ジャンプSQ 2019年4月号に掲載されているワールドトリガー 176話のあらすじと感想です。
前回の記事はこちらです。B級ランク戦 ROUND7 昼の部、決着しました。
ヒュースの噂
B級ランク戦3位浮上
B級ランク戦 ROUND7で大量得点を獲得した玉狛第2は、次の試合に備えて各々備えますが夜の部は見ずに、個人ランク戦や別の用事でいったん解散します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 176話より
三雲は今日の試合を振り返って宇佐美と話し、ヒュース加入で玉狛第2のチームがいい状態だと感じます。しかし、ROUND7の試合前に感じたイヤな予感を未だに拭いきれず、三雲はモヤモヤしたままです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 176話より
宇佐美は三雲とヒュースの意見の対立時にあとあとモメるかもしれない、と思っていてそれが嫌な予感に繋がると感じていましたが試合後の話し合いでも特に不満を感じなかったので、宇佐美もイヤな予感が分かりません。そこに菊地原から勝利を祝うメッセージが来て、三雲はこの件に関して質問してみます。しかし、菊地原からもこれという回答はなく悩みはそのままです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 176話より
そこに歌川から宇佐美に連絡があり、ヒュースの素性を公表していないか確認してきます。ヒュースはネイバーですが、それを隠して外国人としています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 176話より
どうやらラウンジでC級隊員の間で噂が出ているようで、菊地原が聞いた内容だと玉狛第2の新入りはネイバーではないかと話していたそうです。確かにヒュースはB級ランク戦で上位チーム相手に大活躍だったので目立ってしまっています。ヒュースがネイバーとバレてしまうと大問題ですが、三雲のイヤな予感はこの事だったようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 176話より
ヒュースの噂が今後広まると問題になるかもしれないという事で、三雲はヒュースをもっと目立たないようにするべきかとも考えますが、それだと大量得点は難しく三雲は悩みます。その時、迅からのアドバイスを思い出し三雲はボーダー本部へ向かいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 176話より
根付の対策
ボーダー本部 メディア対策室に入ると根付と東が既にいます。三雲はヒュースの噂の事を相談しようと、根付に話しますが根付は既に噂の事を知っています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 176話より
三雲は根付にボーダー本部の公式発表としてヒュースがネイバーだという噂を否定欲しいとお願いしますが、根付は拒否します。ヒュースがネイバーなのは事実なのでその場しのぎでウソを発表するのは危険だからです。しかし噂がこのまま広がるのも見過ごせず、噂に対して別の対処をします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 176話より
ヒュースは元々、高いトリオン能力をかわれて玉狛第1に配属される予定だったが、迅がS級隊員からA級隊員に戻ったため玉狛第1に戻り、その為ヒュースがスライドして玉狛第2へ編入された、という噂を流すと言います。そしてその噂は東の名前で流して信憑性を高めます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 176話より
もし仮にこの噂がさらに問題になったときは東の責任ではなく、根付の指示だったという事にして、東は責任を負わないという算段も考えられています。
自分が相談する前に、既にヒュースの噂に対する対策は考えられていて終わっていました。
© 葦原大介 ワールドトリガー 176話より
根付がヒュースの噂対策をしてくれることに感謝していると、東から意外な人物の名前が出てきます。雨取が大丈夫かと聞かれます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 176話より
まとめ
三雲のイヤな予感の正体は、ヒュースの正体、ネイバーだという事がボーダー全体に知られることへの潜在的な不安でした。ボーダーへ相談に行きますが、根付が既に対策を考えていて、根付の案が実行されれば問題なさそうです。
それより東が雨取を心配していたことが気になります。
次回、いよいよB級ランク戦 最終戦 ROUND8の対戦相手が決まります。
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