【ネタバレ】進撃の巨人 136話『心臓を捧げよ』 あらすじと感想

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別冊少年マガジン 2021年2月号に掲載されている進撃の巨人 136話のネタバレ、感想です。

 

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アルミンが「道」で出会ったのは

再び始祖の巨人の元へ

ファルコの巨人が人を乗せて飛んでいるのを見て、スラトア要塞にいる人々は鳥だとつぶやきます。後ろの方には、エレンの始祖の巨人と壁の巨人たちが見えます。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

ライナーはガビまで来ている事に怒りますが、ガビは、私だって戦えるのに!!と反論します。ライナーはガビを連れてきたアニにも怒りますが、アニはアズマビトの船が沈んでしまった事をライナーに伝えます。ファルコの巨人化に耐えらなかったようですが、キヨミは空を飛べる確証が無くても全て承知で行かせてくれた、とアニは言います。ライナーは巨人化しているファルコに、俺との約束を覚えているか?と話しかけます。ファルコはもちろんですよ、と答え、ガビを救い出すという約束は必ず守ると誓います。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

アルミン救出とうなじの爆破

アニはアルミンの居場所をミカサに効こうとして、わざわざピークは?と言い直しています。アルミンは巨人に囚われて命が危ない、アルミンを捕らえた巨人は尾骨の方にいるはず、とミカサが伝えると、アニはもちろん取り戻すよ、とアルミン救出にやる気を出します。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

さらにライナーが頭骨の方にピークがいて、うなじの爆破を狙ったが戦鎚の巨人に阻まれた事をみんなに伝えます。するとリヴァイが両方やるぞと言い、一方がアルミンを救助し、もう一方でエレンを狙ってうなじも攻撃するよう、二班に分かれて同時に実行するように言います。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

ミカサはエレンを殺すことになる作戦に、…でも、と難色を示しますがコニーは、相手は始祖の巨人なんだから、手加減して何ができるって言うんだよ!?と、ミカサに反論します。そして、ジャンもエレンを殺そうとミカサに言います。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

複雑そうな表情をするミカサにアニは、あんたはアルミンを救うことだけを考えな!!それ以外は考えなくていいから…、とミカサを納得させます。その時、ジークと接触する直前に対巨人ライフルでエレンの首を飛ばした時の事をガビは話します。光るムカデみたいなのが飛び出してエレンの首と繋がった…、それが始祖の巨人…、イヤ…、巨人の力の正体だとしたら…、また首を落とせばまた出てくるかも…、とガビは言います。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

一方、スラトア要塞ではアニの父親とエルディア人が、負傷者の手当を頼みにマーレ兵の所に行きますが、マーレ兵はエルディア人と分かると銃を向けます。そんなマーレ兵を見て、エルディア人も銃を構えてお互いにらみ合います。さらにマーレ兵が増え、さらにミュラー長官が出て来て銃を用意します。アニの父親とミュラー長官がにらみ合った後、発砲音が何発もミカサやアニ達の所に聞こえてきます。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

頭骨の方にいるピークの所へ

ファルコの巨人は始祖の巨人に向かって突撃しようとしますが、始祖の巨人が生み出した巨人たちは槍や弓矢を作り出し、ファルコの巨人に向かって放ちます。ファルコの巨人は槍や矢に向かって突進し、ライナーとジャンが始祖の巨人の骨に降り立ちます。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

ライナーは鎧の巨人となって無数の巨人の相手をしますが、始祖の巨人は僕を次々と増やします。無数の巨人の前にジャンは足止めされ、戦鎚の巨人に槍で貫かれている車力の巨人までたどり着けません。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

しかし、車力の巨人を解除しピーク自ら出て来て、槍の上を走り戦鎚の巨人に生身のまま走って近づきます。ピークは再び車力の巨人になると、戦鎚の巨人のうなじを食いちぎり戦鎚の巨人を倒します。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

さらに無数の巨人相手に苦戦しているジャンの元まで車力は来ると、他の巨人もうなじを食いちぎって倒します。しかし、背後から別の巨人が来ると車力の巨人は倒されてしまいますが、ピークはその前に巨人化を解除し生身となります。そして、再び巨人化して襲ってきた別の巨人のうなじを食いちぎります。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

