週刊少年サンデー 2018年30号に掲載されている湯神くんには友達がいない 71話のネタバレ、感想です。
キャッチャー門田の湯神に対するイライラも、主にマネージャー城戸のおかげで解消されました。湯神・門田バッテリーの不仲も終息し、地区大会はいよいよ佳境で、今回は去年いい所なく負けた超高校級スラッガー、南田がいる北条学院高校との試合です。5巻より以下が南田です。かわいい彼女もいてチームからもやっかまれています。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 5巻より
北条学院高校戦
門田の分析
次の対戦相手は北条学院高校です。去年も北条学院高校とは地区予選で対戦していますが、結果は0-2で負けています(5巻23、24話参照)。今年も対戦という事で、門田は北条の超高校級スラッガー、南田を研究中です。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
しかし門田の家族にいきなり次は負ける予感しかしないと言われてしまいます。原因は、祐くん(=湯神裕二)のワケのわからない受け答えです。ピッチングで大切にしている事と言われて、「今は寿限無ですね」と答えて、皆を困惑させています。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
そしてこの笑顔です。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
湯神のセルフコントロール
綿貫は、湯神の寿限無は試合前に音楽を聴いて集中力を高める方法に近いのではないかと、解説します。しかし綿貫さん、本当に湯神の事が分かっているように見えます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
当の湯神は独特の方法で、試合本番でストライク、三振にしとめるイメージを固めて、セルフコントロールを行っています。目指すは甲子園出場、親からの一人暮らしの許可です。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
そして試合当日、いきなり三者三振にしとめて最高のパフォーマンスを出せています。門田も大満足です。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
湯神は絶好調ですが、上星の他のチームメイトは全然駄目で、打つ方でかすりもしません。駒井も三振に倒れて、上星も三者三振です。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
湯神対南田
2回になっていよいよ相手4番南田の打席です。南田も去年、湯神に三振にされたことは覚えています。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
門田はカーブを要求し、湯神は指示通り投げますが南田にジャストミートされてしまいます。叫んでいるのは湯神のおばあちゃんです。
湯神の祖母、登代子に妹の裕子、綿貫、藤沢が応援席で応援してくれています。ちなみに、南田の打球は仁堂のファインプレーでアウトです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
無事ワンアウトにしますが、藤沢の解説通り上星が北条学院に勝つにはかなり厳しそうです。この後、快は進み絶好調の湯神の好投で無失点に抑えますが、一方の上星打線も北条学院の投手スズキを打ち崩せず、こちらも無失点のままです。どうでもいいですが登代子、おじいさんの遺影持っています、そこまでしなくても。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
6回まで進み以前、両者無失点のままです。上星の攻撃ですが、駒井は小心者な性格だけあって、まだ緊張しています。ここで湯神の言葉を聞いて自分のやりたい事、自分の願いを改めて問い直します。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
そして駒井は、野上の祈りがこめられた幸運のお守りに関するやりとりを思い出します。駒井は手芸部に入り浸っていたので、野上ともよく話していましたが、お守りを貰えるまでの中になっていたとは、小心者の駒井にしては驚きです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
と思わせぶりなシーンが来たと思ったら、お金とられていました。野上さん、お守り位上げようよ。500円とられる、駒井が不憫です。しかもまだこの程度の仲なのに打てたら、野上に告白するとか言っている駒井もある意味すごいです。結局この打球は平凡な内野ゴロでアウトになりました。駒井が無駄に撃沈せずに良かったです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
続いて湯神の打席です。前のめりに構えて、相手投手を投げにくくしていますが以前それでデットボールをくらってケガしそうになった事を忘れているのでしょうか。門田、久住は嫌な予感しかしていません。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
が、ここは相手投手が湯神の狙い通りのアウトコース低めに投げてくれて、二塁打です。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
続く4番打者は堅実に送りバントで湯神を3塁に送り、送りバント成功です。ここで南田が何故チームの4番にバントさせるのか質問します。南田中心の北条学院では、おそらく4番に送りバントをさせるのは考えられないのでしょう。ここで湯神はうちの4番はただの4番目のバッターだよと言い、南田が衝撃を受けます。多分南田は勘違いしています。4番打者でもチームの為なら犠牲になれる、みたいに受け取っているようですが、上星は単純に湯神以外ヒットを打てる可能性が低いので、バントしただけです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
続いて仁堂の打席です。門田が先輩らしく仁堂にアドバイスしますが。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
さすが仁堂、先輩といえども他人の言う事なんて全然聞きません。しかしこの打球が右中間を抜けて、先制点です。仁堂も三塁打で、三塁まで進みました。門田も、「お前の勘が正しかったよ」と仁堂を認めます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
門田の意地
ここでさらに追加点のチャンスです。門田はどうしても追加点が欲しいと意地を見せます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
ぼてぼての3塁ゴロになりましたが、全力疾走で1塁に滑りこみセーフとなります。門田は意地を見せて、追加点を奪取しました。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
とうとう2点を奪取し、残り3回抑えればいよいよ決勝進出です。上星のベンチも勢いにのってきましたが、門田だけが何かこそこそしています。城戸にテープが欲しいと言っています。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
怪しかったですがやっぱり、門田は1塁に滑り込んだとき手を痛めていました。キャッチャー門田がケガしてしまい、後3回抑えられるのでしょうか。湯神の「うちはお前がケガしてもおしまいだからな」の言葉が重いです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 71話より
まとめ
今回の話はちゃんと野球しています。まるで野球漫画みたいです。
湯神の調子が絶好調のうえに、2点獲得できました。後7、8、9回を抑えれば勝ちという所で、門田が負傷してしまいました。見た目ではこのままキャッチャーを続けるのは難しそうです。一時期門田と正捕手の座を争っていた、仁堂が代わりにキャッチャーに出る展開になるのでしょうか。どういう展開になっても、大波乱の展開になりそうです。
次回、南田率いる北条学院高校に追い詰められていく湯神です。湯神は北条学院高校に勝利できるでしょうか。
前回の記事です。
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