食券クエスト、やっていきます。今回はカロリアの食券イベントです。
カロリアの食券イベント Bはこちらの記事です。
食券イベント
カロリア・クリケット 食券イベント C
カロリア・クリケットの食券イベント Cです。
カロリアが目を覚ますと、うすぼんやりした意識が徐々に鮮明になっていきます。っ、あ、ここは……………、とカロリアが一人呟いていると一人の老人が話しかけてきます。おお、お気づきになられましたが、と老人から言われ、カロリアは顔を見て思い出します。
とある村に立ち寄って、一人でいる所をこの老人に話しかけられて……気が付けば、意識を失っていました。
スリープの魔法ですから酷い後遺症はないと思いますが……、あなた様は普通ではありませんからな、と老人から言われ、ムシも寝ちゃっていることに気付きます。ここ、どこなの……、とカロリアが質問すると、街はずれですが……、それはあまり関係ありませんな、と老人が答えます。
自然保安委員会に捕まってしまう
ここは……絶滅危惧種を保護する、自然保安委員会、ダーウィン、と老人が言うと、ぜ、ぜつめつ……なに?と、思わずカロリアは聞き返してしまいます。わたくしどもはあなたを保護したのです、と老人が言うと、保護って……お、おうちに帰して!と、カロリアは老人に訴えます。
しかし老人は、とんでもない、あんな危険な最前線に、世界で唯一残った貴重なムシ使いのあなたを戻せるものですか、人類の損失だ、と言いカロリアの言うことに耳を貸しません。かつて、ゼスが行った蛮行、異種族撲滅政策、いや……それ以前からの、差別政策の数々、それによって、多くの種が絶滅したと思われた、しかし、あなたという奇跡があった、これはもう、手厚く保護し、健やかに過ごして頂かなければ、それが成熟した人類の判断というものです、と老人は一方的に話します。
ほ、保護、って……何するの……、とカロリアが聞くと、それはもう、安全な所で、文化的な暮らしを、皆で見守ります故、穏やかに暮らして頂ければ、と老人が言い、さらに同じようにカロリアを保護するという老人の仲間が二人現れます。
……………こわい……、とカロリアが呟くと、あぁ……そうでしたでしょうとも、これまでは……しかし、もう安心です、これからは、我々が……、と老人がカロリアにまた一方的に話しかけます。しかし、…………あななたたち……こわいよ……、とカロリアは言い怖いのは老人達の方だとはっきりと言います。
なんと……?と、カロリアの言っている事が理解できないようで、老人が聞き返します。言ってる事が、反対なのに……、かろをいじめた人たちと……おんなじ顔している……、どうして?と、カロリアは老人に言います。
老人は理解できないようで、む、むうう?言葉が不自由なのか?何を言って……、と言うと、他の老人が、人間が信用できないのよ……可哀想に……大丈夫よ?私たちは優しいからね?と、自分勝手に解釈してカロリアに自分たちは優しいと言います。
怒るカロリア
自分勝手な主張をされて怒ったカロリアは、っ、帰して!かろを、っ……!かろ、可哀想なんかじゃないもん!貴重じゃない!と、老人たちに言います。
怒ったカロリアを見て老人は、いかんな、興奮している……!貴重なムシ使いだ、少し大人しくさせよう、と言い、カロリアをつかまえるように雇われ兵に命令します。カロリアは、離してっ、帰るの、かろ、ランスの、ッ……!と、言い雇われ兵に抵抗します。
そこにランスが現れカロリアを助けます。ウルザも現れ、全員を誘拐の現行犯で逮捕します。
は、はぁっ?私たち、ムシ使いを保護しただけなのよ!何を…………、と女が言い、横暴よ!虐待をして、貴重な文化を根絶させるつもりなの、政府は!と、納得のいかない別の老人も叫びます。ランスは、捕獲なんぞ要らんわ!全部殺せ!と、叫んでいますが、……と言う人もいますから!急いで!と、ウルザはランスの行動も読んで、自然保安委員会の逮捕を急がせます。
その後、ランスはウルザからカロリアを任され、カロリアを連れてランス城に帰ることにします。ランスやカロリア達が帰っている途中ランスが、まったく、世話を焼かせやがって、と言うと、カロリアは、ん……ごめんね……、とランスに謝ります。
そしてカロリアはランスに、あの人達……ずっと言ってた、かろのこと、貴重だ、可哀想だって……、かろ……可哀想、なのかな……普通だって思っちゃ……ダメなのかな?と、聞きます。
んーー……まあ、そうだな、美少女は貴重な資源だ、そこらのブサイクと同じと思ってはいかん、ま、そのせいであんな変態どもに狙われるのは、ちと気の毒だがな、ま、ぶちのめしたからもう平気だ、次からは俺の側を離れるんじゃないぞ、がははは、とランス流の言い回しでカロリアを慰めます。
カロリアはランスに、……………うん!と、嬉しそうに返事をした後、ランスとカロリアは、連れだって帰途に就きます。
…ところでムシ共は何やっとったんじゃ、とランスが聞くと急にカロリアのムシ達が騒ぎ始め、寝かされとったんじゃああああ!うおおおおおおおぉ!カロリア~~、とじいさまが叫びます。毒やんも、うっ、うっ、一生の不覚だぜ……、と言い、火の子も、カロリア~~、火、吹けなかった……、ぼうぼう、とカロリアに言います。
ランスは、…一気にうるさくなったな、と言いますが、いいの、これがかろの、普通、とカロリアは嬉しそうに言います。
まとめ
この世で最後のムシ使いのカロリアですが、今回絶滅危惧種扱いされて、自然保安委員会ダーウィンに拉致監禁されてしまっています。スリープで強制的に眠らされて、気付いたら押し付けがましく、あなたを保護します、なのでカロリアもそりゃ怒ります。結局、ランス一行が現れて、カロリアを救出して無事に終わっていますが、あのまま監禁されてたら、自然保安委員会ダーウィンの連中、何してたか分からないですね。
次回、メナドの食券イベントです。
前回の記事です。
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