【ネタバレ】東京卍リベンジャーズ 30巻のネタバレ、感想

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週刊少年マガジンで連載中の東京卍リベンジャーズの30巻の感想、ネタバレです。

30巻は、261話から269話まで掲載されています。

 

前巻29巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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30

30巻の表紙は佐野真一郎です。

© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 30巻より

261話 Opposite sides of the same coin

ついにマイキーと対峙した武道は、未来であった出来事をマイキーに話し、最後の決着をつけに来たことをマイキーに伝えます。その時、突然三途が大寿に刀で襲い掛かり、大寿は刀傷を負い倒れてしまいます。三途は武道がタイムリーパーであること知っていて、武道がマイキーの背負った業の深さを何も分かっていない、と叫びます。

© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 30巻より

 

さらに三途に続き半間も現れ、武道はマイキーだけなく、三途と半間も相手にすることになり絶体絶命のピンチになります。そこに千冬が現れ半間に殴りかかりますが、千冬もボロボロの状態で半間に返り討ちにあってしまいます。

© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 30巻より

262話 To rout and ravages

千冬に勇気づけられ、倒れていた二代目 東京卍會のメンバーが再び立ち上がり、関東卍會に立ち向かおうとします。しかし黒い衝動に染まったマイキーが、武道や他の二代目 東京卍會のメンバーを次々となぎ倒していき、さらには味方である三途や半間まで瞬殺してしまいます。

© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 30巻より

263話 Be strong

場面はマイキーが小学生の頃となり、マイキーは病気で入院していた母親に、弱ぇ奴はすぐ泣くぜ!!オレは泣かないよ、と言うと、オレが守るから帰ってきてよ、と母親に頼みます。しかしマイキーの願いも叶わず、マイキーの母親は3日後に病死してしまいます。マイキーは母親が病死しても、泣かないという約束を守ろうと、涙を流さないように我慢するようになります。そして、弱い奴やすぐ泣く奴を、極端に嫌うようになります。

© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 30巻より

264話 Not only the force but also

ドラケンと出会ったマイキーは、さらに場地、三ツ谷、パーちん、一虎を誘い、東京卍會を結成します。しかし、その後兄の真一郎が一虎に殺されたことを機に、“強い”だけじゃ駄目だと思うようになり、東卍を日本一デカいチームにしたいと思うようになります。マイキーは東卍を大きくすることで、真一郎を失った心の穴を埋めようとします。

© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 30巻より

265話 Stand by me

マイキーはその後、稀咲と出会い東卍に稀咲を入れようと考えます。稀咲を東卍に入れるという考えはドラケンに猛反対されてしまいますが、“強いだけじゃダメ”と考えるマイキーは稀咲を気に入るようになります。

© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 30巻より

 

マイキーは稀咲に、自分の中に黒い“何か”がある事や、たまに“何か”が広がって全てをぶち壊したくなる衝動に襲われる事を打ち明けます。そしてマイキーは、オレのそんな部分と付き合って欲しい、オレを導いてくれ、と稀咲に頼みますが、黒い“何か”に身を任せようとしたマイキーを止めたのは武道でした。

© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 30巻より

266話 Make vision a reality

再び場面は現代に戻り、武道はボロボロになりながらもマイキーに何度も立ち向かいます。たくさんの現代(みらい)を見てきた武道はマイキーを救おうとしますが、マイキーに一発も入れることが出来ません。そんな中、武道の未来視(ビジョン)に異変が起こり、一瞬先の未来が見えるようになります。

© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 30巻より

267話 To signal a counterattack

一瞬先の未来が見えるようになり、武道は進化した未来視(ビジョン)を使うことで、マイキーの攻撃を見切ることに成功します。武道は何度もマイキーの攻撃を見切ってかわす事で、マイキーの動揺を誘います。そして、ついに武道はマイキーに一発、パンチを入れてぶっ飛ばすことに成功します。

© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 30巻より

268話 Another such

武道はマイキーと互角に戦えるようになり、マイキーが抱えているデカい闇から救いたい、という想いをマイキーに訴えます。マイキーは“黒い衝動”が何かを今牛若狭から教えてもらった、と言うと、“一つ目の世界線”のままならオマエもこんなに苦労しなかったろうな、と意味深な事を武道に教えます。そして、“黒い衝動(オレの呪い)”は愛から生まれた、とマイキーは言うと、佐野真一郎がタイムリーパーだった事実を武道に明かします。

© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 30巻より

269話 All things must pass

場面は真一郎が初代黒龍(ブラックドラゴン)を結成、解散した頃に戻ります。真一郎は亡くなった父親の墓に向かって、マイキーを立派に育ててみせる、と誓います。しかし、マイキーは真一郎に買ってもらったコンコルドのプラモデルで遊んでいる時に、階段から落ちて頭を打ち、意識不明の重体となってしまいます。

© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 30巻より

 

真一郎は自分が買ってやったコンコルドのプラモデルが原因でマイキーが大けがをしたと分かり、ひどく自分を責めます。そして、マイキーはそのまま植物状態となってしまい、意識が戻らないまま4年が過ぎてしまいます。信一郎は4年の間、マイキーを献身的に介護し続けていました。

© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 30巻より

まとめ

30巻では、武道とマイキーのタイマン対決、マイキーの過去編、そして真一郎編が描かれています。武道とマイキーのタイマンでは、一度マイキーが敵味方構わず倒していき、抗争は終わってしまったかと思われましたが、武道だけは再び立ち上がります。そして、進化した進化した未来視(ビジョン)を使うことで、マイキーをぶっ飛ばすことに成功します。その後、マイキーから真一郎がタイムリーパーであることが武道に明かされ、真一郎編が始まりました。どうも世界線がいくつかあるようで、最初の世界線ではマイキーは植物状態になってしまっていました。ここから真一郎がタイムリープしてマイキーを救い、”無敵のマイキー”として無事成長していくのでしょうが、その後“黒い衝動(オレの呪い)”がどうやって生まれるのか、この後の展開が気になります。

 

11月16日に発売された週刊少年マガジン 2022年51号で、東京卍リベンジャーズは完結しています。

© 週刊少年ジャンプ 2022年51号より

最終巻・31巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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