ジャンプSQ 2022年5月号に掲載されているワールドトリガー 221話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。二日目の総合順位が届き、諏訪7番隊は最下位を脱出します。
二宮の選抜試験での狙い
絵馬は特別課題の結果に不満
絵馬は特別課題の得点が71点であることが不満で、80くらいあってもいいだろう……、と文句を言います。しかし、二宮は文句を言わず結果を受け入れ対策しろ、と言い、さらに明日も似たような課題があったら絵馬にやらせると言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 221話より
絵馬は、適材適所って言葉を知らないのかよ……、と不満をつぶやきますが、東はあんまり気負うなよ、と絵馬を気遣います。雨取も絵馬を励ましますが、二宮は雨取に対しても、おまえ次第で勝てた試合がふたつはあったぞ、と戦闘シミュをもっと改善するように催促します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 221話より
一方、木虎からメールを貰った東は木虎に電話をして課題のアドバイスをします。しかし、あれで十分だと言う東に対して、それでも納得がいかない木虎は東との回答の違いを教えて欲しいと質問します。すると東はジャンケンに例えて、安定を求めて画一化した戦術だと、遠征先で相性の悪いトリガーに当たった時何もできず全滅する危険性もある、そうならないように隊員、戦術、トリガーなどあらゆる手札に『幅』を持たせる狙いが、今のランク戦にはある、と自分の考えを木虎に伝えます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 221話より
木虎は東の考えを聞き自分の点数に納得し、地に足をつけて『次』に臨める、と東に言います。東は400字以内という条件で考えればお手本レベルの答案だと木虎を褒めますが、それでも木虎は400字という条件から無意識に逆算して「ほどよくまとまった答え」で満足してしまったとも言える……、と考え、やはり木虎は自分の解答に満足しません。さらに東が二宮8番隊の特別課題は二宮の指名で絵馬がやったと木虎に教えると、木虎は感覚派代表の絵馬が担当したことに驚きます。東は二宮が選抜試験で若手を鍛えるつもりだと、自分の考えを木虎に伝えます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 221話より
木虎との電話を切った東は絵馬や木虎の反応を思い出し、見守るだけが俺の役目じゃないと考え、絵馬に特別課題のアドバイスを行います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 221話より
柿崎3番隊では影浦と犬飼が衝突
一方、柿崎3番隊では別役が死んだような表情で食事をしています。藤丸が、あたしのメシそんなまずいかぁ?と、言いますが、別役は返事もカタコトで返す感じで反応が乏しいです。別役がこうなったのは犬飼のせいだと、影浦は言い特別課題の担当決めの時の事を話題にします。特別課題の担当を決める時、別役は戦闘シミュの成績を気にして自分が戦闘シミュを抜けてやった方がまだマシかも……、と全員に話します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 221話より
しかし、そんなネガティブな理由では特別課題はさせられない、そもそも本人が頭使うのは苦手って言てるし、かなり分の悪い賭けだと思うけど、と犬飼はかなりストレートに言ってしまいます。影浦はやらせてみればいい、勝手に決めつけるな、と言って犬飼と言い合いをしてしまいます。結局、隊長の柿崎の犬飼が一番向いてそうだという判断で、特別課題は犬飼が担当することになりますが、別役はすっかりヒネてしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 221話より
別役がヒネてしまった原因は犬飼にあると責める影浦ですが、別に別役を悪く言ったつもりはなく、チームのための意見を言っただけ、と犬飼は影浦に反論します。さらに、なんでも感情論で進めるわけにはいかないでしょ?影浦隊はそれでも大丈夫なのかもしれないけど、と犬飼は言い影浦を煽る形になってしまい、藤丸がケンカすんなと二人を注意します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 221話より
ベッドのある部屋に戻った柿崎は犬飼に、あんまりカゲを煽るなよ……、と注意しますが、犬飼はたぶんこれがベストなんですよ、と柿崎に答えます。犬飼は以前、影浦から考えている事と顔が一致しなくて気持ち悪いと言われており、なるべく思ったまんまを喋るようにしている、と犬飼は柿崎に言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 221話より
閉鎖環境試験ではちょくちょくモメるかもですけど、柿崎に当てにしてもらった戦闘試験ではちゃんとやるので安心してください、と犬飼は柿崎に対して言いますが、柿崎は影浦と犬飼を採った理由は戦闘試験だけじゃない、と言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 221話より
照屋が点数を疑問に思い…
一方、トップを独走する水上9番隊ですが、照屋が水上9番隊だけこんなに点数が高いのはどう考えても変だと言い、どうなっているのかちょっと調べてみませんか?と、水上に提案します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 221話より
まとめ
二宮8番隊では、絵馬が特別課題に悪戦苦闘したり、点数に納得できず悩んだりしていますが、東の考えでは二宮は若手を鍛えて伸ばそうとしているようです。
一方、柿崎3番隊は仲が元々悪かった犬飼と影浦が言い合いをし、その影響で別役がすっかり落ち込んでしまっています。柿崎はこの隊を上手く、取りまとめることが出来るでしょうか?
そして、トップを独走中の水上9番隊は照屋が、自分のチームの点数に疑問を持ち始めます。2位以下にあまりに点差をつけて独走しているので、いくらなんでもおかしいと感じたようです。水上は戦闘シミュの事をチームメイトに打ち明けるのでしょうか?
次回、照屋は他のチームでトラブルが起きていないか、電話で訊こうとします。
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コメント
すごい。
なんでこんなシチュエーションで
おもしろい話しに出来るんだろ。
普通は間延感出ると思うけど。
というか、普通はそもそもこんな話し
作らないと思う。
たしかにB級ランク戦が終わって、話がどうなるか少し心配でしたが、全然そんな心配必要なかったです。
遠征選抜試験編は、チームメンバーがシャッフルされて、キャラが別の魅力を出している所も面白いですよね。