ジャンプSQ 2025年7月号に掲載されているワールドトリガー 253話のネタバレ、感想です。ジャンプSQ 2025年7月号では一挙2話掲載です。
前回の記事はこちらです。水上は最終日に逆転される可能性がある事をメンバーに伝え、全員で残業を行うことにします。

閉鎖環境最終日が開始
閉鎖試験最終日の朝、三雲はカプセルベッドの中で目を覚まします。起きる時にカプセルベッドで頭をぶつけてしまいますが、ぐっすり眠れたようで体も軽く感じ、調子はいいようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 253話より
諏訪7番隊のメンバーが朝食を取りつつ、会話をしています。宇井が夜いるオペ部屋にはカプセルベッドと普通のベッドがあるそうですが、ぐっすり眠れるという事で宇井はずっとカプセルベッドを使っているそうです。そんな会話をしていると、宇佐美の声でアナウンスが流れてきます。第1試験最終日の連絡事項として、5つのお知らせがあるそうです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 253話より
連絡事項として5つのお知らせ
まず一つ目のお知らせとして今日の『仕事時間』は昨日までと同様19時までですが、審査官による審査と評価は18時で終了になるそうです。通信デバイスで他の臨時部隊と連絡が取れるのも18時までで、それ以降は第2試験が開始されるまで通信デバイスで連絡できなくなるそうです。二つ目のお知らせとして、各チームの隊長は18時から19時までの間に、『隊長評価』のタスクを消化するように指示があります。その後、19時10分に第1試験の順位が発表され、19時15分より第2試験のルール説明が行われるそうです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 253話より
それと同じタイミングでA級隊員にも第2試験のルール説明が行われるそうで、A級隊員は各チームの隊室で説明を受けて、第2試験の開始まで他の隊と連絡が出来ず、この辺りの条件はA級隊員と臨時部隊の隊員で同じようです。三つ目のお知らせとして第2試験では飲み水は比較的、簡単に入手できるそうですが食べ物はなく、各チームで用意するように指示があります。最初に私物の持ち込みで使用した個人コンテナに入れた物のみが、隊員と一緒に第2試験へと転送されるルールのようです。お弁当を用意する必要が出てきたので、閉鎖環境試験の夕飯の時に、お弁当分の食材を残しておく必要が出てきました。
© 葦原大介 ワールドトリガー 253話より
長時間戦闘試験は臨時部隊全員 対 A級部隊全員
四つ目のお知らせとして第2試験『長時間戦闘試験』の概要が告げられ、長時間戦闘試験は臨時部隊全員対A級部隊全員の形の戦闘試験になる事が告げられます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 253話より
その他の詳しいルールは、19時15分からの第2試験のルール説明で説明があるようです。第249話でオペレーターもフィールドに転送されて戦闘に参加する、というルールが長時間戦闘試験で追加されるという事が匂わされていましたが、19時15分からのルール説明ではっきりしそうです。
また諏訪は、一つ目のお知らせであった18時以降は通信デバイスで他所のチームと連絡できないのは、細かいルールを聞いてから第2試験に向けた作戦会議をさせないためと推測します。一晩あれば第2試験に向けて戦略が練れそうですが、上層部は事前の打ち合わせをして欲しくないようです。そして五つ目のお知らせとして最終日は、特別課題は出題されないと明言されます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 253話より
香取は『隊長評価』について諏訪に質問しますが、隊長が隊員に点を付けるもので、試験前の隊長面接のときに説明があったようですが、運営から指示があるまで隊員には言うなという指示が隊長にあったようです。そして9時になると、諏訪隊は最終日のデスクワークに取り掛かります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 253話より
三雲は分担課題に取り組みますが、1位とは 620点差、3位とは400点差ありますが、昨日の様に急激に追い上げてきた若村隊のパターンを見ているので、残業で稼いだ分だけで持ちこたえられるか……?と、三雲は少し不安を感じます。全員が分担課題に取り組んでいると通信デバイスに生駒からメールが届きます。香取が、イヤな予感しかしないわ、と言っていますが、生駒が送ってきたメールは生駒らしく変わったメールでした。
© 葦原大介 ワールドトリガー 253話より
生駒からのメールは食材・おかずの支援のお願い
メール内容としては、王子2番隊の台所を預かっている生駒は食材を使い切ってしまったようで、第2試験に持っていくお弁当に仕えそうな食材がないそうです。食パンを焼いてジャムを塗る形で第2試験に臨めなくもないが、それだけだとチームの士気が下がり食べ盛りの辻が不平も言わずじっと堪える姿が不憫でなりません、と生駒は全員の情に訴えます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 253話より
そこで、生駒は他チームから食パンに合う食材・おかずを支援して欲しいとメールでお願いしています。支援の見返りとして支援してくれた方々の中から、1名様に生駒達人を1日召使にできる券を、2名様に「鹿のや」のどらやき10個入りセットを、4名様に水上敏志の魂を差し上げます、という内容も付け加えられています。ちなみに水上敏志の魂の箇所では、水上本人がツッコんでいます。このメールを見た諏訪は、宇井に何か食材が余っていないかを確認します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 253話より
宇井は、余らせようと思えば、と答え、諏訪は宇井に、何か適当に見繕ってやってくれ、と指示します。同じ生駒隊の隠岐も、生駒を助けたげて、と宇井にお願いします。香取は、ほっとけばいいのに……、と言いますが、諏訪は第2試験では王子隊も味方になるので、テンション下げられても困ると香取に答えます。また、香取も三雲のアイデアを若村隊に教えて助け舟を出した事を、諏訪は引き合い出します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 253話より
香取は、そうだっけ?ふーん……まあいいけど、ととぼけますが、結局玉子が使えそうなので、玉子サラダを王子隊に提供する事で話はまとまります。生駒には諏訪がメールをすると言う事で、諏訪隊は再び分担課題に取り組みます。三雲はあれこれ考えても仕方がないと考え、今できることに集中し昨日のドアの故障のような『隠し課題』が来たらその時考えればいい……と分担課題に集中する事にします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 253話より
しかし、三雲が密かに期待したような予定外の出来事は何も起こらず、あっという間に18時となり『隊長評価』のタスクに取り組む時間になります。古寺6番隊では早速、古寺が隊長評価を行おうとしていました。
© 葦原大介 ワールドトリガー 253話より
まとめ
第253話では、閉鎖試験最終日が始まり宇佐美から最初に5つのお知らせが通知されます。隊長評価のタスクを18時から19時の間に消化する事、第1試験の順位が19時10分から発表されること、19時15分から第2試験のルール説明が行われること、第2試験用のお弁当を用意する事、第2試験では臨時部隊全員対A級部隊全員の戦闘試験になる事などが通知されました。
第2試験のお弁当を用意しなければなりませんが、王子隊の生駒は食材をほぼ使い切ってしまったようで生駒は他チームの全員に支援のお願いメールを送っています。第212話で緑川がはりきり過ぎてあっという間に食材を使い切ってしまう流れと見た、と言っていましたが、食パンとジャムは残しているとはいえ緑川の予想はある程度当たっていましたね。
© 葦原大介 ワールドトリガー 212話より

次回は隊長評価を隊長が行いますが、各チームの隊長はどんな評価を下すでしょうか?
次回、500点を五人で分ける形で、各チームで隊長評価が行われます。

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