車力の持続力なら私がやられない限り、勝つまで戦える、何百回でも、とピークは言い、ジャンに私に構わず爆薬を起爆するように言います。ジャンも理解したのか爆薬の起爆を優先しますが、さらに無数の巨人に阻まれジャンは起爆スイッチまでたどり着けません。ピークも、百回勝っても、敵が百万ならどうしようもないね…、とあきらめ気味です。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

尾骨の方にいるアルミン救出へ

巨人に捕まったアルミンを探すアニは、ベルトルトまで傀儡にされているのを見て許せない…、と怒りをにじませます。すると、ミカサがアルミンを捕らえた巨人を見つけますが、その巨人の特徴を上手くアニに伝えられずアニを怒らせてしまいます。コニーが、今一体だけ逃げたヤツだ!!と言い、豚か何かの巨人を指差します。アニはファルコに豚か何かの巨人を尾骨に追い詰めるように言うと、アニ、ミカサ、コニーは始祖の巨人の骨に降り立ちます。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

ファルコの巨人の上にいるリヴァイはジークを探しますが、負傷した状態では足手まといになるだけとリヴァイは苛立ちます。エルヴィンの命令をしくじったことは一度も無かったリヴァイですが、最後の命令だけ果たせないのは、ガキ共を海に届ける、そこまでの役目で、あそこで終わりだったのかもしれないとリヴァイは考えます。しかし、すぐに違うと否定し、俺達が夢見た巨人のいない世界は呆れるほどおめでたい理想の世界だったはずだ、そうでなければあいつらの心臓に見合わない、とリヴァイは考えます。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

再び豚か何かの巨人を仕留めようとするアニに場面は戻りますが、豚か何かの巨人を頭骨の方に逃がしてしまいます。焦るアニに対してミカサはアニの名前を叫び、アニはミカサのアンカーを掴んでミカサを豚か何かの巨人目掛けて投げます。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

豚か何かの巨人=オカピに止まるように言いますが、他の巨人が邪魔をして豚か何かの巨人をミカサも仕留められません。アニも加勢し邪魔をする巨人を倒していきます。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

しかし、豚か何かの巨人はベルトルトの方に逃げられてしまいます。さらにアニ達は無数の巨人に囲まれて絶体絶命のピンチとなってしまいます。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

動けないアルミン

ミカサ達が絶体絶命のピンチの一方で、アルミンの肉体は動けませんが、何故かアルミンの意識だけが肉体の外に出ている状態です。アルミンは自分の肉体に怒りをぶつけながら、動けよ!!と、叫びますがそれでも一向に動きません。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

その時、アルミンは砂を掴んでいることに気付き、もし本当に死んでいるなら脳に酸素が回らない状態でなぜ考えることができる?と、アルミンは自問自答します。そして、ここは「道」で現実であることに気付きます。アルミンは巨人の口のなかにいるはずなのに、なぜかみんなの状況がわかることから、エルディア人が皆「道」で通じて繋がっているから?と、推測します。そして何か…ここできるかもしれない、とアルミンは振り返ります。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

そこにはジークがいて、ジークは砂を集めて砂山を作っています。ジークがいる事に驚くアルミンですが、冷静にジークに話しかけようとします。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

 

…こんにちは、ジークさん、とアルミンは話しかけると、こんにちは、エレンの友達、とジークは目を砂山に向けたまま答えます。そして目線をアルミンに向けると、君もユミルに食われたか…、と話しかけます。

© 諫山創 進撃の巨人 136話より

まとめ

最終回まであと3話となり、物語もいよいよクライマックスをむかえます。エレンを説得したいミカサですが、既に話し合いの状況になくこのままエレンを殺すしかないのでしょうか。アニはミカサの味方っぽい感じで、まずはアルミン救出を優先するように言いますが、そのアルミンは「道」でジークと出会っています。この二人の出会いがどういう結果になるのか、ジークはアルミンに、君もユミルに食われたか…、と言っています。135話で始祖ユミルの姿がチラッと見えていた事も考えると、アルミンを食った豚か何かの巨人を出したのは始祖ユミルの可能性が高そうですね。

ミカサ達は多数の巨人に囲まれて勝ち目は薄そうなので、アルミンが今後どう動くかに注目です。

 

次回、ジークがアルミンに始祖ユミルの事を話します。

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