にします。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

第193野心の行く末1351

偵察に出た根津や夏の報告から師冬は須沢城の五重塔にいると分かり、時行は一対一で決着をつけたいと言い、背後から奇襲をかけ五重塔へと侵入します。ゲンバの爆躍円座を使って五重塔の三階まで一気に跳び、縄を使ってさらに五階まで時行は昇り、時行は師冬と対峙します。かつて自分の郎党だった吹雪=師冬を前に複雑な気持ちになる時行ですが、師冬はお構いなしに時行を人質にして手足を斬り落とし道具にして、再起を図る計画を語ります。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

第194師冬1351

時行の袖を使った新しい戦法や、吹雪と一緒にいた頃には持っていなかった人並みの腕力に師冬は驚きどんな鍛錬で腕力を手に入れたのかを時行に聞きます。時行は嫁を喜ばせるためやった結果腕力が付いたとは言いづらく、獣たちが鍛えてくれたと誤魔化します。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

第195師弟1351

時行は危険な欄干の上で追い詰められたと見せかけて縄を使って師冬に斬り返し、さらに屋上へと登って追いかけて来た師冬を母衣を使って顔を斬りつけ、師冬は木の面を剥がされてしまいます。師冬は自分と渡り合えるまでに強くなった時行を褒め時行が油断した所を動揺させようと、自分が妹を喰った過去を話し始めます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

第196犠牲1351

吹雪の父親は身分が低く出世に執着していて、吹雪を天下の武士に育て上げて出世の道具にする考えに取り憑かれていました。父親による地獄の鍛錬の日々の中、吹雪にとって兄を憧れてくれる妹の六花だけが唯一の支えでした。父親は天賦の才がありながら天下への野心を抱かない吹雪を何とかしようと、吹雪を崖の下に突き落としひと月生きるように強制します。脱出の手も食料も無い崖の底ではひと月など無理に決まっていると言う吹雪に、父親は崖の底に六花を用意していて、どうすればいいかはわかっておろう、と意味深に吹雪につぶやきます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

おまけ 第191話のジャンプ掲載時の裏話

第191話をジャンプ掲載時に、逃げ若の担当編集が恋愛を扱う漫画四作品ぐらいの担当編集達から、なぜか歴史漫画なのに抗議?されたそうです。ジャンプ作家も大変ですね。

© 松井優征 逃げ上手の若君 22巻より

まとめ

第22巻では、北朝内の直義派と師直派の内部争いから、直義が失脚します。しかし、直義は高兄弟を討伐するべく、尊氏と高兄弟が直冬討伐に出陣した隙をつき、幽閉されていた京を脱出すると南朝に降伏し高兄弟討伐の綸旨を得て兵を挙げます。関東執事の高師冬と上杉憲顕も直義の挙兵の影響で対立することになり、上杉憲顕に敗れた師冬は甲斐・須沢城まで逃れます。

一方、結婚適齢期になった時行ですが、時行を好きな雫たち三人と結局三人妻ハーレムルートとなりました。ジャンプ作品の歴史漫画でこの展開はいいのか?とも思いましたが、しっかり票は取れたそうです。

師冬が須沢城まで逃れたその後ですが、上杉憲顕の援軍として信濃の頼継と時行が合流、時行は因縁の師冬=吹雪と決戦することになります。時行は師冬と一騎打ちで決着をつけようとしますが、時行の性格や戦法を知り尽くしている師冬は時行を人質にし手足を斬り落として道具にして、必ず再起しようと企みます。時行は師冬のつらい過去の身の上を聞いた上で、師冬を倒し終わらせようとしますが、果たして時行はかつての師の師冬=吹雪を殺せるでしょうか?

 

アニメ 逃げ上手の若君、第二期制作決定です。

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