進撃の巨人 25巻には99話から第102話まで掲載されています。
前巻24巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
25巻の収録内容
© 諫山創 進撃の巨人 25巻より
99話 疾しき影
ファルコに案内された部屋にいたのは、マーレに潜伏していたエレンです。エレンがマーレに潜伏して今、自分の目の前にいることが信じられず呆然とするライナーです。エレンはライナーに座るように促しますが、上の建物に多くの住人がいることを示唆し、逆らえば多くの住人を殺すと暗に言っているようにもみえます。エレンの右手には傷がついていて、いつでも巨人化できる準備は整っているようです。
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一方、タイバー家の当主ヴィリー・タイバーが演説を行う会場では、アズマビト家の頭領やライナーの母親、アニの父親、マーレ軍の中枢などたくさんの人が参加しており、皆が演説を始まるのを待っています。
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100話 宣戦布告
タイバー家の当主ヴィリー・タイバーとマーレ軍のマガト隊長は演説会場に向かう馬車の中で、演説の最中に狙われた場合の想定を話しています。タイバーは既に演説の最中にマーレに潜伏した敵が襲ってくることを想定しており、自分自身が犠牲になる事も覚悟しています。その上で、タイバーは敵がマーレ軍を攻撃するなら、マーレ軍の無能な幹部も襲わせてマーレ軍を新たに再建する考えです。
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マガト隊長は分かったうえで演説中に敵に襲わせることは、犠牲が大きすぎるとタイバーの計画には否定的ですが、タイバーは自分達エルディア人が多く死んだとしても進めるべきだと決意は固いです。
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101話 戦鎚の巨人
タイバー家の当主ヴィリー・タイバーが全世界へ向けパラディ島 敵勢力へ宣戦布告を行うと同時にエレンは巨人化し、タイバーを握りつぶし食ってしまいます。エレンはタイバーを食った後、演説会場の観客席に向かってダイブし多くの人を巨人の体で潰して殺してしまいます。会場は混乱し戦士候補生たちも混乱の中、ゾフィアは飛んできた岩に潰され、ウドは逃げ惑う人たちに巻き込まれ死んでしまいます。
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場面変わってエレンに食われたタイバーの妹は、エレンが暴れまわる会場の中にいて巨人化し「戦鎚の巨人」となりエレンを攻撃します。「戦鎚の巨人」を継承したのは兄で投手のダイバーではなく妹の方で、タイバーが「戦鎚の巨人」を継承したように振る舞っていたのはエレン達 簒奪者の目を騙すためだったようです。
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102話 後の祭り
演説会場を襲撃されたマガト隊長は、マーレ軍を立て直すべく警戒中の陸軍や沖の艦隊の兵力を演説会場に集結させようとします。しかし、そこに調査兵団が立体機動装置を使って、演説会場に襲撃をかけマーレ軍の兵士やレベリオ収容区の建物を次々と攻撃していきます。
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一方、ミカサの雷槍で戦鎚の巨人のうなじを完全に吹き飛ばしたはずでしたが、戦鎚の巨人は死んでおらず、再び硬質化の能力で武器を作り出しエレンの進撃の巨人を攻撃します。ミカサに抱えられ脱出したエレンは何とか戦鎚の巨人の攻撃をかわし、さらに戦鎚の巨人の正体に気付きます。
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おまけ 進撃のスクールカースト – 意識高い系の姫
コミックのおまけマンガ、進撃のスクールカーストです。ヒストリアは意識高い系姫として、スクールカーストの頂点に立っていますが周りの人間すべてを見下していて、今の状況をつまらないと思っています。そんな時にヒストリアは普通の人、エレンを見つけます。
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まとめ
マーレに潜伏していたエレンはヴィリー・タイバーの演説中に突如巨人化し、マーレ兵士やマーレの一般人を、作戦の為とはいえ見境なく殺し始めます。昔エレン自らが無差別に巨人に街を破壊され母親を巨人に食われてしまいましたが、エレン当人が同じような事をここマーレでやっていますが、エレンは心の中では複雑な気持ちなのでしょうか。
そこに「戦鎚の巨人」の継承者、ヴィリー・タイバーの妹が巨人化し、「戦鎚の巨人」でエレンを「始祖の巨人」もろとも殺そうとします。そこに調査兵団も加勢し、レベリオ収容区での戦闘は混沌としてきます。
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26巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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