ジャンプSQ 2021年12月号に掲載されているワールドトリガー 214話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。三雲は就寝前に、諏訪から話しけられます。
戦闘シミュレーション演習で練習試合
ユニットの性能がチームごとに違うと分かり、でもそれじゃどう考えても、うちが……、と香取は言いかけますが、途中で言うのをやめます。香取がまた何か言ってくると思い、三雲がドキリとしています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 214話より
ルール確認
1回、全員でルールの確認をすることになり、日程から確認していきます。日程は、戦闘シミュレーション演習が三日間行われ、そのあと特殊戦闘シミュレーション演習が二日間行われます。1チーム対1チームでネット上のシミュレーションで対戦し、1日合計10試合行われます。さらに日によって勝った時もらえる点数に差があり、初日より2日目、3日目の方が点がでかいように配分されています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 214話より
得点が後半の方が大きく設定されている理由を、三雲は後半の方がソフトの操作に慣れてくるだろうから、対戦のレベルも上がるはず……、みたいな理由と推測します。結局、現時点では確かな理由はわからないという事で、初日は明日以降に活かせるネタを見つけるのが最重要だと、諏訪は全員に指示します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 214話より
そして、全員で対戦ソフトを起動し、まずは出撃ユニットがどんなものか確認していきます。ユニットにはそれぞれパラメータが設定されていて、結構細かく設定されています。三雲は他の人に比べてパラメータが低く設定されているようで、とくにトリオンや攻撃能力が低いように見えます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 214話より
チュートリアルを読んでいくとルールの説明が書かれていて、お互いが150秒間ですべてのユニットの動きを設定、その後15秒間ですべてのユニットが行動するようです。かわりばんこじゃなくて、同時にユニットが動き出すようです。ほかにも、1試合は6ターンで終わることや、勝利条件などが書かれていて、めんどくさそうさがぷんぷんしているわ、と香取は若干うんざりしています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 214話より
さらにユニットの動かし方の説明を見ます。ユニットには行動力というパラメータが設定されていて、この数値を消耗しながら行動し、全ユニットが行動力を使い切るとターンを終了するようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 214話より
実際にユニットを見てみる
実際に動かしてみた方がわかりやすい、と練習試合を行ってユニットを動かしてみることになります。実際にユニットを出してみると、ユニットの回りだけ明るくなっていて、それがユニットの歯科医の広さになっています。さらにユニットから扇形のやつが出ていて、これがメイン・サブ2つのトリガーの射程範囲を表しているようです。この射程範囲に敵が入ると、トリガーで自動的に攻撃する仕組みのようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 214話より
この射程範囲を動かしたり、トリガーを切り替えたりして、MAP状況に合わせて動かしていく感じのようです。隠岐のトリガーは射程が細長いですが、狙撃トリガーはそんなもののようで、道をふさいだりする感じで使うようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 214話より
さらにバッグワームにも扇形がついていて、これは攻撃を避けるかどうかの判定に使われているっぽい、と宇井が隠岐に解説しています。宇井が試しに1ターン動かしてみようと、練習試合を開始しようとしますが、読みが外れたら盛大にすれ違って、このターン何も起きない可能性があるわよね?と、香取は読みが外れた場合の事を心配します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 214話より
しかし、移動には追跡移動というものもあって、レーダーか視界で相手が見えていれば、狙った相手を自動で追跡する動きも選択できるようです。それを聞いた香取は、全部を追跡移動に設定して、ユニットを早くぶつけて戦闘で勝とうとします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 214話より
練習試合、開始
実際に行動を開始し、それぞれのユニットが設定された動きに従って行動し始めます。香取のユニットは三雲を見つけ、三雲に近づいていきます。あと少しで三雲にメイントリガーで攻撃できるところまで香取は近づきますが、三雲は突然どんどん退がっていきます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 214話より
追跡行動を設定している香取のユニットは、三雲をどんどん追跡していきますが、その先で狙撃トリガーを構えていた隠岐のユニットにやられてしまいます。一方、隠岐のユニットも、前進してきた諏訪のユニットにやられてしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 214話より
逃げた三雲に対して、練習にならないと怒る香取ですが、三雲は香取が追いかけて来そうなのを予測して、あらかじめ退がっていくように行動を設定していたようです。諏訪も隠岐の狙撃位置をあらかじめ予測して、隠岐の居場所を読んで攻撃したようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 214話より
トリガーとか、スキルとか細かい話はあるようですが、大体の流れはこんな感じだと、宇井が言うと、諏訪は三雲に、いけそうか?と、話しかけます。三雲は手応えを感じたようで、思ったより、いろんなことができそうです、と諏訪に返事をします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 214話より
まとめ
今回は、戦闘シミュレーション演習の説明で1話、まるまる使っている感じいです。日程のルールで戦闘シミュレーション演習と、特殊戦闘シミュレーション演習が出てきましたが、特殊戦闘シミュが普通の戦闘シミュとどう違うのか現段階ではまだ分かっていません。どんな違いがあるのか気になりますね。
他にも複雑なルールの説明が色々ありましたが、かなりややこしい感じになっていて、戦闘シミュレーション演習は慣れるまで時間がかかりそうです。早くルールに慣れたチームから有利になる感じでしょうか。
次回、他のチームも戦闘シミュレーション演習に備えて、準備を行います。
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