ジャンプSQ 2025年8月号に掲載されているワールドトリガー 255話のネタバレ、感想です。ジャンプSQ 2025年8月号では一挙2話掲載です。
前回の記事はこちらです。各チームの隊長が、それぞれ隊長評価を行います。

閉鎖環境試験、終了
諏訪7番隊の隊長評価
あと1時間で最終日の仕事時間が終わろうとしていますが、三雲は何か逆転のチャンスを期待していたようです。しかし結局何も起こらず、三雲は本当の『自力』で戦うと自分は戦況を覆せない事を忘れちゃだめだ、と自らを律しています。そして、最後に残った諏訪7番隊の隊長評価を諏訪が行います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 255話より
諏訪は三雲に500点、全部入れると言いますが、なんでそうなんのよ!?と香取が反論します。すると諏訪は、この試験は『遠征選抜』で7番隊から遠征行きが出るかどうか、この試験の一番の肝はそこだ、と説明します。7番隊で今回の遠征を狙っているのは三雲だけで、遠征に選ばれてもおかしくないだけの働きを見せたと諏訪は思っていて、なら三雲に点をぶっ込むのは普通だろ、と三雲に500点全部入れる理由を説明します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 255話より
それでも香取は納得せず、たしかにシミュとかは役に立ってたけど……、メガネの弱点は実際の戦闘でザコいところじゃん!選ばれる資格があるかどうかはまだわかんないでしょ!と、諏訪に反論します。諏訪はだから戦闘試験次第で合格の目が残るようにしとくんだよ、と香取に答えて、また香取は京介の件があるので三雲が遠征選抜に受かった方が都合がいいだろと指摘しますが、香取はそれはそれ、これはこれ、とやはり納得しません。香取は隠岐と宇井の意見も聞きますが、二人とも諏訪の考えに納得しているようです。三雲にも意見を聞きますが、三雲はこれでいいとは思っていないようですが、正直ポイントは欲しいと、本音を語ります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 255話より
全員の意見を聞き、諏訪はやはり三雲に500点入れようとしますが、香取は絶対に譲らず、納得いかないと駄々をこねます。最終的に諏訪は香取に100点を与えて、好きなように分配するように提案、香取もそれで納得します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 255話より
香取は諏訪に20点、宇井に15点、隠岐に15点、三雲に50点と分配、意外にも自分には1点も配点しませんでした。結局、三雲が450点となり、他は香取が配点した点数で決着します。隊長評価も終わり、諏訪隊は19時までの残りの時間で1点でも稼ごうと、課題に取り組みます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 255話より
閉鎖環境試験最終日、仕事時間終了
そして、19時になり閉鎖環境試験最終日、仕事時間が終了し、ノートパソコンがロックされます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 255話より
19時10分に最終順位が発表されますが、その前に諏訪から、7日間よくやってくれた、一先ずおつかれさん、と隊員たちに閉鎖環境試験での労をねぎらいます。さらにお前らのおかげで、上層部からの諏訪の評価も上がっただろう、多分、と自分の事にも触れつつ、最終結果がどうなろうと、それは隊長の俺の責任だと言い、だからお前らは順位が良かったら俺に感謝しろよ、と諏訪は笑いながら言い、香取は、うーわ、うざ、とつぶやきます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 255話より
最終順位、諏訪隊は3位
そして、19時10分になり、最終順位が発表されます。1位は水上隊、2位は古寺隊と水上隊は1位を死守しました。諏訪隊は3位と、最後に古寺隊に抜かれました。以下、4位が水上隊、5位が若村隊、6位が北添隊、7位が歌川隊、8位が二宮隊、9位が来馬隊、10位が柿崎隊、11位が王子隊となっています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 255話より
古寺隊の今まで貯めていた課題の解答を一気に最終日に入力する作戦で、諏訪隊は古寺隊に抜かれて3位となっています。それでも最下位スタートで3位フィニッシュなら上出来だ、胸張れよ、と諏訪は3位の結果に納得しています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 255話より
1位を獲れなかった古寺隊では…
諏訪は心の中で、3位に落ちたうちよりもあいつの方が凹んでんだろうな、とおそらく古寺の事を気にします。一方、1位を狙っていた古寺隊ですが、40点差で2位に終わり目標の1位は達成できませんでした。奥寺と三浦は悔しがりますが、六田は2位でもすごいと古寺に言います。しかし古寺は昨日、こうなる可能性を考えていましたが、結局何も対策をしませんでした。
© 葦原大介 ワールドトリガー 255話より
若村隊が急激に得点を伸ばし、課題の解答を貯めておく戦術を他のチームが気付くかもしれない不安がある事を古寺は気付いていましたが、今まで時間外労働を十分すぎるほど皆にやってもらっていて、さらに「念のためにもっと働け」と古寺は隊員たちに言えなかったそうです。敗因はおれの保身と判断の甘さです、申し訳ない、と古寺は隊員たちに頭を下げると、木虎は、そうかもしれませんね、と答えます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 255話より
木虎は、古寺が言いにくいなら自分に委任してもらえれば、私が容赦なく残業の指揮を執りました、第2試験ではもっと私たちを上手く使ってください、と古寺に言います。きつい言い方に聞こえますが、木虎らしい発言ともいえ、古寺もそこは分かっていてありがとうと答えます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 255話より
一方、1位を死守した水上隊では水上が隊員たちに、みんなのがんばりのおがけやな、とお礼を言っています。しかし、照屋だけは渋い顔をしていて、全力でやった自負はあるが、自分の力で1位を獲った感じがしないのが不満のようで、第2試験ではもっとチームの力になってみせる、とやる気を出します。なんだかんだ初日からずっと1位、完全勝利だと荒船が言い、初の隊長でこの結果ならリーダーに向いてんじゃないか?と、水上に聞きますが、水上はその考えを否定します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 255話より
いよいよ試験は第2試験へ
やればやるほど、こんなん俺には向いてへんって思うわ、と水上本人はリーダーに向いていないと言い、戦闘試験は荒船がやってもいいと言うと、荒船は、おまえが先にやられたらな、と水上に答えます。その直後、選抜試験運営から、これから第2試験のルールを説明するというアナウンスが流れます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 255話より
まとめ
第255話では、諏訪隊の隊長評価が行われ、諏訪は7番隊で唯一遠征を狙っている三雲に500点、全部を入れようとします。しかし、香取は納得せず駄々をこねます。諏訪は妥協案として、香取に100点を渡し好きなように配分するように言います。ここで香取は自分には得点を入れず、諏訪や宇井、隠岐にそれぞれ配点します。諏訪や宇井、隠岐が0点なのが香取は納得できなかったようで、なんだかんだチームメイトを大切にする香取らしい行動でした。
そして閉鎖環境試験が終了、1位は水上隊が死守し、古寺隊は40点差で惜しくも1位にはなれませんでした。そして、第2試験のルールを運営が始めようとした所で終わります。第2試験の長時間戦闘試験がどんな内容なのか、ルールが明らかになるので次回が楽しみです。
次回、第2試験の長時間戦闘試験の詳細なルールが明らかになります。

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