ワールドトリガー 14巻には、第116話から第124話まで掲載されています。
目次
14巻の収録内容
14巻の表紙は、影浦隊の絵馬ユズルです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 14巻より
第116話 迅 悠一⑨
B級ランク戦、第4戦で早々にベイルアウトとなった三雲は部隊強化策として、S級の迅を玉狛第2に勧誘するという荒業を迅に提案する。三雲はB級上位の壁を感じていて、このままでは次の近界遠征の遠征部隊に選抜されないと危機感を持っています。
迅は、玉狛第2はまだデビューしたばかりの新人なので、自分を追い込み過ぎだと指摘しますが、三雲が焦る原因は空閑を少しでも早く遠征に参加させたいからでした。
© 葦原大介 ワールドトリガー 14巻より
第117話 林藤 陽太郎
捕虜にした元・黒トリガー使いのエネドラから、「新たに近海からの攻撃が予測される」と情報を得て、緊急防衛対策会議が始まります。今回はアフトクラトルと従属関係にあるガロプラ、ロドクルーンの二つの国のどちらかが攻めてくる可能性が高いようですが、今回は迅の予知ではボーダーの人間にも街の人にも被害はないようで、相手の狙いが今のところ不明です。
© 葦原大介 ワールドトリガー 14巻より
第118話 雨取 千佳⑤
空閑をボーダー本部開発室に呼んだ鬼怒田開発室長は、エネドラにガロプラ、ロドクルーンの二つの国のさらに詳しい情報を聞きますが、エネドラはこの二つの国に詳しくないと言います。さらにアフトクラトルは「神」選びで身内がごたごたしている事と、ヒュースに気をつけるように言います。
一方、雨取は「捕捉&掩蔽訓練」の訓練後に絵馬に会い、絵馬から力になれるかもしれないと言われます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 14巻より
第119話 アフトクラトル⑤
雨取が人を撃てないという弱点をカバーする方法として、打った相手が吹っ飛ばないようにする、ライトニング+鉛弾の組み合わせを提案します。鉛弾は重くする効果にトリオンをごっそり使うので舎弟と弾速がかなり落ちますが、ライトニングはトリオン能力が高いほど弾速がUPし、雨取には桁外れのトリオンがあるので実践でも有効だと推測します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 14巻より
第120話 アフトクラトル⑥
空閑と三雲は、アフトクラトルのハイレインは次の「神」候補として、配下の中で一番トリオンがでかい人を新しい「神」にするつもりで、ハイレイン直属「エリン家」の当主、ヒュースの主君がその候補としてあがっている事をエネドラから聞きます。
エネドラは今捕虜になっているヒュースは、ガロプラ、ロドクルーンの手下の国が近づいてくると分かっていれば、国伝いにアフトクラトルに帰ろうと必ず接触すると言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 14巻より
第121話 ガロプラ
ヒュースが自室で一人いる時に、ガロプラ、ロドクルーン、玄界の位置関係を隠し持っていた機械でチェックしています。エネドラの言っていた通り、自国アフトクラトルに帰れる機会をうかがっています。
場面変わって、ガロプラの遠征部隊隊長ガトリンが全員に今回の任務について、決定事項を伝えています。アフトクラトルからの指令は玄界の「足止め」の為、玄界の基地への攻撃を行うことに決めます。玄界の恨みを買ってまで、トリガー使いや「雛鳥」は狙わない考えです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 14巻より
第122話 木虎 藍⑤
三雲は以前、嵐山隊に訓練をしてもらった礼を言いに来ましたが、そこで時枝からトリオンが少ない三雲に合った戦法を教わるなら、木虎に教わった方がいいと助言を受けます。木虎はもともと銃手としてB級にあがっていましたが、トリオン量の少なさから途中からスコーピオンを使うようになって前よりずっと勝てるようになったそうです。
木虎から厳しい事を言われいったん断られますが、三雲が本気の覚悟、態度を示した事で少しだけレクチャーしてもらえます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 14巻より
第123話 ガロプラ②
木虎からトリオン量が少ない三雲には「スパイダー」を使って、部隊のエースを援護する戦い方が合っていると助言を受けます。三雲もこの戦法に内心、手応えを感じて早速チームメイトと作戦を練ろうとします。
一方、空閑は何故か加古隊隊長の加古に捕まり、自分のチームに入るように勧誘を受けます。空閑は自分達で遠征部隊入りや、A級を目指すと断りますが、加古は執拗に勧誘を続けるので、個人ランク戦のところに行けません。
© 葦原大介 ワールドトリガー 14巻より
第124話 ガロプラ③
次回B級ランク戦まで後、30分というところでガロプラが基地に対して侵攻を開始します。予定通りランク戦は行うべく、ランク戦参加の部隊は除いた人員で基地防衛にあたります。
場面変わってヒュースは自室にいますが、隠し持っていた機械でガロプラとロドクルーンのトリオン兵が近づいているのを知り、早速動きます。陽太郎が居眠りしている隙に、トリガーは「蝶の楯(ランビリス)」を見つけようとしますが、見つからず仕方なく属国ガロプラとの接触を優先しボーダー本部基地を目指します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 14巻より
まとめ
三雲は前回ランク戦で早々にベイルアウトしてしまった事から責任を感じて、部隊の教科を出来ないか色々考えますが、木虎の助言から新しい戦法への一歩を掴めました。
それと同じく、アフトクラトルと従属関係にある国ガロプラが、玄界を足止めするべくボーダー本部基地を襲ってきました。迅の予知により太刀川がぶった斬られる未来が見え思ったより厄介な敵の可能性が出てきました。
おまけ本体 裏表紙
影浦隊隊員、オペレーター、高校生、仁礼 光の作者説明。的確にゾエさんを見殺しにするパワー型軍師って。。。
© 葦原大介 ワールドトリガー 14巻より
前巻、13巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
次巻、15巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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