クエスト「エピローグ」3
英雄様の凱旋
ランスは、がははは、英雄様の凱旋だー!と上機嫌でランス城に凱旋します。その戻って来たランス達をビスケッタが出迎えます。
ビスケッタは戻って来たランスに、お食事にお風呂、どちらも用意は出来ていて、ご希望を仰って頂ければどのようなことも可能な限り善処いたします、といつもように完璧にランスを出迎えます。ビスケッタがランスを丁重に出迎えた後、ランス城では各国の要人を集めた大規模なパーティが行われます。
ランス城で戦勝記念パーティ
ここでもランスはすごい上機嫌で、がはははは!がははは!がーーーっはっはっはっ!と笑ってばかりです。シィルからも、ランス様、すごい上機嫌ですね、と言われます。
ランスは、ここに誰も倒せなかった魔人共を俺様は撃破しまくったのだぞ、と自分を自画自賛しながら、自分のすごさをシィルに語ります。シィルは、いつもの調子でランスの事を称賛します。ぱちぱち。
さらにシィルは自分も秘書として一杯頑張ったので、感無量だとシィル自身も感動しています。しかし、ランスは今の発言をシィルがいなきゃ勝てなかったみたいに聞こえたようで、ムチムチの刑でお仕置きします。
ランスにムチムチの刑をされて、痛がるシィルはいつもの調子でランスに謝ります。その後、くすん…、ひどいです…、とランスにひどいと呟きます。
ランスはこれからどうするかな、と話し始めます。ランスは、俺様はあまりに偉大で強くなりすぎてしまった、と自分で語り、人類の全ての国を制覇したばかりか、魔物達まで制覇してしまい、俺様はすごすぎる!それが大問題なのだ!と熱弁します。
すごすぎる故の悩みというやつ奴だ!次に目指すべきものがなくなってしまったぞ!とランスは言い、目指していたものを全て達成してしまった、もはや自分の敵になりそうな奴は世界に一人も残されてないんだと話します。
ふっ、覇王とは孤独なものだな、と呟き、敵も目標もない悲しみは、お前ら凡人には分かるまい…、ああ、俺も凡人に生まれたかった…とランスは嘆きます。その後はいつもの感じで、がーーーはっはっはっ!俺ってなんて偉大すぎるんだー!とランスは自画自賛しています。
シィルは、では…、世の中には困っている方がまだまだいますし、ランス様が人助けされるのはどうでしょう?とランスに人助けを勧めます。しかし、ランスは人助けという単語を聞いて、なんだかなぁと呟きます。
しかしそのあと思い返し上から目線で、下々のものに手を差し伸べて優越感に浸るってわけだ、うむ、いいな、と独自の解釈で積極的になります。そして、早速ランスは下々に手を差し伸べてやるかと、人助けを始めます。
シィルの願い
ランスは光栄に思え、とシィルに言い、まずお前に聞いてやる、なんか望みはあるか?とシィルの望みを尋ねます。
突然言われたシィルは、最初驚いて言葉を濁していましたが、ランスから言わんとしばくぞ、と言われ、ランスに以前駄目と言われたお願いをします。
それは、ランスの赤ちゃんが欲しいという、願いです。
まとめ
ランス城では戦勝記念パーティが行われ、英雄として扱われるランスは上機嫌です。戦勝記念パーティで次に目指すべきものがなくなったというランスに、シィルは人助けを勧めてランスは手始めにと、シィルの願いを聞こうとします。
そこでシィルは以前からの願い、ランスの赤ちゃんが欲しいという願いを口にします。山本五十六やパステルなどが、ランスの赤ちゃんを産んでいて色々思うところがあったのかもしれません。
次回、シィルの願いは叶い、シィルは大喜びですが…。
前回の記事です。
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