ジャンプSQ 2023年2月号に掲載されているワールドトリガー 230話のネタバレ、感想です。ジャンプSQ 2023年2月号は一挙、2話掲載です。
前回の記事はこちらです。戦闘シミュ③が始まり、諏訪7番隊はまずは柿崎3番隊と対戦します。
戦闘シミュ③、初戦は北添4番隊に大敗
第1試合は柿崎3番隊
戦闘シミュ③では、予定通り三雲達はユニットを混ぜた3つの『分隊』で挑みます。スナイパーの隠岐のユニットは、基本的に隠岐が担当します。そして、古寺隊からもらった情報を元に、三雲のユニットは全てレイガストを両手に装備し防御力をアップしています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 230話より
第1試合の柿崎3番隊は、1日目、2日目では共に負けています。しかし、3日目は作戦通り、3つの分隊が連携することで4ターン目が終わった時点では2体のリードを取ることに成功します。三雲のユニットも昨日よりやられにくくなっており、古寺隊との情報のやり取りが役に立っています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 230話より
第1試合は惜しくも引き分け
続く5ターン目で4体差のリードを得ますが、最終6ターンでは影浦のユニットに攻撃を何度も避けられてしまい、影浦のユニットを倒しきれず結果的に、諏訪7番隊は柿崎3番隊に4体差の引き分けとなります。悔しい結果となりますが影浦は『回避』のパラメータが高いし回避系のスキルもあるという事で、気を取り直して次の第2試合に取り掛かります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 230話より
第2試合は北添4番隊
第2試合は北添4番隊で、1日目は負けていますが2日目は諏訪7番隊が勝っています。三雲は相手の初期配置は昨日と似た形なので、今日もメテオラの砲撃が来るのは間違いないと予想します。メテオラはどこに落ちるかで防御の方向が変わりますが、直撃を受けない限り、三雲以外は全周シールドで耐えられるようです。そこで、三雲達が考えた対策は全周シールドでメテオラを防ぎつつ、三雲ユニットは両手にレイガストで前方のアタッカーとスナイパーを警戒、さらに三雲ユニットの背中は他のユニットの全周シールドで守る、というものでした。分隊方式なら、こういう複雑な陣形も動かしやすくなります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 230話より
この陣形でメテオラを対策しつつ、一斉に通りを渡って、北添の砲台を3カ所同時に攻撃しようという作戦です。3ターン目で、諏訪、香取、三雲の3つの分隊は作戦を実行しようとしますが、三雲の予想に反して北添は昨日と違い、メテオラを集中砲火してきます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 230話より
北添ユニットのメテオラの集中砲火をくらい、香取分隊は大打撃をくらいます。諏訪分隊は運よくメテオラ集中砲火が当たりませんでしたが、三雲分隊も同じくメテオラ集中砲火が当たり、ユニットが3体やられてしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 230話より
結局、香取分隊はメテオラ集中砲火で4体やられてしまい、三雲分隊も3体やられてしまいました。北添4番隊は、固まって突破して来るのを見越して、集中砲撃でシールドを割って来る作戦に、3日目は変更したようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 230話より
試合は11体差の大敗
読まれた……、というよりこっちの動きが誘導されていましたね……、と三雲は北添隊の動きを分析します。諏訪7番隊と同様、北添4番隊も『一発ネタ』を考えていたようで、その『一発ネタ』がきれいに刺さってしまいました。試合は11体差で諏訪7番隊の大敗、という結果になってしまいました。
© 葦原大介 ワールドトリガー 230話より
序盤で勝って勢いをつけたかったところですが、大敗という結果に宇井と隠岐はチームのテンションを心配します。一方、北添4番隊の部屋ですが、この作戦は染井の作戦だったようで、作戦が完璧に決まったという事で北添と南沢は嬉しそうにしています。菊地原だけは、前から戦闘シミュはもうこれだけでいい、と思っていたようで、当然といった反応をしています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 230話より
ここで菊地原は、……ここまでボコボコにしちゃってよかったの?と、染井にだけ話しかけます。菊地原も香取が昨日、やる気をなくしていた事に気付いていて、11体も差をつけて勝って良かったのか、気にします。しかし染井は、葉子は大丈夫、と菊地原に断言します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 230話より
さらにやる気を出す香取
染井は香取の性格をよく分かっているようで、たぶんやる気が出ると思う、と菊地原に言います。その言葉通り、香取は自分のチームが大敗してもさらにやる気を出しており、やるじゃん、華、と笑顔でつぶやきます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 230話より
そして、まだ2試合目でしょ?ここからガンガン勝てばいいのよ!と、香取は言うと三雲に奮起を促します。三雲も香取の言葉にやる気を再び出し、次の試合に備えます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 230話より
まとめ
戦闘シミュ③が始まり、諏訪7番隊は初戦から連勝して勢いをつけたい所でしたが、柿崎3番隊には惜しくも引き分けとなり、北添4番隊には11体差の大敗をくらってしまいます。北添4番隊のメテオラ集中砲火の作戦が刺さり、3ターン目で7体差がついたのが致命傷でした。しかし、香取はやる気を失うことなく、このメテオラ集中砲火の作戦が染井の作戦と気付いたのか、さらにやる気を出してここからガンガン勝てばいいと三雲に奮起を促します。ここから諏訪7番隊は勝ちを伸ばせるでしょうか?
ジャンプSQ 2023年3月特大号に掲載予定だったワールドトリガー 231話ですが、葦原先生 体調不良のため休載となりました。
次回、諏訪7番隊は第3試合以降、連勝を重ねます。
最新刊25巻を購入される方は、こちらから。
発売中のコミック25巻のネタバレ、感想も書いています。
コメント