進撃の巨人 32巻には127話から第130話まで掲載されています。
前巻31巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
32巻の収録内容
© 諫山創 進撃の巨人 32巻より
127話 週末の夜
エレンを止めると決意したハンジは、ジャンとミカサを巻き込みさらに協力者を集めようとします。ミカサはエレンを止めることに賛成しますが、ジャンは本当にエレンを止められたとしても、その後の何十年もパラディ島は世界から憎悪を向けられてパラディ島を滅ぼすことになると、ハンジに反論します。
© 諫山創 進撃の巨人 32巻より
何度かハンジとジャンは、お互いの意見を言いあいますが、意見は食い違うばかりです。するとハンジは突然、大声で虐殺はダメだ!と主張します。そして、私はまだ調査兵団の14代団長だと言い、人類の自由のために心臓を捧げた…、仲間が見ている…、気がすると呟きます。
© 諫山創 進撃の巨人 32巻より
128話 裏切り者
エレンの虐殺を止めるため、ハンジ達やマーレ残党は飛行艇を使ってエレンに近づこうとしますが、フロック達イェーガー派に港を占拠されてしまいます。フロック達イェーガー派に確保された飛行艇や船を奪おうと、港を攻撃しようとアニは主張しますが、アルミンやジャン、コニーは港にいる元兵団の兵士から死傷者を出してくないと、港への攻撃に難色を示します。
© 諫山創 進撃の巨人 32巻より
129話 懐古
結局、港のイェーガー派と戦闘になってしまい、アルミン達はイェーガー派の兵士を殺すしかありませんでした。ライナーとアニも鎧と女型の巨人になって次々にイェーガー派の兵士を倒していきますが、それ以上にどんどん兵士の数が増えていき徐々に不利な状況になっていきます。場面変わってハンジとマガトは、救出したヒィズルの技術者から飛行艇を飛ばすのに十分な整備があっても、飛ばすためには最低半日はかかると言われます。
© 諫山創 進撃の巨人 32巻より
130話 人類の夜明け
ハンジ達とマーレ残党は船で何とかオディハへ向かい、飛行艇の離陸準備を行おうとします。しかし、既に故郷、レベリオや父親を救えないと分かったアニは、もう戦う理由がなくなった、戦いから降りると言いエレンを追う気力を無くします。ハンジは、レベリオやマーレの為でなく名も知らぬ人々を1人でも多く救えと、私たちに託すためにマガトは命を賭して私達を先に進めた、とマガトの想いを伝え、アニを説得しようとしますがアニは戦いを拒否します。
© 諫山創 進撃の巨人 32巻より
おまけ 完全に包囲されている 進撃のスクールカースト
謎の集団に拉致されたエレンを学校の仲間達が救出しますが、武器を持っていると誤解されて警察に包囲されてしまいます。皆、犯人扱いされて混乱してしまい、ヒストリアは前科持ちになってしまうと、完全に錯乱してしまいます。そこに唯一神ユミルがエレンの前に現れて…。
© 諫山創 進撃の巨人 32巻より
まとめ
この巻ではエレンを止める為、港での飛行艇の奪還から、船でマーレ海岸都市オディハへの移動と話が進んでいきますが、その間にかつての敵同士のハンジ達とマーレ全島との葛藤が書かれています。そして、とうとう地鳴らしが発動し、壁の巨人たちがマーレの海岸に到達してしまいます。アニは戦意喪失で脱落気味ですし、後巨人化できるのは、アルミンとライナーとピークとファルコですが、ファルコは経験が浅いのであまり期待できなさそうです。戦力的にも始祖の巨人に対抗するのは難しそうだし、エレンとの対話次第な気がします。
単行本33巻は2021年1月8日(金)発売予定となっていますが、2019年年末の「マガジン年末交流会」に参加した諫山創氏の直筆サインには、2020年の抱負として「連載完了!!」と書かれていました。
連載完了‼︎#進撃の巨人 #諫山創 #2020年の抱負#マガジン年末交流会2019 pic.twitter.com/suKnfDo3os
— 別冊少年マガジン【公式】 (@BETSUMAGAnews) December 26, 2019
2020年残りのスケジュールを考えると、単行本は33巻が最終巻となり、134話辺りで最終回と考えることも出来ます。それとも135話以降も続くのか?いつ最終回なのか?、今後の展開が気になります。
33巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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